3 people agree with this review
　2010/06/04

Supersonicのデビューから解散までをこのCDでまとめるには、ちょっと無理があるくらいの歴史的楽曲を発表してきたOasis。未発表曲目当てでCDシングルを買いあさったり、ベスト版やライブ物を所持している多くの同輩の皆さんは即買いすると思われますが、選曲としてはファースト・セカンドアルバムからの選曲が少ないんじゃないかとツッコミを入れたくなるような、なにかか腹七分目といった感じでしょうか。しかし、プロモビデオのが盛りだくさんなのとライブビデオだけでも十分満足できるCDと思われます。リアムのリアクション少な目後ろ手組み立ちんぼ姿のライブ映像で、余韻に浸るのも良いかと思います。まだDVDがあまり普及してなかった1994年、プロモビデオを必死でビデオカセットの録画していたファンの皆さん、DVD時代にOasisに心酔したファンの皆さん、このCDでそれぞれの時共にいたOasisを実感してみて下さい。

0 people agree with this review
　2009/07/20

RCAから出された当時は、売り上げ上大ヒット作とは言えない物だったと思うが、モリッシーのソロ通算作品から初めて「誰からも理解してもらえない一人ぼっちの僕」が「誰も僕たちを理解していない」と他者を沈着な見据えたという、初めて意識の改革を表した作品。それだけでも貴重と言えるが、原盤にない、当時のCDシングルに収められていた曲など掘り出し物あり。必聴。