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0 people agree with this review 2021/05/01
2020年をもってバンド活動を終了した新生キリンジのベスト・アルバム。 『11』、『ネオ』、『愛をあるだけ、すべて』、『cherish』という4枚のアルバムから4曲ずつ16曲、アルバムごとの特徴がわかりやすいね。 はじめの2枚はコトリンゴ さんが効いています、おいしい料理のスパイスみたいに。 後半2枚は今のサウンドでグルーヴ感たっぷり。 さらにボーナスCDには、トリビュート盤『宇多田ヒカルのうた - 13組の音楽家による13の解釈について』のKeep Tryin’ や坂本真綾 20周年記念トリビュートアルバム『REQUEST』のうちゅうひこうしのうた を収録。弓木さんコトリンゴ さんのリードボーカルがイキイキしていて新キリンジらしさが溢れています。
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0 people agree with this review 2021/04/30
YonYonさんの韓国語ラップがあたらしいkiller tune kills me”をシングルカットしたこのアルバム。 弓木ちゃんの歌が聴けるのはこの曲だけ、寂しいな。 前作『愛をあるだけ、すべて』の今様のミックスの流れをさらに押し進めた感じ。前作くらいでキリンジらしさがギリギリという見方もあるかもしれないけどね。 高樹さんワールドの歌詞は健在、さすが! 休日の過ごし方、はぜひ歌詞カードと一緒に。
1 people agree with this review 2021/04/29
数あるヒットソングのあるスピッツ、中でも1番好きな歌。アルバム『醒めない』からの先行シングル。 歌詞を目で追うと切ないラブソング。だけど、色んな意味があるのがスピッツ。 震災のことを歌った歌だ、なんてどこかで読むと、歌詞のニュアンスも変わってきたり。遠くに旅立った君とか、届けたい言葉とか。 いずれにせよ、ギターのイントロも、意味深な歌詞も大好き。 久しぶりに買ったシングルCDでした
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0 people agree with this review 2021/04/29
「まるでリビングルームでライブをしているかのよう」が テーマのLIVE IN LIVINGシリーズ。 千葉はなさん作詞作曲の「ずっと ずっと ずっと」が切なくて好き。 この歌、特設サイト「羊毛とおはなの日」で募集された“MY BEST song of 羊毛とおはな”のランキング1位だったみたいです。 このCD、ジャケットが折りたたみで、歌詞カードも手書き、ちょっと遊びの多いアルバムでした。 カバーは、Ice Cream ManやDesperadoの渋めから少年時代まで。幅広いなぁ
LIVE IN LIVING ’07から続いているアコースティックなシリーズ、結成10周年の節目のアルバム。2人の作る世界はワン・アンド・オンリー。 このアルバムではたいせつな歌「うたの手紙~ありがとう~」が入っています。 「この曲を通して一人でも多くの方々に「ありがとう」を伝えたい」。 すでに千葉はなさんの病気がわかっていたと知る今となっては、コメントが胸に沁みます。 千葉はなさんと市川和則さんに、ありがとう。
スタジオジブリ映画主題歌の「カントリーロード」カヴァーが入ったアルバム。 お楽しみのカバーには「My Favorite Things」も入ってます。これ、おはなさんにぴったりでした。 あとはオリジナルの曲「揺れる」では、おはなさんが「さえない顔は 笑えばきっと すべてを巻き込んで 回りだす 朝日の奥で」って歌ってくれます。
市川さんギターとおはなさんボーカルの2人で構成された『LIVE IN LIVING』シリーズの初めてのアルバム「LIVE IN LIVING’07」。 のちにアルバム「こんにちは」でフルバンドで演奏される「手のひら」「おまもりのうた」もここに収録されてます。 初めて触れた羊毛とおはながこのアルバムだからかな、このアルバムのヴァージョンが1番好きです。 有名曲のカバーもいい2人だけど、Englishman in New Yorkと人魚が白眉!
鬼束ちひろの「守ってあげたい」で幕開け、井上陽水、小野リサ、スピッツが参加した、豪華なユーミンデビュー30周年記念カヴァー・アルバム。 セシルの週末 / aiko、Chinese Soup / 原田知世、曇り空 / キリンジがヘビーローテーションでした。 クレイジーケンバンドや椎名林檎も、やはりユーミンが好きなのねーとわかって、すごく嬉しい。
最大の魅力はmilet(ミレイ)の声、特に、あるゾーンに入ると唯一無二の響きがあるトーン。 2018年に音楽活動をスタートさせ、すでにひっぱりだこのシンガーソングライターが出したファーストアルバム。 ドラマ主題歌やめざましTVのテーマや花王のCFなどたくさん入った69分、たっぷり。 海外生活やクラシックを習っていたりと、独特の世界観がある歌詞やメロディーが、魅力ある声を引き立てる。 ラップではないけど独特のライミングセンスも、今後も期待大です。
シングル「24-25」でハマり4thアルバム、SPARKLEへ。 やはりアップテンポの歌とちょっとかかるだけですぐに彼女だとわかる声がたまらなくカッコイイ。 重心の重いブルージーにも感じる声だけど、耳にするりと入る魅力的な声。 邦楽と洋楽の境目、歌ものとラップの境目、日本人離れしたライミングと高い歌唱力の境目、を行ったり来たりしながらも、予想をはるかに超えるまとまり。 ミュージック・ビデオをいくつか観たらハマる人はすぐにわかるから
24-25は24才25才の頃を歌うIriの曲。ミュージック・ビデオが超ステキ。流れるような歌とラップ、先ずは見てみれば、どんな歌手なんだかよくわかる。 三曲は前シングルのリミックス。 さらに好きなのは二曲目のSUMMER ENDの冒頭歌詞「甘い言葉だけで何処までも夢を見せて本当の意味も全て今はいらないから」。 ちょうど朝支度中にかけるのに最適なサウンドと長さです。 ちなみにティーシャツは厚手のメンズL、ダブっと着れました
0 people agree with this review 2021/04/19
かなりヘヴィなボリューム、560ページで上下二段組。 ジャズやスタンゲッツ好きなら大丈夫、村上春樹さんの翻訳のおかげかな。 読み進めるとようやく駆け出しジャズミュージシャンになり、力強くスウィングすることを目指していたスタンゲッツ、そしてボサノバに傾倒していくスタンゲッツに話が移っていく。 当時アルバム「ゲッツ・ジルベルト」がどれほどのインパクトをアメリカのレコード業界に与えたか。 後追いでCDを聞いている僕ら世代が知らない熱狂がこと細かく書かれている。 序文にあるように「音楽を愛するものはすべて、父親が彼に最初のサキソフォンを買い与えた1940年から、1991年の死に至るまで、彼を駆り立て続いてきた、その内なる強固なバネに感謝するべきかもしれない」。
0 people agree with this review 2021/04/18
『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を発展させてできたストーリー「スモーク」。 ポール・オースターが自ら脚本を手がけて映画にもなった(配役がとてもいい、僕好みが揃い踏みです)。 舞台はブルックリン、妻を亡くした作家ポール、毎日同じ場所から写真を撮る葉巻屋店主オーギー。 誰もが悲しみを抱えながらいきていかざるを得ないから、嘘さえ優しいクリスマスストーリー。
スパイス料理家のハーブとスパイスごとのレシピも載ってるスパイスとハーブのセミプロ向け入門書。 クミン、胡椒、バジル、タイムなど馴染みのあるものからタラゴン、セルフィーユなど名前を聞いてことくらいのものまで網羅。 ミックススパイスの作り方、ミックスカレーの作り方、さらにはハーブティーまで紹介されてる。
日々ごはんシリーズの「帰ってきた日々ごはんC」。 いつも通りの、ごはんのメニューがページ右肩にのっかっている日々の日記帳エッセイ。 スイセイさんとの暮らしの中で気がつく、もしくは気付かされた家族のワンシーン。 出版社とのやりとりなんかの仕事のことと、野菜のアク抜きみたいな料理のことが、おんなじ比重で書かれている感じが好きです。 スイセイ解説ごはんに「結婚さえしたらなにもかもうまくいく、とは限りません」と書かれていたことが、今になって気がついて。切ないですね。
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