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Review List of oklahomatoad 

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  • 2 people agree with this review
     2011/05/16

    シンガー・ソング・ライターとスワンプの両キーワードにピンと来たリスナーは絶対にはずしてはいけない初期アサイラム・レーベルが世に残した大傑作。ロッド・テイラーの書き、歌う深みと哀愁のある作品にライ・クーダーとジェシ・エド・デイヴィスの悶絶スライド、ジム・ケルトナー、ラス・カンケル、ゲイリー・マラバーの味のあるドラムス、ボニー・ブラムレット、ジョニ・ミッチェルのバック・コーラス等の味付けも絶妙。聴かずに死ねるか!?

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  • 2 people agree with this review
     2011/05/16

    1974年に発表されたカリプソの王様マイティ・スパロウのとっつき易いアルバム。カリプソをメジャー・レーベルであるワーナーから発売させたヴァン・ダイク・パークスはやはり只者ではない。ロック・リスナーでも素直に入り込めるホーンを配した躍動感溢れるリズム。聴いて損はありません。ただ、ビートルズを聴いてブリティッシュ・ロックに入り込むリスナーはあまりいないのと同様、このアルバムを聴いてカリプソにのめり込むことはありませんでした。カリプソ中毒と云うよりもスパロウ中毒にはなり得ますのでご注意を。

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     2011/05/15

    1972年に発表されたこのアルバム、2003年までCD化されていなかったとは驚きです。ここまで認知度と注目度が低いのはあまりにプログレ色が薄いためストローブスのファンから支持されなかったため?先入観無しに聴くと、これが何とも不思議な世界。カズンスのルーツであるブリティッシュ・フォークとバックを務めるブリティッシュ・ハード(とプログレ)を代表する面々との融合が他では中々味わえない雰囲気を醸し出しています。名盤とまでは云いませんが、ツボにはまったリスナーには愛聴盤になるでしょう。皆さん一度は聴いてみて下さい。

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     2011/05/12

    ウェザー・リポートをザヴィヌルとショーターの双頭バンドだと思ったことはありません。ザヴィヌルがやりたいことをやるためのバンドでしょう。やりたいことがどんどん進化したため、メンバー・チェンジは必然だったと云うこと。で、このアルバム。何といっても冒頭のブギウギ・ワルツ!え〜い、なんだよこの展開、はっきりしてくれよ、と盛り上がりのポイントが判らない内に終盤になってやっとテーマが出てくる。で、身体が自然に動いてしまう。病みつきになります。この一曲でザヴィヌルは天才だと確信しました。この1曲のためだけにでも入手すべきアルバム。若いリスナーにはスピリチュアルだけでなく、ここいらの音も再評価して欲しい。

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     2011/05/11

    オリジナル・メンバーでのライブがベスト盤でしか、しかも数曲しか聴けないのは残念ですが、このアルバムでは3曲だけとは云え最高のブギ・バンドのライブを聴くことが出来ます。なので、強烈なブギが炸裂するライブ・サイド(アナログA面、CD1曲目から3曲目まで)を繰り返し聴くのがお勧めです。間違いなく圧倒されます。ティム・ボガートの独特なベース・ラインが堪能出来るのも本盤の魅力の一つ(きっとBBAでの来日公演の時のように前後左右に軽いステップ踏みながら演奏してるんでしょうね)。是非大音量でどうぞ。

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  • 3 people agree with this review
     2011/05/11

    イーグルスに加入する前のライブ音源ですね。盟友ジョー・ヴィタールのドラムスにウィリー・ウィークスとアンディー・ニューマークと云う当時最高と云われたリズム・セクションを配したダブル・ドラムス編成!そのせいか、持ち前のねっとりしつつ、グイグイと押す独特のグルーヴが一層増幅されている感があります。大音量で聴けば気分爽快になること間違いなし。きっとあなたも聴いているうちにコーラスに参加してるはず(私だけか?)。

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     2011/05/11

    今の時代、情報が多すぎると云うのも考え物。このアルバムを聴いてみようと思う方にとって、フリップが後の編集盤でゴードン・ハスケルのボーカルを入れ替えたなんてことはこのアルバムの価値には全く関係の無いことだと思います(製作当時、本当に気に入らなかったのなら発売前にボーカル替えることも出来たはず)。ファースト程の衝撃は無いものの、凡百のロック・バンドには到底求めることの出来ない素晴らしい音楽がこの時期のこのバンドの作品には詰まっているので、皆さん是非一度は聴いてみて下さい。蛇足ですがアンディ・マカロックのドラミングは前任者であるマイケル・ジャイルスのスタイルを意識していたのか、そのスタイルを踏襲するよう要請されていたのでは、と感じます(だからすぐに辞めちゃったんじゃないか、と)。

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  • 3 people agree with this review
     2011/05/11

    ただの素人リスナーが敢えて言います。このバンドの初期4作に駄作はありません(酷評されることの多いリザードも例外ではありません)。シングル・ヒットがあるわけでも無いこのバンドがデビュー作でアルバム・チャートを駆け上がったおかげでロバート・フリップと云う素晴らしい才能を持ったリーダーを擁したバンドの作品群がこうして続けて聴けることになったことに感謝します(勿論、歴代のメンバー達が凡百のミュージシャンだったと云うつもりは毛頭ありません)。で、このアルバム。前作に続き、英国のジャズ・ロックの腕利きプレイヤーをゲストに迎え、サウンドに厚みと彩りを加えています。後に発表されたゲストを除いたバンドによるライブ音源に触れてしまったからこそ、このアルバムにおける寂寥感が取りざたされることになったのでしょうが、このアルバムに詰め込まれた静寂と騒乱こそがまさにこのバンドの真骨頂。月並みな表現ですが、発表後40年経った今でもその魅力は色褪せていません。

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     2011/05/11

    プログレやブリティッシュばかり聴いていた頃、ひょんなことからこのアルバムを聴き、一気にアメリカへと傾倒することになった小生にとってはターニング・ポイントとなったアルバム。(決して上手くは無い)ボーカル、すぐに彼と判る特徴あるエレクトリック・スライド(勿論アコースティックも最高)、選曲、全てにライのアメリカン・ミュージシャンとしてのセンスと色気を感じます。ジム・ケルトナーの叩く「間」を重視したドラミングにも惚れました。ギミックの無い音作りということもあり、いつ聴いても酔える個人的にはライのベスト。これをルーツとして聴いてからセカンドを聴くとセカンドの良さが倍増すると思います(ファーストは両方聴いてライの音楽が気に入ってからでも良いと思います)。とにかく全ての音楽ファンに一度は聴いて欲しい珠玉のアルバム。

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     2011/05/10

    1966年に録音されたこの素晴らしい内容のピーター・レマー唯一のリーダー・アルバムの認知度の低さはESPというマイナー・レーベルからのリリースであったということに他なりません。リーダーのピアノをサポートするのは後にコロシアムを結成するトニー・リーヴスとジョン・ハイズマンのリズム・セクション、アーマッド・カーンのテナー、そしてあのジョン・サーマンのバリトンとソプラノ。ありきたりのモダン・ジャズには飽き足らないけれどもフリーはちょっと、というリスナーに是非聴いてもらいたい、エッジの効いたスリリングなブリティッシュ・ジャズ。

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     2011/05/10

    エレクトリック・ブルースの真髄を知った凄腕のギタリストがコマーシャリズムとはかけ離れたところで自由にアルバムを創らせてもらえばこんなにも素晴らしい音の世界が、、、、、。当時クラプトンもベックもペイジも指をくわえて羨ましがったのでは?重厚なリズム・セクションの間で漂うかのごとくエフェクター掛けまくりのギターを緊張感を保ちつつ、気持ちよさそうに弾くピーター・グリーン。初めて音楽を聴いていて鳥肌がたったアルバムでもあります。発売当時から我が家のロック殿堂入り。超お勧め。

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     2011/04/26

    オールマン・ブラザースのファンとしてメンバーの動向はどうしても気になるもので、デレクのソロもセカンド以降からは押さえていたのですが、今回ようやくこのデビュー作を入手しました。
    グレッグのソロはレイドバックしすぎ、ディッキーのソロはやりたい事がリスナーの期待とずれている、ウォーレンのソロは路線が違いすぎてどうも馴染めない、と感じている小生にとって、一番歳が離れているにも関わらずすんなり入ってくるのはデレクの聴いてきた音楽が他のメンバーとちょい違うから?ジャズのインスト曲をロックに仕立て上げる才能は今までのジャズ・ロックのミュージシャンに無いセンスを感じさせます。我が家のロック殿堂入り間違い無しのグレートなアルバム。

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     2011/04/20

    録音されてから40年以上も経っているにもかかわらず、いまだにこれをロックだファンクだジャズだとカテゴライズする必要あります?マイルスはいつだって時代の先端でカッコいい音楽を演りたかった、そしてそれが出来る才能があったってことじゃないでしょうか。そんなマイルスの創った音がリスナーの脳を刺激し続けるのは当然で、リスナーの感性が整ってさえいれば何十年経っても同様の体験ができるし、これはジャズでもクラシックでも同じことだと思います。要するに脳への刺激が欲しい方はどのヴァージョンでも良いから一度は聴いてみるべき音だと思います。

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     2011/04/18

    カンタベリー・ミュージックのファンのみならず70年代に時代の先端を行くミュージシャン達が模索していた世界を垣間見てみたいリスナーに聴いてもらいたいアルバムのひとつ。ソフトマシーンを抜けたワイアットが目指していた到達点がここではないのは後の活動からも明らかですが、決して薄っぺらでもなく、ふざけてもいない、分厚い音が詰まっています。もう少しボーカルがフィーチャーされていれば★五つでした。

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