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0 people agree with this review 2010/10/26
94年発売の現地盤カセットの音源に、ボーナストラック3曲を加えてCD化再発。 M2は父親であるThione Seckもデュエットで参加…とはいえオリジナルは父のThioneの曲なので娘のカバーに付き合った、ということになる。 M1のキャビンアテンダント風のイントロのかわいらしさに導かれればもうComba Gawlo Worldの入り口である。 本作のハイライトは壮大なイントロと力強いVoのM4であろう。 M8はアフリカの果てに沈む夕日が目に浮かぶようなバラードである。 今やセネガルを代表する女性歌手の彼女。今後の活躍も楽しみである。 Youssouとともにセネガルに彼女あり!
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1 people agree with this review 2010/10/19
ドイツ・ロマン派シンフォニックロックバンドの1st. 1971年録音.オリジナルLPはPilzから見開きジャケである. M1のへヴィーなGtrと鋭いKeyが織りなす「電撃戦」は激しさとメロディの美しさが冴える名曲としておすすめする。 全般的にはクラッシックの影響が大きいことがうかがえる名作といえよう。 ジャケットで判断してはいけないのである。 M2,M4のみVo入り。メロトロンも効果的に用いられている。 ちなみにDsのH.GraskopfはKlaus Schulzeのアルバム[Moondawn]にも参加している。
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0 people agree with this review 2010/10/03
彼女は2足の草鞋を履く。歌手としての彼女、そして女優としての彼女である。 本作は1987年に米Atlanticから発売されていたが、2008年に再発となった。 女性Voモノとしては巷でAORのレアアイテムとして知られていたようである。彼女の声質は特段特徴のある声ではないにせよ、力強さは感じる。こうした曲調にはむしろ合うのかもしれない。 内容は翳りがある切なく甘いメロディがたまらないAORである。とはいえ飛びぬけてこの曲が必聴という曲がないのも事実。個人的には唯一ハードな展開をするM8が気に入っている。
0 people agree with this review 2010/06/28
イエスのモロパクリに興味を惹かれた方は、本作の真価をわかっていない。 ジェネシスの、だったら星の数ほどいるのでしょうが、それだって烏合の衆、下衆な輩が「似てない」だのくだらないコメントで叩きまくる。 イエスを「よい手本」としたととらえるとどうだろうか。Voだってよく聴けば似ているわけではないし、似せようともしていない。 同じ楽器(特にミニムーグ)を使えば何となく”それ”っぽく聴こえるだけである。 自分たちがやろうとしていたこと、やりたかったことの目の前にイエスがいて、それに影響を受けた。それだけじゃないのかな? シンフォニックであるがイエスではない。イエスのパクりですらない。 イエスの影響下にあるが、それはアメリカだろうが、英国だろうが、イタリアだろうがそんなバンドはどこにでもいた。ここで聴かれるのはスターキャッスルのオリジナルの音である。
1 people agree with this review 2010/05/19
Gullレーベルからのデビュー作。 [Sin After Sin][Sad Wings Destiny]の前哨戦とも言える作風。意外とシンプルなハードロックを演ってます。悪くないんじゃないかな? ファンは是非モノ。70年代ハードのファンにも一聴をおすすめします。
1 people agree with this review 2010/03/07
Strawbsの77年作。ポップだのアメリカンナイズされただの言われてますが、十分に哀愁漂う楽曲はむしろコンパクトに精緻された感があります。 メロトロンもばっちり。捨て曲なしの1枚と言えるでしょう。[Simple Visions]なんて、一面黄金色の小麦畑と青い空が見えてきますよ。
0 people agree with this review 2009/12/22
まずジャケットの美しさに目を引かれる。プログレファンであろうがなかろうが、このジャケットを見たら中身が気になること必至だ。 肝心なのは音だ。全曲インスト。キーボード・シンセの類は使われていない。M1はグルーブ感のあるチェンバーロック。スローで幻想的なタイトル曲のM2、M7はシタールが中心で東洋的。変拍子はないが、どの曲も絶妙な緊張感を感じる。 Amon Duulのメンバーも参加とのことだが、あの音を期待してはいけない。しかし彼らの楽曲に霧立ち込める森を見た方には、にんまりモノだろう。 ともあれチェンバーロック好きにとっては魅力的な一枚ではないだろうか。 1973年作。Ralfは2007年に他界。英語とドイツ語による丁寧な解説ブックレットも必読である。
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