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0 people agree with this review 2013/02/24
’13年発表。the brilliant greenのボーカリストとしてメジャー・デビューを果たして今年で15周年。それを記念した企画の第1弾となる今作は、とびきりキュートなバレンタイン・ソングだ。歌われる内容は、もちろん恋心。女の子のドキドキ感と見事にリンクするキャッチーなモータウン・ビートが印象的だ。Aはthe brilliant greenが’99年の夏に放ったヒット曲のカバー(というかリメイク?)。
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’97年発表。タイトルどおり映画『バニシング・ポイント』にインスパイアされて作られたアルバムだそうだが、映画の主人公コワルスキーとボビー・ギレスピーのパブリック・イメージって、確かに共通点があまりにありすぎる。アルバムの作り自体も、アンビエントな要素を持ってるインスト曲が入っていたりして、単にオマージュを越えた、ボビー私家版『バニシング・ポイント』の趣もある。こういう発想は今回に限らず、プライマルの活動の中で常に一貫してる部分だと思う。『スクリーマデリカ』も、ハウスの新解釈や新機軸でもなんでもなく、単に“こういう曲だったら、俺楽しく踊れんのにな”ってもんだったし、「ROCKS」もストーンズの今日的解釈でも再評価でもなんでもなく、“ストーンズっぽい音を、こうやったらもっとカッコいいと思うな”ってものだ。時代性でくくられることが多いプライマルだけど、むしろ発想の根本にあるのは、なんか面白そうなもん見つけて、それに対してあくまで“俺はこうやんのが面白いと思うんだよ”という、ごくミニマルな欲求だ。この作品にも相変わらずの浮草ぶりと、それと同時に浮草人生を正面から受け止めていく力に溢れてる。“ダメ人間イギリス代表”のようなボビーだけど、やはり一生ダメであり続け、自分の欲求のみで音を作り続けていくためには、とんでもない労力が要求されるのだ。コロコロとサウンド・スタイルは変わるが、突然知的アーティストづらしたり、問題意識を抱えたふりをしたことなんて、プライマルは一度もない。ダメに突き進んでゆく気概と力強さを、このアルバムは改めて感じさせてくれた。
3 people agree with this review 2013/02/23
’94年発表。しかし、レニー・クラヴィッツにせよ、プライマル・スクリームにせよ、アルバム1作ごとにころころサウンド形態を変えやがるなぁ。この時代のアーティストにとってのアイデンティティってやつは、もはやサウンド自体にはないってことか。ロック・ヒストリーのそこかしこに残されたさまざまなサウンド・スタイルを古今問わず呑み込んで消化する手際と、選択眼と、対象との距離感にこそアイデンティティがある……といわんばかり。これが90年代のロックのあり方なのかな。とすると、本盤、このうえなく90年代的な1枚になりそうだ。50年代からジャズやR&Bを中心にすぐれたエンジニア/プロデューサーとして活躍してきた重鎮、トム・ダ ドをお目付役に迎え、真正面からR&Bしたり、ロックンロールしたり。マッスル・ショールズ・リズム・セクションだのメンフィス・ホーンズだの、60年代ソウル/ロック・ファンが目を丸くしそうなゲスト・プレイヤーも参加。曲によってはブラック・クロウズを手掛けたジョージ・ドラクリアスや、ファンク大統領のジョージ・クリントンもミックスを担当している。まあ、要するに、お古い世代がガキのころに慣れ親しんだディープでスワンプなサウンドが次々飛び出してくるわけだが。“本物の音は時代を超える”といった類の視点からではなく、あくまでも最先端音楽好きの若い世代がとらえた“時代の気分”として本盤は在る。メンフィスR&B+スワンプ・ロック+Pファンク+ハウスといった雑食のきわみ的な楽曲もあり、その歪み具合に頬がゆるむ。時代は超えないかもしれないけど、ね。
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0 people agree with this review 2013/02/23
’89年発表。15年早かったひとりぼっちのガレージ・リバイバル。MC5やストゥージズばりの直球ロックンロールと感涙必至の泣き虫バラード。
’13年発表。巨大なハリケーンにも比肩する轟音。すべての光を飲み込み加速するブラスビート。ラウド・ミュージックに必要なものすべてがここにある、酸欠必至の強烈ライブ@赤坂BLITZをパッケージ。“AIR JAM 2012”での演奏や、粗い映像がリアルな興奮を伝えるライブハウス・ツアーの断片〜貴重なリハーサル風景により、彼らの現在をドキュメント。そのハードコアなスタンスに圧倒される。
4 people agree with this review 2013/02/06
’13年発表。一発目の音が鳴った瞬間から痛快鳴ったダイナミズムや心躍る楽しさを全開。やはりたかがではあるがされどだ。このバンド、ひいてはロックンロールの明快さと奥深さを改めて実感。それこそ野性的なロック魂と大人の経験値により、青き衝動が憎めない好曲に息づき、最後まで瑞々しく駆け抜けていく。言葉遊びのような歌詞の要所には、鋭い刃も見え隠れ。だからこそリアルに響く。
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1 people agree with this review 2013/01/24
’13年発表。身の周りにあるものを通し、“子供たちにデザイン的な視点と感性を育む”ことを目的とした番組のサントラ。それこそ@は、“あ”と発する声をベースに構成。やくしまるえつこ、salyu×salyuらを迎え、一見他愛もないアイデアを含蓄のあるポップ曲に仕立てる、小山田圭吾の面目躍如。インテリジェンスであると同時に瑞々しくガジェット感のある、ミニマル・ポップの小品揃い。
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0 people agree with this review 2013/01/22
’13年発表。ソロ名義では3年4ヵ月ぶりとなった5th。グルービー/ダンサンブルなロックンロールで艶めかしい陶酔を呼びながら、FGK等でファンタジックな世界観をアコースティックに展開する構成が味わい深く、独特の甘くて痛い歌声が全身の毛穴から注ぎ込まれるよう。アンニュイなのにドリーミング、エキセントリックなのにストイック、生々しいのに清らかな独自のワールドに耽溺必至。
0 people agree with this review 2013/01/20
’03年発表。全部の曲をB♭マイナーで書き、コードは3つしか使わないという制約を自らに課したデビューEP『Whip It On』で注目を集めたデンマークの男女デュオ。それに続くアルバムとなる今回は、全曲のキーをB♭メジャーで通しているというから人をくっている。ジーザス・アンド・メリー・チェインに通じる甘美な毒気に満ちたガレージ・サウンドをお手軽そうに奏でるスタンスがニクい。
’66年発表。キングスレイとの共作第1弾。自身のスタジオの4チャンネルのアンペックで編集されたテープを持ち込み、バンガード・スタジオでドラム、ベース、ギターを後からダビングして合体したもの。モーグ・シンセサイザー導入以前に、ここまで緻密な設計のサウンドが作られていたことに驚嘆する。また、米国産のモーグ盤にはないきめ細やかな編集スタイルは、コンクレートの発祥地フランスの作家らしい。次作収録の出世作「バロック・ホエダウン」は、ビートルズのFC向けフォノシート「クリスマス・メッセージ」に無断借用されて有名に。
0 people agree with this review 2013/01/19
’05年発表。従来の彼らの作品を彩っていたエレクトロニックな要素を最低限に絞り、アグレッシブなギター・サウンドを核にした曲で全編を貫いた、ガービッジ史上最もラウドなロック・アルバム。デイヴ・グロール(現フー・ファイターズ)がゲスト参加し、あの『ネバーマインド』をプロデュースしたブッチと13年ぶりの共演を果たした。
’98年発表。95年のデビュー当時は、大物プロデュサー、ブッチ・ ヴィグのプロジェクトのように思われがちだったが、その後の活躍で彼らが最高にクールなバンドだということが明らかに。世界中の期待が集まった第2弾は、あまたのバンドを古臭く退屈に聴こえさせてしまう危険なほどの刺激物。ご用心あれ。 1年がかりでこねくり回した音の層がフツーじゃない。す べての音をコンピュータに入力し、それをアナログ・ テープに落とすなんて言われても私なんかにはそのあ りがたみがさっぱりわからないのだが、重ねられた音自体のインパクトがすごい。しかし、もっとすごいのは最新テクノロジーんふんだんに使いながら、ピュアで激しいバンドのエネルギーが少しも損なわれていないこと。 せめぎあう音の嵐のなかに、バンドの存在、音を出している4人の姿がきちんと感じられることだ。 こうしたサウンド指向のグループには珍しく、少しもおろそかにされていないのもすばらしい。メロディを大切にした楽曲には一緒に歌いたくなるような親しみやすさがあふれている。音楽本来のあるべき道がちゃんと貫かれた王道のポップでもあるのだ。 紅一点のカリスマ、シャーリーにはゲームの主人公のような未来のファイター的イメージが重なって実にカッコ いい。死にもの狂いの戦いを生き抜く強さとともに、 艶っぽさ、情の暑さがあって、音のドラマ性に肉感的な 説得力を与えつつ、まっすぐ語りかけてくる。 スタジオの仕事で名を成した3人の男たち(当時平均年齢 40歳)が夢に描いた理想のバンドというロマンも薫る。それは神聖で、どこまでもみずみずしい。
0 people agree with this review 2013/01/18
’95年発表。ニルヴァーナ、ソニック・ユース、スマパンを手がけてきたプロデューサー、ブッチ・ヴィグが結成したバンドのデビュー盤。エンジェルフィッシュのシャーリー・マンソン嬢をシンガーに迎え、自分はドラムを担当。有名 プロデューサーが名声を利用して、遊びで始めたバンド なんて思ったら大まちがい。クールでダーク、そしてポップという表情豊かなギター・ロックはなかなかのもの。シャーリーの妖しい歌声も魅力的だ。
1 people agree with this review 2013/01/18
今更の言わずもがな、デンマーク出身のSune Rose WagnerとSharin Fooから成る、ソニック・ユース、ジザメリ、そしてなんといってもヴェルヴェッツの大いなる影響のもとに結成した、轟音ダーク・ガレージ・ロックの野心的な男女デュオ。メジャー(Columbia/SME)、Fierce Pandaを経て、ブルックリンのVICEより5thフルALが到着。当時は既に脱却・破棄しているようだが、かつては@B♭mをキーに、A3コードで、Bシンバル無し(→Run Onの名作「No Way」を思い出すなぁ…)で、C3分以内の曲を創る、というストイック(?)な自縛自律ルールを課していたりした。従来のグラージュィーな歪みとモノトーンのダークネスに、強烈なリヴァーブと甘美な旋律が取って代わった前々作(05年)、その上に禍々しい歪みが揺り戻し的に舞い戻り“ジザメリよりもジザメリ的な”音像となっていた前作(07年)と続き、本作では一気に振り切れ突き抜けたキャンディー・ポップ色が全開に。ほんのり日本の歌謡曲テイストも光る。
0 people agree with this review 2013/01/14
’12年発表。こりゃイイ!フランスのデジタルパンカー、ヴィタリックの最新作は男女ゲスト歌手を招き、デヴィッド・ゲッタ以降の歌モノ・レイヴEDM仕様に変身。電子音はこれまで以上に鼓膜に悪そうな今時のデジタル・ディストーション・サウンドだが、牧歌的かつ涙腺くすぐるメロディーは初期OMD、ヒューマン・リーグ、ヘヴン17、80’sエレポップそっくり。凶悪なMOBYとでも言おうか。売れちゃうかも?
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