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1 people agree with this review 2014/06/11
何という艶やかな音色、歌い回し。ヴィオラ特有のぞくぞくする低音から、胸がいっぱいになる中高音の美しさ。その音を駆使した表現力の素晴らしさ。歌手の顔色を失わせる歌曲の小品から、凄味、迫力たっぷりのヒンデミット等。ヒンデミットのソナタはこんなに魅力的な作品だったのだ。録音の良さも特筆したい。奏者の息遣い、演奏ノイズも生々しい臨場感があり好ましい。ピアノがヴィオラの後ろに定位し、暖かく、切れ味、迫力も十分。豊かな低音、歯切れの良い高音も見事。眼前の演奏だがうるさく感じるところは一つもなく、自然さとリアルさが両立している傑作である。次回作も是非。ブラームス、ヒンデミット等々、待望しています。
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5 people agree with this review 2014/04/29
オーケストラは左右に雄大なスケールで定位し、かつ個々の楽器も見事にその存在を主張。圧倒的な金管群、木管群の輝き、そして透明で美しい弦の響き。深みと凄味のある低音、きらめく高音。演奏とともにまさにゴージャスなサウンド・音楽を味わえる1枚である。他のレコード会社の心胆を寒からしめたカルーショウの、マルチマイクでホールと個々の楽器を見事に両立させた名録音がブルーレ・オーディオで復活している。当時のアナログデイスクでもここまで再生できたであろうか?弦のピチカートの鋼のような感触にはただただ驚嘆。オーケストラを聴く醍醐味がここにここにある。
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5 people agree with this review 2014/04/07
春の祭典は、少し乾いた音ではあるが金管、木管が鮮明で、オーケストラが生々しく捉えれた素晴らしい録音。非常にオンマイクで録音されており、特にパーカッションの音が見事。但し、弦の強靭で、壮絶な、切れば血の吹き出るような音色、重量感のあるオーケストラサウンドは77年のスタジオ録音が素晴らしい(独グラモフォン輸入盤LP)。ザルツブルグで聞いたが(前半は、ムター、ヨヨマ達とのトリプルコンチェルト)、さしもの祝祭大劇場の壁が音圧で崩れるのではと思うダイナミックレンジの凄まじさであった。1部の終盤、音が恐怖感を感じるほどに膨れ上がっていくが、カラヤンは音とは反対にだんだん身をかがめ最後、胸の前に手をクロスさせ終わった。来日したブーレーズは、ニューヨークフィルとの演奏で、同じ1部の最後で両手を大きく横に開き、対照的であった。カラヤンはライブで何度も聴いているが、LP、cd等パッケージソフトでは再生できないほどのダイナミックレンジ、その音を駆使しての熱い、壮絶な、そして歌に満ちた表現こそが彼の真骨頂であった。ザルツブルグでの演奏終了後、真後ろの席から「ブラボー」と感極まった叫びをあげ立ちあがったのは、前半のソロを務めたムターであった。解説に、カラヤンらしくない凄まじい演奏というニュアンスが記されているが、その筆者は生を聞いたことがあるのだろうか。知らないだけでしょう。
2 people agree with this review 2014/02/04
開始早々こそテープヒスが聞こえ録音年代を感じるが、素晴らしい音でオーケストラサウンドが再現されているため全く気にならなくなる。低音の動き、特に中高音の伸びが見事で、金管が圧倒的に部屋を満たす。三次元的、立体的に音像が立ち現われるさまには驚嘆。ドヴォルザークで感激しインプレッションを記載しているため、スメタナは未聴。 CD,SACDをはるかに上回るブルーレイオーディオの音の魅力に、今後の多くの音源のブルーレイオーディオ化を切望する。 演奏は、私が高校時代最初に購入した「新世界より」のLPレコード。夢中で聞いていたものだが、現在の装置、ソースで聞くと、こんなに凄い録音とは昔は全く思わなかった。懐かしい思いで購入したが、音の見事さに感激を新たにした。 もし、録音の古さが気になる方がおられたなら、装置を見直されること、映像と音声の分離、スペック通りの再生等のチェックが必要と思う。
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6 people agree with this review 2013/08/22
ブルーレイ再生専用ソニーs5000esで当然ながら映像と音声は分離。音声のみをアナログ2chでpcmを選択。cdとは桁違いの音質。カラヤンのマーラー5番で聞かれる「外側からのアプローチ、客観的すぎる冷静な音作り」等の評はブルーレイを聞いていないからと思わせる。正面やや右寄りから聞こえるトランペットの開始から、気合十分の指揮。ベルリンフィルも壮絶な音で指揮に応えている。唸りを上げ時にはすすり泣くような弦、咆哮しむせび泣くような金管、それぞれの楽章の終結部では聞く方も感極まる。録音会場で響いていたであろう音と音楽がそのままリスニングルームを満たす感を受ける。音楽はそれでいて見事にその構造美を示す。ブルーレイのポテンシャルが、演奏の真実をより明確にする最良の例であると思う。生でカラヤン・ベルリンフィルの演奏会は何度も聞き、ザルツブルグにも行ったが、そのライブで鳴り響いた音と音楽をブルーレイで味わった。願わくは、カラヤンの代表的演奏が全てブルーレイになることを。
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6 people agree with this review 2013/07/16
拙宅ではブルーレイ再生専用プレイヤーソニーs5000esで、映像は分離、音声のみをアナログで再生。2ch・pcmを選択している。SACDに比べ、音の厚み、低音の伸び等段違い。音の実在感が増したことにより演奏のダイナミックレンジが広がり、グリモーの表現がより迫ってきた。演奏に没入でき、演奏そのものを一層考えさせ、感動も深くなるということでブルーレイオーディオはSACDを、拙宅の装置では上回る。カラヤン等のデイスクも大変楽しみである。
0 people agree with this review 2013/07/16
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2 people agree with this review 2013/06/13
拙宅の装置ではSACDと比べ音の厚み、実在感、ダイナミックレンジが遥かに勝っており好ましい。ヴァイオリンは桁外れの技巧で表現の幅が実に大きく、まさに名女優の独白を聞く思い。録音が一層ムターの表現を際立たせる。マズアも見事なバック。ニューヨークフィルはバーンスタイン、ブーレーズ、メータ、マゼールも生で複数回聞いているが、マズアで聞いたベートーベン3番、バルトークには本当に感動した(みなとみらい)。カラヤンの英雄には啓示を受けたが(普門館)、マズアには胸打たれた。オーケストラが目の詰まった木質感に変わっていることにも驚嘆したものだ。このデイスクのレベルは非常な高さに達しており、これならばブルーレイオーディオの可能性にはおおいに期待したい。
0 people agree with this review 2012/08/27
3曲目のグッドラックだけでも彼が超一流のジャズピアニストであることが分かるが、表題曲その他はまさに単なるジャズピアニストを超えた遠藤ワールドが満喫できる。遠藤ワールドは心にやさしさ、慰め、希望を与えるが、その背景には鋭敏なジャズの感覚が脈々と流れている。それが単なる癒しの、ムード音楽と一線を画しているところだと思う。音質はSACDではないが、CDとして最高のもの。音楽に没入している奏者を見事に捉えている。クレジットを見るとホールは知る人ぞ知る最高の音響と評価の高い相模湖のホール。ピアノのベーゼンの温もりのある音質が良く録音されており、再生の喜びに浸ることができる。これからもスケールの大きさと、深みを増す、期待特大のピアニストと思う。
0 people agree with this review 2012/06/23
SACDは誇張感が無く、大音量でも煩く無く、ミョンフンの心からの歌、決然とした響きに浸ることが出来る名録音。チェコフィルとミョンフンの録音が増えることを望みたい。チェコフィルの実演では、ノイマンのダルな演奏に憤慨し、すぐその後聞いたコシュラーの見事な演奏に驚嘆。指揮者の力の違いを実感した思い出が甦る。ブラームス4番ではチェリビダッケ、読響を今でも思い出す。見事な演奏ではあったが、終演後舞台上から観客といかにも嬉しそうに握手する(私も握手して貰ったが)その仕草に、俗人そのものだなと思い、演奏とのギャップを痛感したものだ(舞台上から握手をすることが俗人と思ったのではない)。 SACDの良さは、私見では、高音域、低音域が伸びることにより、強調感の無い、自然で、歪の無い音が得られることにあると思っている。このSACDはその素晴らしい典型。尚拙宅のシステムは、15畳のホームシアターで、前方2チャンネル、低音から超高音4ウエイスピーカーをマルチアンプでドライブしている。ちなみに、SACDとCDは別のパッケージソフトであり、別々に評価すべきである。同様にブルーレイとDVDも全く別物。それぞれに評価すべきものである。オーディオとヴィジュアルノマニアなら常識であろう。
2 people agree with this review 2011/08/22
拙宅の装置では中・高音が明瞭で、左右の分離、空間性の優れた録音。金管、木管が良好な音質で特にホルンの広がり豊かな音が印象に残るが、中・高音が少し強めであるせいかホルンの音も金管楽器であることを強く感じさせる。それ故当該SACDは低音豊かなピラミッド型の音像ではない。カラヤン以前の古いベルリンフィルの音ということがよく言われるが、どのような音かは聞いたことがなく全く知らぬが、ベームの音(音楽)は古い指揮者とは一線を画した明瞭な現代的な音(音楽)を表出する指揮者ではないかと思っている。 音楽は不思議な感を受ける。一楽章はテンポが少し速めでインテンポ。克明に、律義に音符を音にしている感がするが、なぜかせかせかした印象を受ける。四楽章も序奏は見事と思ったがその後はフレーズが素っ気なく、切迫した表現はそれなりに迫力はあるが感動には程遠いものであった。しかし二楽章の抒情的表現には深く心打たれた。抒情的、耽溺的表現がこれほど見事なのに、何故他の楽章での表現、特に歌わせ方がぶっきら棒なのであろうか。小沢の澄み切った心境が見事に音になったライブのSACD、チョンミョンフンの気宇雄大なアジアフィルの先日のライブを聴いたせいかな?私はカラヤンのCD(ライブもそうであったが)で、雄大な低音をベースにしたドイツの音といわれるものを(もちろんカラヤンの個性豊かな音ではあるが)、まさに重戦車のような音、音楽を心ゆくまで味わったものだ。吉田秀和氏は、名品ではベームは何か物足りないと書いておられるが、ブラームスを指しているのかは知らぬが、私にとっては当該SACDは全く物足りないものである。
4 people agree with this review 2011/05/22
震災以後音楽を聴く心境にはとてもならず、いわんや自宅のオーディオ装置に耳を傾けるなどは出来ない日が続いた。それでも友人のリサイタルには出かけたり、企画運営を任されている音楽ホールのために出演交渉に追われる日ではあった。多少お付き合いもあるミョンフンのソウルフィルには出かけたが、悲愴は胸にこたえ、聞いていて辛いものがあった。本格的にCDを聞こうと思い手にしたのは好きなミュンシュのライブである。フランスのオケとの生は一生忘れられないもの。まさに指揮棒一閃、ものすごい音量でしかも透明な音が会場を満たした。沸き立つような興奮を誘うりズムに周りの聴衆も思わず腰を浮かす状況であった。彼の音楽の独特のスタイルを国籍などと絡めて説明する向きもあるが、極めて表面的で皮相な見解と思う。当該CDの「運命」は格調の高さと凄まじいまでの推進力、生命力。録音が低弦の床を揺るがす凄味、透明な高弦、浸透力のあるカラッとした金管等を見事に捉えている。指揮者の床を踏み鳴らす音等臨場感もたっぷり。どこまで音量が膨れ上がるのだろうと驚かされる。音楽が終わる前の喝采、拍手もうなずける。まさに彼は大指揮者であった。
4 people agree with this review
2 people agree with this review 2010/12/05
先日のゲルギエフとのシベリウスも大変な名演との評価であるが、2008年アシュケナージ、フィルハーモニーとの同曲のハイビジョン録画でもスケールが大きく成熟した演奏に感嘆した。数年前ブーレーズとのベルクをサントリーで聞いた時は線は細いが、若いオーケストラをリードする感もあり、P・ヤルヴィトとの共演では指揮者と共に実に魅力的なブラームスを奏で、個性的な大家となった感を深く持った。現在すこぶる充実した演奏活動を行っているバイオリニストの一人であろう。当該SACD−SHMは丁寧で真摯な演奏であるが、奏者の感情の高まりが聞き手の胸に迫る。若いが現在の成熟を予感させる1ページを見事に捉えた好録音。録音はフィンガリングの音も克明に聞こえ、高音から低音まで、弱音から強音まで、オーケストラのダイナミックレンジもすこぶる広い。尚、シベリウスのオーケストラ部分は指揮者の解釈なのか個性的で、荒々しくしかし新鮮に響いた。
3 people agree with this review 2010/10/09
低音域の厚いピラミッド型の録音。低弦は重厚で凄まじいが動きは明瞭、高弦はきりっと切れ味鋭い。金管は伸びがあり木管は宝石のよう。音質は引き締まっており筋肉質でプロポーションが良いが、ホールトーン、指揮者、奏者の息遣いも良く判る好録音。演奏はリズムの刻みが生々しいがオーセンテイックで堂々たるもの。指揮者は曲想を克明に抉りだし、オーケストラは一糸乱れず音にしている。特に緊張感ある弱音が素晴らしい。スケール大きく情熱豊かであるが非常に誠実な感を受ける。吉田秀和氏は「楷書のような」と評されておりその通りであると思うが、私は加えて重厚さを感じる。パーヴォ・ヤルヴィのベート−ベンにも感銘を受けるが、ドウダメルにもずっしりとした感動を受ける。音楽のキャパは何と大きいものであるか。
3 people agree with this review
2 people agree with this review 2010/10/08
懐かしい録音の復刻。LP時代ジャケットなどに関心を持つことは無かったがいかにも特別なレコードという感じを強く受けた。カートリッジを下ろすと艶のある何とも魅力的で独特な響きが部屋を満たした。再生装置も変わり、何よりもCDで復刻。同じ音であるはずはないが艶のある透明で豊かな魅力ある響きが部屋に充満。拙宅の装置ではLPの記憶に残る艶、透明性はそのままに各パートはより鮮明でダ多少引き締まった感じがするがダイナミックレンジはより拡大。他の録音は楽器がそこに存在するようであるが、シャルラン録音は楽器から離れた響きそのものが再生される感を受ける。しかしその響きの何と魅力的であることか。ソロバイオリンも十分に暖かく美しい。演奏は癖がなくストレートでスケールもあり、デリカシーにも欠けることのない素晴らしいもの。他人に聞かせ驚かせたくなる愛聴盤の誕生である。
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