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James Ihaプロデュースの注目バンド!

2011年10月25日 (火)


プロデューサーにJames Ihaを迎えた注目のポップバンド、Raymond & Maria!

Jobs Where They Don't Know Our Names
スウェーデンのグラミーも受賞した、今注目のバンドRaymond & Mariaが遂に日本デビュー。今回のアルバムは、James Ihaが彼女達の新曲のデモを聴いたことからJames Ihaによるプロデュースが実現!透明感のある優しい女性ボーカル。シンプルながら心に残るアコースティックなメロディ。楽曲達には、都会的クール感と、自然の中のオーガニックな優しさを感じる事ができる、マジカルな1枚となっております。

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◆ Raymond & Maria インタビュー ◆



1.まず、こちらのインタビューに答えてくれるメンバーの自己紹介をお願いします。

Raymond & MariaのボーカルのMariaと、ベースのJohanです。今日は2人が代表してインタビューに答えていきますが、普段は全員で曲を書いています。

2.Raymond & Mariaのバンド結成のきっかけと、メンバーとの出会いを教えてください。

Johan、Staffan、Perの3人が、他のバンドとして活動を始めたのが最初です。それから3人とも、今に至るまで一緒に活動をしています。 Johanが「嘘の無いボーカルを探しているんだ」と、友人に言った事から、ある日私が歌っているデモ音源を耳にする事になり、私の歌を気に入ってくれて、一緒にバンドをやらないかって。私は妹といつも一緒に歌っていたので、バンドに参加するのなら彼女も一緒が良いだろうなと思って妹も誘い、今の5人組になりました。 私たちは人々に対して、声を大にして伝えていくべき大事な事があると感じていて、それは私たち以外の皆にとっても、同じように大切な事なんじゃないかって思っています。

3.影響されたアーティストや、今あなたたちが好んで聴いている音楽はありますか? また、日本アーティストで好きな方はいますか。

素晴らしいアーティストは大勢いるけれど、中でも、ABBA、Bob Dylan、The Smiths、Blondieが大好きです。それと、日本アーティストではピチカートファイブがメンバー全員大好きです!

4.今回James Ihaのプロデュースでアルバムが制作されましたが、彼との出会いのきっかけと、一緒にアルバムを作る事になった経緯を教えてください。

Jamesが私たちのデモ音源を聴いて、一緒に仕事がしたいってメールをくれました。彼は私たちの大好きな憧れのギターリストの1人だったので、もちろんすっごく嬉しかったです。 実際に会ってみてもとても良い人で、ニューヨークにある、彼のスタジオStratosphere Soundに私たちを招いてくれて。 Jamesは私たちがやりたいようにレコーディングの進行をさせてくれました。ファイナルミックスでは、彼の絶妙なセンスで、サウンドの深みや音の良い部分を引き出してくれ、まるで夢のような出来事でした。

5.レコーディング時の苦労やエピソードなど教えてください。

これはまだJamesに会う何年か前に私たちの故郷、スウェーデンでファーストアルバムをレコーディングした時の事、当時レコーディング機材の使い方をよく理解していなかったので、何曲かはマイクが変な方向を向いたまま録音してしまい、余計な音が入ってしまいました。その結果、キメの粗い音になってしまったことがありました。 ラッキーな事に、今回のStratosphere Soundでのレコーディングではその辺の面倒を見てもらう事が出来たので、作業で頭を抱える必要も無かったんですよ。笑
実はアルバムの中の何曲かに、Jamesが色んな楽器で参加してくれています。"Nora Wellington Jones"という曲では彼も歌っていて。とても短いフレーズで、目立たないようにミックスされてあるのですが、Jamesがそこにいるのは確かで、"hello, hello, hello"って歌っているんですよ。
その曲では彼の友人でもあり、Stratosphereスタジオの共同オーナーのAdam Schlesinger(IVY)も参加してくれました。彼のバンド、IVYは私たちの大好きなバンドの1つでもあって、彼らの初期の頃の楽曲にはとても影響を受けました。特に"Realistic"というアルバムは大好きです。
ですので、今回のレコーディングの中でも、その曲の作業の時間は特別で、本当に忘れられないものとなりました。Jamesは"Remember me"という曲の最後のコーラスの部分でも、アグレッシヴなフィードバックギターを弾いてくれて、とってもクールでした。

6.今回は大都会ニューヨークにあるStratosphere Soundスタジオと、ノルウェーの自然豊かなOcean Sound Recordingsのスタジオでレコーディングをされたと聞きました。Raymond&Mariaの音楽の都会的な部分と、自然を感じる部分はどのような所だと思いますか?

ニューヨークとノルウェー、それぞれ異なる環境下でレコーディングが出来て、本当に嬉く、何より楽しかったです。レコーディング時に、普段の生活とは違う環境に行く事って大切だと思うんです。
ニューヨークは素晴らしい場所で、スタジオにはニューヨーク特有の刺激的なフィーリングが立ちこめていました。毎日美味しい持ち帰りのゴハンをランチに食べて、大きな街の生活って良いもんだなって感じたり。笑 もちろん、ニューヨークで僕らが感じた都会的な空気もいくつかの曲に込められたと思います。例えば、"The Fish Are Swimming Slower Every Year"とかね。スウェーデンの外に出て、実際に人々が英語を話して生活している場所で、その曲の歌詞と向き合う事が出来たのも良かったなって感じています。
春先にはノルウェーのOcean Soundスタジオに行き、Jamesもプロデューサーとして一緒にそこで作業をしました。海の真横にスタジオが建っていて、見事なまでに美しい環境の中、その頃は雪が溶け始めていたので、泳ぎにも行ったりして。レコーディング中は全員でスタジオに滞在し、好きな時にいつでもレコーディングが出来て、本当に素晴らしい時間でした。

7.アルバムのタイトルの由来を教えてください。また、今回のアルバムのコンセプトや、どのように曲順が決定したか教えていただけますか?

よい質問ですね。"Jobs Where They Don't Know Our Names"というアルバム名は、私たちの事を気にも留めない人々や社会のために、多くの人々が働いている事実を歌ったものなんです。彼らが気になるのはお金の事ばかりで、私たちの名前や、ささやかな生活の事なんて知ろうともしないでしょ? アルバムの曲を書く時に1曲1曲独立したものとして作っていったので、アルバムの曲順を決めるのはとっても難しかったです。

8.地元スウェーデンでは、CDがチャートの上位に食い込み、更にスウェーデンのグラミーを受賞したということで、とても注目をされていると思いますが、賞を取る前と後、あなたたちを取り巻く環境はどのようにかわりましたか?

何と言ったらいいか、難しいですね。
私たちは、自分たちのペースでやってきたのですが、おそらく、音楽で人々の心に何かを届ける事がひとまず出来たのだと思っています。
何か人々に向けて伝えたい事がありやってきた事なので、そうやって反応が返ってくる事がなによりも嬉しくて、周りからそのように評価をしてもらえた事は本当に最高の出来事です。私たちのメッセージを多くの人が受け止めてくれたって事だと思っているから。
たまたまJamesが私たちの作品を気に入ってくれ、一緒に仕事をしたいと言ってくれた事が、私たちをもっとも勇気づけて後押しをしてくれました。それが今の私たちの状況かな。もちろん、今回日本でリリースできる事もとっても嬉しくて、日本の皆さんにも私たちのメッセージが届いて、気に入ってくれたらいいなって願っています。

9.今回日本デビューとなりますが、日本の食や文化、ファッションなど、興味があるものはありますか?

日本とスウェーデンの間には、繋がりがあるといつも感じています。
それはグラフィックデザインや、アート、建築や音楽だったり。もちろんそれらが全然違うものである事も確かで。しかし、何かがそこにあるように感じていて。それらに対する温度や空気感だったり、2つの遠く離れた国だけど、近いものを感じています。

それと、日本の文化や古代・現代建築、人々の親切なところや、心のナイーブなところがとても素晴らしいものだと感じていて、心惹かれることが多いです。私たち2人とも数年前に日本に行った事があるのだけれど、洗練された文化や、風流な部分を肌で感じる事が出来ました。
あと、そう! スタジオジブリ・宮崎駿のアニメーションも大好きで、物語の流れや雰囲気に魅了されて、何度も何度も繰り返し見たりしています。

10.最後に、日本のファンにメッセージをお願いします。

いつか日本にまた行きたいです。その時はツアーが出来たら良いな!私たちJohanとMariaは、Raymond & Mariaの中でも唯一日本に行った事のあるメンバーなので、次回はメンバー全員で行きたいと思っています。
私たちが日本へ行った頃、1月の東京の空は真っ青で、とっても美しかったのを今でも覚えています。素敵な人々と出会う事も出来て、しかし他のメンバーは私たちの話を聞いた事があるだけだから…。実現するといいなって思っています!
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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Jobs Where They Don't Know Our Names

CD

Jobs Where They Don't Know Our Names

Raymond & Maria

価格(税込) : ¥2,305
会員価格(税込) : ¥2,120
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発売日:2011年11月16日
入荷日未定

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価格(税込) : ¥3,399
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発売日:2009年02月17日

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