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Review List of kasa 

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     2012/01/15

    2005年の香港でのライブを収録。最高のステフを堪能出来る!!!
    ライブが2枚、自選MV15曲が1枚。

    C1イントロが結構長く、リハや舞台裏の表情などが収録されていて楽しい。
    コンサートのオープニングは、静かな印象でスタート。
    聞かせる曲が続いた後、C7からダンサー達が登場し、一気にダンサブルなステージになる。衣装換えも素早い。
    特筆すべきは、ステフの踊りや身のこなしの素晴らしいことだ!
    決して歌唱の邪魔にならないように、それはそれは流れるように美しい。特に指先の繊細な動きは、天性のものだろうし絶品。

    C8「慢慢来」ではタンゴを、私の大好きなC9「神奇」では、インド・ヨガスタイルを決める。「神奇」での踊りはMVでもお馴染みだが、ダンスも超一流のステフなのである!

    MC「みなさん、どこから来たの?上海?台湾?シンガポール?北京?広州?香港ね!」
    一息ついて、切ないラブソングC11「我也很想他」からバラードが続く。
    観客の息を呑む感覚が伝わる、静寂と歓声・・・。

    黄色いドレスで、C15「一様的夏天」C16「祝ニイ開心」は、円形のステージ周りを観客と握手しながら歌う。私もその場に居たなら・・・。日本から来たよって・・・。
    私の出会いの曲C19「我要的幸福」は、ピアノを弾きながら歌う!

    ジーンズ姿で、C20「LEAVE ME ALONE」はロックし、C21「Silent all These Years」では座りながら切々と歌い上げる。

    C23「種」は、ダンサー達が登場。ステージは熱帯だ。軽いステップと腕の動きが指先まで連動し、美しい。見とれてしまう。
    続いて一転、ドラマテックなラブソングC24「我的愛」、映画の主題歌C25「遇見」、名曲C26「THE MOMENT」がコンサート本編ラスト。
    この後、ワーナーを離れ活動に一区切りをつけるので、「THE MOMENT」の前の長いMCや歌う姿が、ファンへの感謝と何かお別れを言っているような気がしてしまう・・・。

    アンコール、C27「緑光」では再びダンサー達が登場。タップを踏むがごとき軽やかな身のこなし。ため息が出る。
    ラストは、ステフの原点C28「天黒黒」。観客との合唱・・・そして謝謝!

    VCDのため星4つ。DVDで持っていたい宝物。

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     2012/01/14

    なんてリーズナブルな価格だろう!祝国内初CD化!
    リマスターされ、ちゃんと詳細な解説もあります。裏ジャケもそのままCDケース裏に。良いですね。

    ザッパがアルバムのアレンジ担当。唯一ポンティ作のD4でギターも。ジョージ・デューク全面参加。
    サウンドは、美しいジャズ・ロックです。(全体的に演奏はおとなしい感じで録音されている)
    19分25秒の大作D5がハイライト。2部構成のようで、前段はヴァイオリンによる「The Duke Of Prunes」のフレーズで終わり、後段は後年のザッパ・ギター版を彷彿とさせる。

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     2012/01/14

    中華ポップスには何度も驚かされてきたが、このシンディ・ユェンのセカンドもサプライズ!音が気持ち良く弾けている。是非聴いてほしい。
    アルバムタイトルは「変わることを恐れないで」と。

    冒頭の今風なエレクトロ・ナンバーD1、D2が、かなりカッコイイ。
    D3はデュエット曲。
    D5はライトなレゲエ風味で。
    D6は軽快なポップ・ナンバー。
    10曲すべてシンディの作曲、プロデュースだ!

    「見事なプロポーション」は、裏ジャケやブックレットのフォトで確認出来る。本当にお見事。「セクシーなダンス」は、MV付属盤待ちですね。

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     2012/01/14

    日本頑張れ!ソニー系中華ポップスの祈りのチャリティー・アルバムです。
    アーティスト名を表記してみます。(男性M、女性W、グループG)
    検索の際、ご参考に。(HMVさんのカタログがない場合もあります)

    DISC1
    1.ワン リーホン M
    2.ジュディー ジャン W
    3.リン ユーチュン M
    4.チャン シュエン W
    5.ララ リャン W
    6.COLOR G
    7.アレン スー M
    8.浪花兄弟 G
    9.フー シャー M
    10.ダイ アイリン W
    11.リー イーフォン M
    12.ジェイソン チャン M

    DISC2
    1.ジェイ チョウ M
    2.レイニー ヤン W
    3.ジョアンナ ウォン W
    4.1976 G
    5.チー ユー W
    6.フェイ ユーチン M
    7.ジャッキー ウー M
    8.シャオ ホンレン M
    9.シンディ ユェン W
    10.フィル ラム M
    11.フィオナ フォン W
    12.ワン イエ M

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     2012/01/09

    台湾盤のワーナー時代のベスト盤。かつて「My Story」(白いジャケ)とセットで販売していましたが、HMVさんのカタログでは今はこの作品だけです。

    さて、ワーナー時代のステファニーのスタジオアルバムは9作で、全部で94曲発表しました。
    台湾盤の「My Story」「Your Song」の計4枚のアルバムは、それぞれ30曲ずつ計60曲収録されており、そのうち新曲や未収録曲が4曲あるので差し引くと56曲、実に既発表曲の6割が収録されたのでした。
    (香港盤の「My Story」は、この2作を集約した内容になっています)

    この「Your Song」、DISC1−1「原点」がタニア・チュアとのデュエット、DISC2−1「夢想天空」が新曲です。
    他に、「孫燕姿」から4曲、「我要的幸福」から4曲、「風筆」から5曲、「Leave」から3曲、「Start」から1曲、「未完成」から2曲、「The Moment」から1曲、「Stefanie」から5曲、「完美的一天」から3曲です。

    写真満載のブックレットとジャケ写ポストカードが8枚付いていました。
    おすすめです!

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     2012/01/08

    ローマ人が右手に桶を持ち、左肩にタオルをかけている。インパクトのある表紙です。
    ハドリアヌス帝時代の建築技師ルシウス・モデストゥスの物語。ひょんなことからローマ時代と現代日本へタイムスリップを繰り返すことになったルシウスが、日本での様々な発見を応用しローマ人の公衆浴場を変えていきます・・・。

    日本人は、ルシウスに「平たい顔族」と呼ばれます。日本発見の物語でもあるのです。
    温泉生きたーい!と読めば必ず思うはず!

    作者のエッセイ「ローマ&風呂、わが愛」も楽しくためになりますよ。
    おすすめです!

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     2011/12/25

    アーサー・バーロウ(b)とヴィニー・カリュータ(ds)のリズム隊に舌を巻く。正にバカテク!!!変幻自在だ。
    DISC1は、62分26秒、DISCは、78分7秒収録。

    以下の曲で、長いギターソロが堪能できる。
    D1-1 Chunga’s Revenge 8分34秒
    D1-10 Pick Me,I’M Clean 10分15秒
    D1-13 City Of Tiny Lites 9分58秒
    D2-1 Easy Meat 9分26秒
    D2-3 The Torture Never Stops 23分36秒
    D2-6 Andy 8分14秒
    ザッパが弾きまくるが、Torture〜後半とAndyはヴァイと思われる(私の耳ではなかなか判別が難しい)

    他のボーカル曲も、ドライブ感満点。D1-5,6,7,11、D2-4,5,7,8あたりは飛ばす飛ばす。Dead Girls Of Londonでは、ヴァイのヘビーなギターも全開だ。D2-9だけ、8分以上のザッパの語り。淀みなく一体何を話しているのだろう。これもある意味すごい・・・。

    このバンドは、管楽器がほぼ無く、キーボードの音が分厚いのも特徴。
    個人的には、アーサー・バーロウのベースが特にすごいと思う。

    是非、聴いて欲しい。

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     2011/12/18

    宮内和之のギターが、とにかくファンキー!、ファンキー!!、ファンキー!!!
    D7「LIFE-STANDIN’ ON THIS WORLD」では、凄まじいグルーブとなる。
    音楽の神が降りてきているようだ・・・。

    国岡真由美のクールだけど官能的なボーカルは、正に不世出のそれだ。
    祝祭と化す、ICEライブの女神だ・・・。
    D8「SLOW LOVE」からパンツルックに衣装替えし、素晴らしいプロポーションも。カッコ良い。

    98年9月、赤坂ブリッツでのライブDVD。70分。曲間に、7thアルバム「Truth」のレコーディング風景、今やとても貴重な宮内さんのインタビューが収録されている。大満足のDVD。

    ラストD10「PEOPLE RIDE ON」の歌詞、「・・・夢は消え歌は残る・・・僕等は全てを委ねられ答えを出せない/それこそが生きる理由」

    泣けた。

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     2011/12/17

    サード・アルバム。一番落ち着いたというか、スロー&ミディアムな展開が見事な曲が多いと思います。
    代表曲D3のスケールの大きい美しさ、D6の切なさ、D8はレゲエを、D10、11はじっくり聴かせます。
    一方、D2は粘っこいファンクチューンに宮内さんのギターが絡み、D4は、ファンクギターが爆発!

    国岡さんのボーカルに、惚れ惚れしている今日この頃。
    リマスターされたCDの音も素晴らしいのですが、何よりICEの音楽のクオりティーの高さを声高に叫びたくなる今日この頃。
    94年発売?昨日発売でも通用するでしょう!

    シングル「LIFE-STANDIN’ ON THIS WORLD」収録の3曲D12〜14が、ボーナストラック。

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     2011/12/17

    セカンドは、オルタナ系の音もある若干へビーな印象でした。アルバム全体の音が、クールで良い。
    D1、D2、D5、D8、D9、D10あたりは歪んだギターサウンドとチャン・シュエンの透明感のあるボーカルが融合しています。D9は、7分以上の曲。彼女のブルースですね。
    切ない美メロのD3も、おすすめの曲。

    アルバムは、ラストD11街並みの音が唐突に途切れ終わります。

    日本盤出して欲しいです。

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     2011/12/17

    グランドマザーズ名義のアルバム「Grandmothers」(80年)からD1,2,3,12,14,15,18,19,21の9曲、「Looking Up Grann’y Dress」(82年)からD5,6,7,16,17の5曲、未発表曲がD4,8,9,10,11,13,20の7曲それぞれ収められたアンソロジー。

    メンバーは、Jimmy Carl Black、Bunk Gardner、Buzz Gardner、Elliot Ingber、Don Preston、Andy Cahan、Tom Leavey、Denny Walley、Tjay Cantrelli、Motorhead Sherwood、Ray Collinsなどなど。

    ジェロニモ・ブラックのライブD10、11を始め、ブラスがブリブリ鳴ってるストレートなロックD2、D9や雷のイントロから展開が弾けていて面白いD13とか、意外と言ってはなんですが全編楽しめますよ!
    ジミー・カール・ブラックのボーカルも激シブでいかしてます。

    まだ買える内に素晴らしいライナーと対訳がある、この日本盤を買っておきましょう。いつかオリジナル・アルバムがリマスター再発されることを期待して。

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     2011/12/09

    ようやくカエターノの新作が発売されました!
    もちろん、中原仁の解説と国安真奈の対訳という黄金コンビのライナーがある日本盤を購入。
    マリア・ガドゥという新進の女性アーティストとのアコースティック・ライブです。(ハスキーな良い声してます)
    ファン待望の声とギター、の世界!
    弾き語りですが、所謂繊細で張り詰めたものではなく、もっとダイレクトでプリミティブな感触で、聴く者の心を揺さぶるのです。全26曲中、2人で歌うのが11曲、カエターノのソロが8曲、マリアのソロが7曲。

    聴きながら何度か涙腺が緩んだことを、告白します。
    とにかく素晴らしいライブ。カエターノ万歳!

    最後に思い出話を。
    97年の夏、東京に出張の際新宿のHMVに行った時、店内を歩くとふと聴こえてきた声とギター。それは、この世のものとは思えないほど美しい声だった。CAETANO VELOSO?一体なんて読むんだ・・・?
    神様に感謝したい位の偶然の出会でした。

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     2011/12/04

    由紀さおりのボーカルは、とても美しい。
    しかし、バックの演奏が工夫がないストレート過ぎる録音で残念・・・。
    歌謡曲なのだ。至宝の声を生かし切れていない。

    それこそ、タニア・チュアみたいなアーティストにプロデュースさせたら、どんなだろうって思った。暖かいシンプルなサウンドに、由紀さんのボーカルが乗ったなら・・・。

    でも実力派が、話題になり売れることは、とてもよい事。

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     2011/12/04

    なんか、年を重ね更に美しくなったタニア・チュア。
    同時発売の、中国語盤がこちら。本当に、存在感が全く違うもの。さすが。彼女の素晴らしい才能は、衰えを知らない。

    シンプルなサウンドは、両方変わらないが、曲のバリエーションは、こちらの方があるかも。
    D3、D7は少しロックテイストが。で、その後に続くD4、D8が良い。D4は切ないメロディーと美しいコーラスが印象的。D8も流れるようなピアノ、コーラスが美しい。D9も、少し聴こえるディレイをかけたギターが良い感じ。全編美しいサウンドだ。

    世に溢れる、日本や韓国、アメリカのマーケティング・アーティスト達の忙しく、せわしなく、厚かましく、喧しく、暑苦しく、目立ちたがりで、しかもへたくそな歌とは全く違う音楽がここにある。

    ゆっくりマイペースに、しかし着実に違う時間を歩むかのような、タニアのようなアーティストの存在が、何やら奇跡のような気がしてならない。

    私は心から支持する!
    いつか来日して欲しい。

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     2011/12/04

    タニア・チュア2年ぶりの新作は、中国語の「説到愛」と英語で歌う今作「just say so」が同時発売。(内容は別です)

    これが、タニアのボーカルが堪能できる極上盤!
    ギター、ベース、ドラム、キーボードで演奏されるシンプルで開放的なサウンドに乗る、少しウエットで豊かな質感のタニア・チュアのボーカル。
    歌い上げず、叫ばず、基本ひとりで語りかけるような歌唱法、個人的に大嫌いなロリ声、苦手なディーバ声・グループ声とは、全く真正面から正反対のナチュラルな大人のボーカル。
    ボーカルのミキシングを少し大きくし、タニアの喉の動きまで伝わるようなボーカルサウンド。

    平成23年の最後に、こんな素晴らしいアルバムが聴けるなんて。
    幸せです。

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