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0 people agree with this review 2014/06/22
震災を乗り越えた人達に贈る歌。 一時は海というものが怖い存在となっていたが、好きだった海と今は共に生きていこうという強い想い。 結香さんの歌声は、その想いを何倍にも強く、優しく、そして尊く聴き手の心に響かせる。 その存在感は聴いた瞬間に鳥肌が立つほどだ。 震災の辛さを示すような重みのあるサウンドに、優しく響き渡るオカリナの音色も心地よく、鎮魂だけでなく希望を強く感じさせる名曲。 「明日へ」は「海を生きて」の決意を受けて、明日へと歩みだす希望の歌のよう。 より強調されたオカリナの音色に、結香さんの歌声が優しく響き渡り、温かさを感じる一曲だ。 震災を乗り越えて今も戦い続けている人に届いて欲しいだけでなく、そうでない人にもこの想いを感じて忘れないで欲しい。 そんな願いをこめた大切な歌がここにある。
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0 people agree with this review 2014/06/16
思わず聴き入ってしまった「駈けるよ」という名曲。 この曲の何がそうさせるのか? 言葉、メロディ、サウンド。 そのどれもが素晴らしいが、一番はこの曲が持つ”うた”という魅力だ。 何を当たり前のことをと言われそうだが、伝えたい言葉を伝えたいメロディに乗せ、それを誠意を持った歌声で届ける。 それが高位で実現できているからこそ、この「駈けるよ」という楽曲は大きな力を持っている。 その「駈けるよ」を含んだ2ndアルバム「駈けるよ」ももちろん、魅力的な一枚だ。 「駈けるよ」のように地に足を着けて前進んでいこうとする勇ましい曲から、「トウキョウ」のように昔を振り返りながら今を見つめる曲、「Love」のように愛という大きなテーマの曲に、「Money」のようにお金というものに対して若干皮肉をこめた曲まで、様々な形がある。 でもどれを取っても渡辺誠志さんであることに変わりはない。 だからどんな形であってもその”うた”の姿を確かに感じることが出来る。 その素晴らしさは、是非聴いて感じてみて欲しい。
0 people agree with this review 2014/06/08
また楽しみなバンドに出会ってしまった。 その名は「しあわせのしわざ」。 日本語の響きを大切にした言葉の中に皮肉さも込めながら奏でるロック。 三人というバンドとしての最小編成でありながら、確かな演奏力で惹きこむ力は流石。 ライブ感も演出するようなアルバム構成も聴き逃せない。 曲の配置によるところも大きいが、後奏に力を入れていることで最後まで飽きさせない展開にしている点も大きい。 例えば「シトラス」。 唯一MVが作成されていることからリードナンバー的一曲で、夏の陽炎のような儚さと疾走感が心地よい一曲。 イントロのベースの音色から一気に惹きこまれ、最後のサビまで一気に引っ張られるように聴いてしまうのだが、そこから魅せる後奏の展開がこの曲を唯一無二の存在感を持つ曲に昇華させている。 これを聴いたときからもうしあわせのしわざの術中にはまってしまったと言っていい。 また楽曲のタイプも一辺倒ではなく、「東京」のようにピアノ音色を響かせながら孤独と決意を感じさせる一曲や、「完熟トマトが舌を汚した」のようも歌謡曲テイストでありながら畳み掛けるような言葉と音に唸ってしまう曲まであり、飽きさせない。 このアルバムでも既に完成しているが、このバンドはまだまだ進化していきそう。 なんかいずれ大きなバンドになりそうな期待を感じずにはいられない、可能性を含んだファーストアルバムだ。
0 people agree with this review 2014/06/01
エモーショナルなバンドサウンドの中で響く、囁くような歌声の確かな存在感。 これだけバンドの音が力強いとこの歌声が埋もれてしまいそうにも思うが、それぞれが違うからこそ、それぞれを引き立てあうように絶妙なバランスの上で成り立つことができている。 その関係性は、まさに「ノーゲーム・ノーライフ」の空と白そのものだ。 サビの「♪空に祈るように」の詩もそうだが、これ以上ないだろうというくらい作品に寄り添った形で作られていながら、タイアップ曲という枠すらも超えた名曲に仕上げたナスカ(作詞・作曲)のセンス。 そしてそれを可能にした茅野さんの歌声。 この奇跡とも言える組み合わせに、素晴らしいという言葉以外に言える事が見つからない名曲だ。
0 people agree with this review 2014/05/25
「メシア」という大名曲で魅せたLyu:Lyuの更なる深化。 発売前から名曲「文学少年の憂鬱」を凌ぐ名曲と言われたいた「メシア」。 期待と不安を持ちながら実際に聴いてみたところ、本当に「文学少年の憂鬱」を凌いだ作品と言っても良い。 詩の世界やメロディはもちろんだが、そう言える大きな要因はサウンドと歌声の深化だ。 一つ一つの音を丁寧に、そして命を与えるように奏でているため、息をするのも忘れそうなほど聴き入ってしまう。 その余韻に浸ろうかとしている間にも「Seeds」、「先生」という力を持った曲が畳み掛けるように流れてきて、気づくとCDの再生が終了しているだろう。 このミニアルバムはLyu:Lyuを代表する一枚と言っても良い。
1 people agree with this review 2014/05/19
鮮やかさを音で表現すると、こんな曲になるのかもしれない。 イントロのピアノの軽快な音色に誘われると、そこは物語のような世界。 聴き進めるにつれていつもは見えないような景色が次々と広がっていく高揚感は、本当に物語のページをめくっているようだ。 特に最後のサビ前の盛り上がりから最後への展開は見事。 心地よいサウンドが映す景色に、一度聴けば忘れられないメロディと透明感のあるtowanaさんの歌声が映す曲の中を歩いていく主人公の姿。 これらの要素が絶妙すぎるほどに絡み合うことで物語を映し出す名曲だ。
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0 people agree with this review 2014/05/11
安心するほどの日常感。 優しく、温かく、でもちょっとセンチメンタルさもあって、それも含めてなんだか微笑ましい。 ブルースやロックの要素も奥には含みつつも、全力で奏でられるフォーク。 アコギの音色の心地よさはもちろんだが、タカダスマイルさんの歌声に宿る熱さと優しさと情けなさが作りだす深みもまた心地よい。 中でも「夕暮れブルー」の空気感が素晴らしいのだが、「ミッドナイトライオン」のホロっとくる優しさも外せないし、「夜のロマンチック」のようなくすぶった気持ちを体現した疾走感もたまらない。 なんだかふとした瞬間に聴きたくなるような愛のあるアルバムだ。
0 people agree with this review 2014/04/20
一曲ごとに魅せ方を変える物語 時にコマ送りのように。 時に風を感じるほど流れるように。 時に優しく寄り添うように。 時に世界そのものを変えてしまうくらい惹きこむように。 これだけ魅せ方が変わるのは、ジャンルに捕らわれない音楽を奏でているからだろう。 でもだからといって一貫性がないわけではなく、その芯には確かにある存在感。 この音楽を説明しようとするからこういう言葉になるけど、本当は敢えて説明することはないのかもしれない。 どんな音楽かと聞かれれば、”pertorikaという名の音楽”と言ったほうが一番しっくりくる。 それくらい独特で、不思議なほど愛おしい空気感を生み出す音楽。 それが詰まったこのミニアルバムが、名盤でないはずがない。
0 people agree with this review 2014/04/13
空気までも彩る音の世界。 この音楽を聴いている時間は本当に贅沢だなと感じる。 ベース、バイオリン、ピアノを基本の軸としつつ、曲に合わせてシンセやアコギを心地よく重ねたサウンド。 モミさんの透明感を持った歌声。 それらが生み出す空気感は、聴き手の心の中に様々な情景を映し出す。 まるで深層心理に訴えかけているかのように。 「All Things Must Pass」を聴き始めて、その情景に浸っていたら、いつの間にか最後の「点と線」まで聴いてしまっている。 そんな贅沢な時間の過ごし方を、ルルルルズの音楽と共に過ごしてみるのはいかがだろう?
0 people agree with this review 2014/04/06
音楽とイラストで綴られる10編の物語。 ギター、ベース、ドラムの音が力強く、その演奏だけでも耳を奪われてしまうほど印象的であるが、そこに乗るボーカロイドの歌声は必ずしもその表情を表に出していない。 聴いていると、全てを表している様で、全て表していないような不思議な感覚を覚えてしまう。 言うならば物語をのあとがきを聴いているような感じだ。 その物語で何が起きたかはわかっても、そこに至るまでに何が起きたのか、それがわからない。 だからこそ、聴く側が色んな想像をそこに足すことで、物語を完成へと導くことができる。 つまり、人に寄って見えてくる物語の姿が変わる。 それが何にも変えられない大きな魅力だ。 ここに綴られた物語にどんな姿を映すのか。 それは聴いてみたあなただけが知ることができる。
0 people agree with this review 2014/03/30
歌が持つ可能性。 それが見えた気がした。 繊細なストリングスとピアノの音色が映し出す世の中の暗闇。 そこに響き渡る上田さんの歌声はまさに葛藤であり光。 夢が持つ力、夢を持つことの大切さ。 詩に綴られたその想いを歌声に乗せるだけでなく、夢に向かう道へと聴き手を誘う力がこの曲には秘められている。 言葉を届けるのではなく、想いを届ける。 それがこんなにも自然に出来る歌に久々に出会えた。 綴られた言葉を紡ぎ出すように歌い上げる上田和寛。 作家活動を休止してまでこのユニット結成を決断した若手No.1ソングライター杉山勝彦。 この二人がユニットを結成した理由。 それがここにある。
1 people agree with this review 2014/03/23
東京というのは特別な場所だ。 首都ということもあるが、人や車の多さ、そしてものすごい情報量が飛び交う都会だ。 そんな都会の街”東京”を生きる二人の物語。 それがここには綴られている。 人の多さに飲まれて、揉まれて、寂しくなって。 それでも二人でこの東京という街を生きていくという想い。 ストリングスやピアノの音色とメロディが優しさと切なさを演出し、橋口さんの歌声がこの東京で生きていくという強さを示してくれるように響き渡る。 詩とメロディと歌声、これら全て一体となったとき、聴き手の心には都会の街”東京”の姿を映し出されるはず。 この曲はそのときに初めて名曲として完成する。 あなたの心にはどんな”東京”の姿が映りますか? それはこの曲を聴いて確かめてみて欲しい。
0 people agree with this review 2014/03/16
駆け抜ける疾走感とノイジーなギター。 それだけだとかなり攻撃的なものになってしまうが、不思議なほど心地よく聴くことができる。 それを可能にしているのは、和のサウンド要素だ。 日本らしい美しいメロディライン、そしてサビ前とサビで魅せる琴のような音色。 これらがどこか懐かしさと安心感を演出し、激しいだけではない絶妙な音世界を形成している。 また歌詞の内容にも注目したい。 地獄をテーマに、そこに来てしまった二人の恋を巡る感情描写。 パララックス・ビュー=視差というタイトルが示す通り、見方一つで地獄と天国が入れ替わって見える詩はそれだけでも読み応えがある。 それをこの曲調と歌声に乗せることで、言葉だけでは見れない世界観で魅せるのも素晴らしい。 激しさ、懐かしさ、切なさ…。 曲の中で色んな一面が見える、聴き応えのある一曲。 これは面白い。
1 people agree with this review 2014/03/09
面白い。 このミニアルバムを表すときに、この言葉が浮かんだ。 それは可笑しいという意味ではなく、空気感や音の重なり方の新鮮さ、こういう形の音楽もあるのかという意味での面白いだ。 ロックとも言えるし、ポップとも言える。 シンセが存在感を放つなどエレクトロ要素も垣間見えるが、アコギが存在感を放つ曲もあり、彼らの音楽を一言で言うのは難しい。 ただ一つだけ言えることは、この幾重にも重なる音の響き方が心地よく聴き手に届くということだ。 それがよくわかるのが「Good-bye, friends」と「River」。 「Good-bye, friends」はイントロのシンセの音色から何か新しいことが始まる予感を漂わせ、徐々に曲の中へ引き込んでいく一曲。 中でもサビの盛り上がりは素晴らしく、音の重なりと歌声から響き言葉まで含めて心地よく聴かせてくれる。 「River」はバンドサウンドの中で一際存在感を放つアコギの音色が絶妙で、暗めの雰囲気の中に柔らかさも感じられる一曲。 暗さと明るさの音のバランスが作り出すもどかしさは、言葉ともリンクして心地よさだけを絶妙に響かせている。 ここでは2曲だけ紹介したが、もちろん他の楽曲もこのような絶妙な心地よさがある。 音を届けるバンド。 いや、音で届けられるバンドといったほうがいい。 そんなFOLKSのデビューミニアルバム。 是非一度聴いてみて欲しい。
0 people agree with this review 2014/03/02
成長というより進化。 それは一曲目の「light」から感じることになる。 攻撃的なサウンドにまず驚かされるが、聴いていると核にはTRIPLANEらしい美しいメロディが確かに存在することに気づく。 それをこういうアプローチで攻めることで、こんなにも新鮮で、でも自然と熱い気持ちにさせてくれる。 アルバムの中ではシンセや打ち込みを多用した楽曲も多く、その先鋭的な音構成が印象的。 中でもDAISH DANCEとコラボした「回遊魚」が持つ浮遊感がとんでもなく、聴くほどに不思議と吸い込まれてしまう。 全体的に先鋭的な印象を持つアルバムだが、彼ららしい優しさや温かさを持った楽曲もやはり外せない。 「ONE PIECE エピソード オブ メリー 〜もうひとりの仲間の物語〜」の主題歌となっていた「Horizon Knot〜君と見てた夢」だ。 君と僕の距離間、それでも繋がっているという想い。 言葉に込めたそんな想いを紡ぐメロディと江畑さんの優しい歌声。 それらが一体となって聴き手の心に響く。 どこまでもTRIPLANEらしく、TRIPLANEだからこそできる珠玉の名曲。 この曲がアルバムの中心にあることで、”らしさ”と”新鮮さ”が絶妙に融合する。 「Deisgn」というタイトルの通り、TRIPLANEの新たな可能性をデザインした1枚。 彼らの進化が益々楽しみになってきた。
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