月刊 HMV×LOUD 【2月号】

2011年1月31日 (月)

HMV×LOUD

HMV ONLINEとクラブ・ミュージック&カルチャー・マガジン「LOUD」のコラボレーション企画が発足!
月刊で発売されている LOUD掲載情報の中から HMV×LOUD がとっておきのオススメ・アイテムをピックアップ!専門サイトと専門誌ならではの感度で、今後ブレイクしそうな注目アーティストやアルバムを中心にご紹介してゆくコーナーです。



  今月の注目アーティスト作品

信号なき世界で生み出される、甘く切ないダンス&フォーク・ミュージック


SIGNALES

『NO SIGNAL』  2011年2月2日 発売  シグナレス

京都在住のシンガー・ソングライターで、その囁くような歌声で支持を集めてきたゆーきゃんと、叙情的なサウンドで人気のエレクトロ・ダブ・ユニット、あらかじめ決められた恋人たちへ(あら恋)のトラックメイカー/鍵盤ハーモニカ奏者として活躍する池永正二の2名がスタートさせたプロジェクト、シグナレス。'09年初頭にシグナレスと改名する以前は(名前の由来は、宮沢賢治の小説『シグナルとシグナレス』から)、“ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ”の名で活動を行っていた、話題のユニットだ。
そんな彼らが、待望の初アルバム『NO SIGNAL』をリリースした。まずは、アルバム・タイトルの意味について聞いてみた。

「“SIGNAL”(信号)とは、コミュニケーションのことなんですけど、それが“NO”ということです。できたら“YES”の方が良いし、望むのは“YES”なのですが、結果が“NO”なんです。仕方なしの“NO”。だからシグナレスは、切なく、メランコリックになるんだと思います」(池永正二)

「“NO SIGNAL”というタイトルは、信号が来ない…例えば、携帯電話も身分証も置き去りにして出かけた夜のような、自分を特定する意味から隔絶され、時間の中に放り出されたような感覚を、言い表している気がします」(ゆーきゃん)

そんな本作の内容は、ストレートなダンス・ビートを配した「ローカルサーファー (Album ver.)」から、ダウンテンポの「星の歌」まで、どの楽曲も、エレクトロニックにしてオーガニックなサウンド、甘美でドリーミーなメロディーとノイズ、そしてゆーきゃんのエモーショナルなボーカルと詞が絶妙に融合したもの。時にチルウェイブ系のサウンドとリンクするような、独特のテイストも印象的だ。音づくりで意識したことは、何だったのだろうか?

「美しく切なくなり過ぎないように注意しました。美しさや切なさは、過剰になるとサスペンス劇場の領域になるので、大げさにならないよう、近所の風景が入り込む余地をあけたり…つまり、自分のいる場所からの音楽を意識しました」(池永)

また、シグナレスの根本にある音楽性について聞いてみると、次のような答えが返ってきた。

「ぼくは、拾い上げたり、すくい上げたり、風を受けて帆が開いたりするようにしか、曲や詞を書くことができません。ただ、そこには小さいけれど確実な“何か”があって、その種のようなものが、池永正二の使う魔法と共鳴しあって、いつしか空を覆うように大きなものとなっていく…。そうやってできる“大きな音楽”こそが、シグナレスだと思っています」(ゆーきゃん)

「最終的に、POPSです」(池永)

池永正二とゆーきゃんにしかつくり得ない、刺激的かつ心温まる音世界が詰まった『NO SIGNAL』。本作は、新時代のダンス&フォーク・サウンドを堪能できる注目作だ。

photo YUKI AKASE




  今月の注目DISC!

『THE BEST OF DOPING PANDA』  発売中
_DOPING PANDA
メロディックかつダンサブルな音楽性で、幅広い層から支持されている、実力派3ピースロック・バンド、DOPING PANDA。彼らが、CD2枚組のフルタイム・ベスト・アルバム『THE BEST OF DOPING PANDA』をリリースしました。インディーズ時代からメジャー・デビュー後のシングル曲/人気曲はもちろん、ディズニー・コンピに提供した「Go The Distance」、m-floとコラボレートした「She loves the cream」、さらに新曲「after dawn」まで、全28曲を収録した、ボリューム満点の内容です。


『seven emotions』  2011年2月2日 発売
_HOME MADE 家族
ヒップホップをポップに昇華させた、エネルギッシュかつハートフルな音楽性で、年齢性別を問わず、幅広いリスナーから支持されているヒップホップ・トリオ、HOME MADE 家族。彼らが、デビュー7周年を記念するミニ・アルバム『seven emotions』をリリースします。彼らの、“今もっとも伝えたい感情”を、7曲に凝縮した本作。ときにアコースティックでメロウに、ときにダンサブルで爽快に変化する楽曲群にのせて、彼らならではの躍動するフロウで、心揺さぶる感情を表現した注目作です。


『MAGAZINE』  発売中
_黒木メイサ
女優やモデルとして活躍するだけでなく、アーティストとして、幼い頃から培ったダンスをバックボーンにした、ダンサブルな音楽性を展開している黒木メイサ。彼女のファースト・フル・アルバム『MAGAZINE』がリリースされました。これまでのタフでアグレッシヴな側面だけでなく、自身の内面を赤裸々にさらけ出した本作。国内外の気鋭プロデューサーを招き、R&Bやヒップホップ、エレクトロ、ロックなど、様々な要素を飲み込んだ、カラフルなハイブリッド・ポップがつまっています。



  今月のLOUD & iLOUD

『LOUD 2月号(194)』  2011年1月31日 発売

・DOPING PANDA ベスト盤で区切りをつけ、さらなる音楽的高みを目指す、パンクでダンスな、孤高のハイブリッド・ロック・バンド
・HOME MADE 家族 沸き上がる7つの感情を結実させた、エモーショナルなミニ・アルバムを発表!
・黒木メイサ アーティストとしての表情を大胆にさらけだした、ファースト・フル・アルバムをリリース!

MODEWARP, MOGWAI, TOMOAKIRA, シグナレス, LAST DAYS OF APRIL, MIAMI HORROR, TINIE TEMPAH, 特集: 編集部が選ぶ、2010年のベスト・ディスク150枚 ...and more!



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