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Thursday, October 6th 2011

interview

Divine Ascension

女性リード・シンガー擁する話題のメロディアス/シンフォニック・メタル・バンド、DIVINE ASCENSIONのシンガーのジェニファーとKeyのデイヴィッドのインタビューを掲載! !

--- バンド結成時期に関して教えていただけますか?

デイヴィッド・ヴァン・ペルト(以下 D) 2004年ロブ・イングリス(ギター)とルーク・ウェンクゼル(ドラムス)の二人のメンバーで結成されたんだ。その後2005年中頃6人のメンバーになって正式にDIVINE ASCENSIONとしてスタートをした。

--- 現在のバンド・メンバーが知り合うきっかけは何だったのでしょうか?

D : 地元メルボルンのミュージシャンを対象としたローカル・オンライン・フォーラム“Melband”を通じて知り合った。 サイモン・マホニィ(ベース)はジェニファー・ボルグ(ヴォーカル)が在籍していた カヴァー・バンドでドラムを担当していた。彼はベース・プレイヤーとしても優秀だったんで俺たちのバンドへはベース・プレイヤーとして加入してもらったんだよ。

--- バンド名の意味と由来を教えて下さい。

D : 人々の幸福を願う歌詞の内容を反映したバンド名前にしたかったんで、Ascension(上昇する、上る。the Ascensionでイエス・キリストの昇天を意味する)というバンド名がぴったりだと思ったんだけど、Ascensionというバンドが既にいたから、Divine(神の、神聖な、人間を超越した、天上の)を頭に足したんだ。 まだ登録されていないバンド名を見つけるのには本当に苦労したよ。ロブが最初にAscensionというバンド名を思いついたんだけどこれは、他のバンドが既に登録してしまっていた。ルークのDivineを足したらというアイデアで試してみたらしっくりくる感じだった。グーグル・サイトで早速調べてみたら、まだ使われていないことが確認出来たんでDivine Ascensionに決めたんだ。

--- 現メンバーは全員オリジナル・メンバー?またはメンバー・チェンジがあったのですか??

D : ロブ・イングリス(ギター)、カール・スズリック(ギター)、ルーク・ウェンクゼル(ドラムス)そしてジェニファー・ボルグ(ヴォーカル)の4人がオリジナル・メンバー。デイヴィッド・ヴァン・ペルト(キーボード)とサイモン・マホニィ(ベース)が結成当時のメンバーに代わって加入したんだ。

--- ジェニファーへの質問です。影響を受けたシンガーを教えて下さい。

ジェニファー・ボルグ(以下J) シンガーではなく女性シンガー・ソングライターから影響を受けたの。特にトーリ・エイモスに多大な影響を受けた。私のヴォーカル・スタイルはミュージカルの影響が大きいと思う。特にこのシンガーが好きという事はなくてユニークな歌声を持つシンガーが好きかな。

--- Divine Ascensionに加入する以前はどんな活動をしていたのですか?

J : 4歳の頃から歌ってダンスするのが好きだったの。16歳の時ジャズ・アンサンブルとツアーでオーストラリア国内のジャズ・クラブで歌った。その後数々のカヴァー・バンドや子供用劇のセッション・シンガーとして歌っていたの。

--- デイヴィッドの影響を受けたキーボード・プレイヤーは?

D : キース・エマーソンに多大な影響を受けた。高度なクラシック&ジャズのテクニックの持ち主なのにショーマンシップに溢れたユニークなステージパフォーマンスが大好きだ。他にはリック・ウェイクマン(イエス)、ジョーダン・ルーデス (ドリーム・シアター)、ミック・ミカエリ (ヨーロッパ)等からは作曲方法やアナログとデジタルのキーボードを融合させた奏法に影響を受けた。でも一番は先述のキース・エマーソンだ、ハモンドC3にナイフを突き刺して乗っかって演奏したりグランド・ピアノを演奏時に回転させたりしたパフォーマンスが大好きなんだ。

--- 2007年に制作したDEMO CD にはどのような曲が収録されていたのですか?

D : 本作収録の”Garden Of Evil” ”Vision Divine”そして本作には収録されていない”The Darkness”の計3曲。”The Darkness”は現在無料でダウンロード聴くことが出来る。

--- このCDは、正式にリリースされたのですか?

D : 正式なリリースはしていない。あくまでも宣伝目的でファンや友人そして業界関係者に配布。主にライヴのブッキングのプレゼン用に配布した。

--- その時のリアクションは如何でしたか?

D : とても良かったよ。新しいファンの獲得に非常に役に立った。このCDをきっかけに地元メルボルンで有名なラジオ局3RRRと3PBSのヘヴィ・メタル番組にゲスト出演出来た。とても良いリアクションを受けたので本作の制作のきっかけになったと言える。

--- DEMO CDリリース後の活動について教えて下さい。

D : メルボルンを中心に国内で積極的にライヴを行った。ラジオ局3PBSのヘヴィ・メタル番組”Screaming Symphony” 主催のライヴにも出演した。オーストラリアのメタル・バンドが一同に会するSonic Forge Metal Festivalにも主演した。その後、本作の制作にかかった。

--- 今まで有名なバンドのライヴのサポートを務めた経験はありますか?

D : 世界的に有名なバンドとはない。オーストラリアで有名なLord, Vanishing Point , Black Majestyなどとプレイしたことはある

--- デビュー作となる本作『As The Truth Appears』のレコーディングはいつ頃行われたのですか?

D : 実質は約8週間で2009年7月から2011年1月の間に行った。ミキシング&マスタリングで3ヶ月かけた。

--- 本作のアルバム・コンセプトについて聞かせてください。

D : アルバム・コンセプトは、我々が互いにどのように関係するのか、その結果、どう反応して影響を及ぼしあうかの概論。人間関係に重大な亀裂が生じた時、こうしたギャップに橋を架けるのに遅すぎるという事はない。俺達が“神秘家、夢想家”になることが必要なだけで、その事によって自分達が癒されることができると信じている。本作はいわゆるコンセプト・アルバムではないけれどこのテーマ繰り返される。

--- アルバム・タイトルの意味は?

D : このアルバムの意味は、人間の様々な感情を集めたもの。とにかく時間を掛けて、とにかくまず我々自身に耳を傾けること、そこで見つけたことに手を伸ばすこと。

--- ジャケットのコンセプトは如何でしょう?

D : 我々が生活をしている現代の都市(テクノロジー/濃密、密集/躁病的/資源依存)を描写している。水平線の彼方には暗い雲が漂っている、これは不穏で、予測不能な事態が起きる予兆を表している。浜辺で砂の城を作っている子供は、溌剌として、新しいアイディアで基本に立ち返り、再出発して、可能な限り希望に満ちあふれた世界を目指そうとする我々の若さを表している。この将来への希望というテーマは、このアルバム収録曲の全曲に渡って繰り返し取り上げられているテーマでもある。

--- 最後にアルバム収録曲の解説をお願いします。

(1)Answers
歌詞とメロディ的には・・・攻撃的な議論と権力闘争。テーマは、自己コントロール、緊張、失望の噴出そして怒り。

(2)Visionary
前進するためには、新しいアイディア、打ち勝てる新しい手法、ゴールを成し遂げる新しいやり方が必要だ。 我々が何者なのかを受け入れること、人類が行ってきた間違いを正すのは遅くない・・・全員がVisionary(夢追人)だから。

(3)In My Mind
皆を取り巻く世界そして我々が何になったのかに目を向けると、時として単にスイッチを切り、無視して暮らしてきたのではないだろうか。
この曲は・・・すまないと言うための曲だ。

(4)Vision Divine
常にそこにいて、必要とする者に力を与える人達、そして落ち込んでいる時に、引き上げてくれる人達・・・この曲はリスナー全員に捧げた曲だ。

(5)Guided By Osiris
一人の男として、彼が求められることの全ては、自分の遺産を引き継ぐ息子・・・それを彼に与えるある女性の曲。

(6)One Last Caress
“One Last Caress”は、疲弊状態を遠く超えた地点へ動かされることについての曲。その場所にひと時辿り着き、そこは満ち足りていて、君は後ろに目もやらずにただ歩き去っていく。

(7)Garden Of Evil
この曲は表現するのがかなり難しい、内なる苦痛について。人が訪れないといけない“庭”があり、そこから全ての茎や幹が生えてくる。

(8)Another Battlefield
夜、君の中に潜む悪魔が見せるのは、夢を通した君の欠点。ここは戦場で、それは君のものであり、君は独りなんだ。

(9)Hope Arising
この曲は、希望がまだ存在すると信じるかどうかをただ問いかけている。

(10)Civilization
人生で道を見失った時、人に馴染めないと思い込むことは簡単だ。疲れて孤独な時、目を見開くだけで・・・人生はそこにある。

(11)Unscathed
“Unscathed”は、我々の中にある憎しみや不信感の高まりを伴う劣悪な状況にあるこの世界を見ること、Unscathed(無傷で)生き延びる以外に、この混乱から脱け出す道はないと知ること、

(12)Not Today
“Not Today”は、信頼すること、そして自分の限界を知ることについての曲。

DIVINE ASCENSION から日本のファンへ向けての直筆メッセージ!


DIVINE ASCENSIONからコメント!

最新PV『Answers』!

profile

2004年、ロブ・イングルス(g)とルーク・ウェンクゼル(dr)の二人が原型バンドを結成。2005年中頃、フル・メンバーになる(メンバー全員 オーストラリア メルボルン出身)2007年、3曲入りDEMO CDを発表し、このDEMO CDが地元メルボルンで有名ラジオ局3RRRと3PBSから高評価を受け、同局のヘヴィ・メタル番組に出演するなどメルボルンを中心に国内で積極的にライヴを行った他、オーストラリアのメタル・バンドが一同に会するSonic Forge Metal Festivalに出演するなど、着実なステップアップをする傍らで2009年よりレコーディングを開始。時間をかけてミキシングを行い、初のアルバム『As The Truth Appears』が完成!世界同時デビューを果たす!!

Members:
■ Simon Mahoney (bass)
■ Karl Szulik (guitars)
■ Jennifer Borg (vocals)
■ David Van Pelt (keyboards)
■ Luke Wenczel (drums )
■ Robb Inglis (guitars)

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