10-FEETのあの日、あの時 1
2012年9月13日 (木)
’97年結成直後の、現存する唯一のグループショット。左よりKOUICHI、NAOKI、TAKUMA
唐突ながら9月19日、10-FEETが通算7枚目となる最新フル・アルバム『thread』を発売する。前フル・アルバム『Life is sweet』(2009年)と同一感覚の激しいチューンと、長い活動キャリアより刻まれた年輪が醸し出すウェットでハートフルなチューンが見事なまでに共存共栄した“超力作”だ。今作発売と、10月よりキックオフされる新たな全国津々浦々ツアー、“thread”TOUR 2012-2013実践で、彼らが“次なるステージ”へと飛翔することはもう、誰の目から見ても明々白々だ。
そうした環境にいるなか、ここで改めて彼らのキャリアをメンバーの言葉を挟み、ときに自分の現場目撃談を交えつつ振り返ってみよう。洋楽ロックのLINKIN PARK、MARILYN MANSON、そしてTHE OFFSPRINGでも同様のストーリー連載をすでにスタートしているのだけどその3バンド同様、10-FEETも各メンバーの幼少の頃を間近に見て、バンドが駆け出そうとしたその瞬間を知る人は、今現在の関係者の間にはほぼいないと言っても過言ではない。よってしばらくはメンバー3人が語ってくれたタイムラインをまとめながら、その間に自身のコメントも挿入するというスタイルの記事が続く。
改めて言うまでもなく、10-FEETは京都府出身のトリオ編成によるロック・バンド。TAKUMA(vo,g,key,blues harp/本名:三田村卓真/’75年8月14日生まれ)、NAOKI(b,vo/本名:井上直樹/’77年8月24日生まれ)、KOUICHI(ds,background vo/本名:中岡浩一/’75年9月12日生まれ)なる顔ぶれだ。先月35歳になったばかりのNAOKIが振り返ってこう言う。
「小学校低学年の頃は、やんちゃっていうか落ち着きがないってよく言われてましたね。スカートめくりとかも得意でしたし(笑)。通信簿の父兄への連絡欄にもよくそう書かれてましたもん。だから将来なにになりたいとかもなく、それ以降もホント将来とか全然考えてない感じで生きてきた気がしますね。将来なりたいものは?っていうのも書いた記憶がまったくなくて(笑)」
で、KOUICHIが続いた。昨日(9月12日)めでたく37歳を迎えた。
「うーん…どういう子やったかな…活発やったとは思います。スポーツやってたんで。サッカーです。運動をけっこうしてましたね。で、学校終わったら外で遊んで。そのせいか、ゲームとかは今でもあんまりやらないですね。うん、常に外で遊んでた記憶があります」
そして、先月37歳になったTAKUMAだ。
「ボクは…やかましかったですね、常に。ギャーギャーワーワー言ってて。ちょけて(ふざけて)ばっかりでしたから(笑)。面白いことを常に言いたい、みたいな。だからクラスで笑いとんのは得意でした」
メンバーの誕生日が8、9月に集中してるのは…奇遇でもなんでもなく、単なる偶然だ(笑)。
そういう3人が音楽に入っていく経緯とはこうだ。TAKUMAは幼少の頃アニメソングをよく聴いていたそうな。
「アニメソングってロックっぽいヤツがけっこうあるじゃないですか。自分にとって音楽がただ聴くだけのものじゃなくなっていったきっかけがまさにそれで、ガンガン歌うように。親父がカラオケ大好きで、ギター弾きつつよく歌ってたりしたんで、それをマネたりとか。で、中学んときにカラオケにいくようになって。で、いくと、めっちゃ本気なんですよ、ライヴをやってるような感じで(笑)。あのときマジで音楽してたなぁと思いますね。小学6年でBON JOVIにスゴくハマり、それから逆にX JAPAN、ZIGGY、BOOWYといった邦楽を聴くようになり、METALLICAとMEGADETHを知り、それを機会にぐんぐんメタル、ハード・ロックに入っていったんですね。実は楽器は最初はギターじゃなく、ドラムをやらされそうになったんですね(笑)」
NAOKIが言う。
「演奏するっていうことに興味を持ち出したのが中学2、3年ぐらい。友達にギターを持ってるヤツがいて、弾いてるのを見て“カッコイイな”って思って。で、高校1年のときにバイトで貯めた金で初めてギターを買ったんです。当時はとにかく、実は簡単なのに“スゴい”って言われそうなフレーズばっか練習してましたね(笑)。誰でも知ってるような洋楽っていうので最初はDEEP PURPLEの「Smoke On The Water」で、同級生の前でいきがって弾いてました。それからさらに洋楽を聴くようになり、MR.BIG、GUNS N’ ROSES、AEROSMITHをとおり、高校2、3年のときにGREEN DAY、THE OFFSPRINGを聴いたことがきっかけで、パンク・ロックに入っていったんです」
そして、サッカー少年だったKOUICHIはこういうふうに音楽を聴き出し、楽器も始めた。
「ボクには兄貴がいるんですね。中学2年のときBOOWYを聴かされて…っていうかもう常に家んなかで流れてたんで、“コレ誰?”とかって訊いたんでしょうね。それで教えてもらい、ついでに映像も見せてもらい、(高橋)まこと(ds)さん見て“オレ、ドラムやりたい”って。そのとき兄貴はベースをやってました。だけどスティックがないので、取り急ぎ割り箸を代わりにして(笑)。スティックより全然細いし、短いんですけど、なんとかやれてて。その後兄貴がバンド仲間からスティックをもらってきてくれて、部屋で『少年ジャンプ』を段違いに積んでロートタムっぽくして叩いてました(笑)。そして中学3年のとき初めて兄貴のライヴに連れていかれ、あまりの音のデカさに酔ってしまい途中で帰りました。“ライヴってこんなにしんどい場所なんや”って(笑)。衝撃でしたよ。今でも覚えてますから。あの音の迫力っていうか。家ではあんなん絶対味わえないじゃないですか」
もちろんメンバーそれぞれなのだけど、3人とも自然と音楽にのめり込み、楽器をやり始めている。それにしてもだ、KOUICHIの初ライヴ観戦のとき、あまりの音のデカさに酔ってしまい途中で帰ったっていうのはスゴい、逸話中の逸話だ(笑)。TAKUMAにとっての初めての楽器がドラムだったっていうのは意外だった。今回取材して初めて知った。でだ、先に「やらされそうになった」と言っているところが、またミソだったりする(笑)。連載次回は、その話からお届けすることにしよう。
10-FEET 最新作ニュース
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10-FEET 3年ぶりニューアルバム!
10-FEETニューアルバム「thread」9月19日発売決定!初回盤DVDには今年の京都大作戦の映像を収録!
■■■ 有島博志プロフィール ■■■
80年代中盤よりフリーランスのロックジャーナリストとして活動。積極的な海外での取材や体験をもとにメタル、グランジ/オルタナティヴ・ロック、メロディック・パンク・ロックなどをいち早く日本に紹介した、いわゆるモダン/ラウドロック・シーンの立役者のひとり。2000年にGrindHouseを立ち上げ、ロック誌GrindHouse magazineを筆頭にラジオ、USEN、TVとさまざまなメディアを用い、今もっとも熱い音楽を発信し続けている。
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同時連載中の「あの日、あの時」シリーズ & GrindHouse × HMV
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