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Review List of kasa 

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     2010/08/08

    アルバムタイトルナンバーであり最終曲の「アナザータイム、アナザープレイス」が、たまらなく好き(時々頭の中で鳴り止まなくなる・・・)。カバーアルバムの中、この曲だけフェリーの自作曲。曲調が、フェイドインするイントロとストレンジな導入部から(別れた女性への未練満々なフェリー)、途中ロックンロール調へ(もう新しい相手を見つけたぞ、新しい時を新しい場所で過ごすのさ、と強がるも実はフェリーの願望のように聞こえる・・・)、最後は達観したかのようなダウンテンポに変化していく(フェリーによる女性への皮肉がちょっぴり述べられる)。しかし、「新しい時を、新しい場所で過ごそう」と言うのは、深読みすれば当時のフェリーのソロ独立願望かも知れず、またはもっと大きな意味でのフェリーからリスナーへの、希望を持とうというメッセージかも知れない。まだまだシンプル&ジェントルな時代の74年、フェリーの名曲だと思う。

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     2010/08/07

    ジジがキャットウーマンになっちゃった・・・。果たしてどんな音が飛び出してくるのであろうか・・・。ガガやK-POPみたいだったらどうしようと少々不安だった新作ですが、1曲目「How I wish」のイントロを聞いてそんな事は杞憂だった事がわかり、思わずガッツポーズをしてしまった・・・!ボサノバテイストの実に爽やかな曲に、完璧にマッチしたジジの美声。良いですよー。同曲のMVも遊び心満点の楽しいものになっていて、そちらもおすすめ!アルバムはバラードが主体で落ち着いた雰囲気です。DVDは、他にD6のMVとジジがインタビュアーに扮したメイキングが収められています。アルバムの原題は「寂しいのが苦手な猫」かな?ただ、ジャケットのコンセプトだけは不明です・・・。

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     2010/07/31

    「Music Of My Mind」から「Hotter Than July」までの黄金期の、スティービー製作公認ベストアルバム。セールスポイントは何と言っても、超有名曲の数々の他に、「リボン・イン・ザ・スカイ」「フロント・ライン」「ザット・ガール」「ドゥ・アイ・ドゥ」の当時の新曲4曲が収録されていた事でした。この新曲群のレベルが半端ではありません!「フロント・ライン」を除く3曲はシングルカットされ、すべてチャートの上位になりました。「リボン・イン・ザ・スカイ」は、恋愛前・恋愛中・失恋中(笑)すべての恋人たちのオールタイム応援歌とも言える傑作バラード。「ザット・ガール」は当時CMにも使われ、コーラスを利用したスケールの大きい開放感たっぷりの曲。「ドゥ・アイ・ドゥ」は、10分以上の、管楽器を駆使したダンスチューン。「フロント・ライン」はエレキ・ギターをフューチャーしたファンクですが、詩が、退役軍人に戦争を語らせシニカルな視点で戦争を抉っている反戦歌です。この新曲群は、数多く発売されているスティービーのベストに、収録されたり、されなかったり、収録されても短縮バージョンだったりですべてオリジナルで聞けるのは、このベストアルバムしかないかもしれません。スティービーは、「汚れた街」など詩も素晴らしいものがあり、手に入れば日本盤がおすすめです。また、モータウンのCDは、基本的に音が良く、95年以降の盤であれば、安心して購入できるのも良いですね!

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     2010/07/25

    1999年発売のタニア・チュア初中国語アルバム。粒選りのメロディーが豊穣な初期の作品で、タニアは10曲中8曲作曲しています。少々ハスキーなボーカルとギターが流れれば、すぐタニアと分かるオリジナリティーを持つアーティスト、タニア。「タニア=才媛」の図式が出来ていた私にとって、このアルバムは聞く前は、ジャケットの印象もあり、ちょっと荒削りな作風を予想していたのですが、聞けばこれがシンプル・イズ・ベストを絵に描いたような古くならないアレンジを含め、実に若々しくも洗練された作品に感動してしまいました!(やっぱり彼女は最初から凄い才能!)全曲良いので、おすすめですよ。

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     2010/07/25

    フィオナ・フォンのセカンドアルバムです。20曲で40分20秒。30秒から1分30秒前後の曲、インスト曲、英語の曲などなど多彩なSWEETテイストがたくさん!!(日本語の曲D11「幸せの笑顔」は35秒の曲!)フィオナ・フォンのボーカルが、これがまたSWEETボイスで実に和みます。しかしこの作品、「ツイッター的な音楽の先駆的な作品」として評価されるかも知れないほど、本質は斬新で新感覚なものではないでしょうか。限定版は、キャンディー缶のような缶がCDケースになっていて、付録で可愛いマグネットが6個入っていました。

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     2010/07/08

    「五語」とは、中国語、広東語、台湾原語、日本語、英語の事だろうか。大好きな「心動」は歌われていないけれど、感動的な尾崎豊の「Oh My Little Girl」のカバーを筆頭に、ドリカム、イーグルス、テレサ・テン(原曲中島みゆき)らの多彩な曲が歌われ、ラストはシャウト全開の「煩」で。私はシノの過去の事情は知りません。でも彼女のロックなバイブレーションは魅力的だしカッコイイと思う(右腕のタトゥーも!)。DVDには、D1とD6のライブ映像やステージでのトークが収録されています。D6、シノは座ったまま歌います。

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     2010/07/08

    D1からD3までは、聞かせるバラードです。D2は、ボーカルに少しエコーがかかり心地良さが増幅。D4からD8まではリズミカルなスタイルの曲が並びます。特にD6「幸福魔力」は小室哲哉さん作曲のエレクトロ・ポップで、ふんわりしたチェン・ハオのボーカルとの絡みは実に良い感じですね!そしてD9からD11は、再度バラードが登場。ラストD11は、二胡と共にドラマチックに盛り上がります。私の予想を遥かに超える好盤でした。

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     2010/07/04

    2007年のアート展「Space For Your Future」で展示された、沢尻エリカによる100種類のキャラクターポートレイト集が、ついに待望の書籍化です!美しい!楽しい!この本の巻末には「Constructed Photo Collaborator 沢尻エリカ」と表記されています。写真構成の共同制作者、つまり沢尻エリカ自身の表現者としての美意識、アイデア、センスが見事に昇華された作品集と言えるでしょう。メイク、ヘアースタイル、ネイル、衣装、アクセサリー、ポーズ、表情、キャラクター設定・・・遊び心も満開とはいえ、これら1枚1枚の写真を完成させるまでの労力たるや相当なものだったはず。やはり、世界中探してもこんな女優そうそういませんよ!+1の写真は、ネイキッドなエリカでした。

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     2010/07/01

    この映画の持つ「暖かさ」のバイブレーションに触れ、観ていて自然と涙が出てきました。大好きです。愛しい作品です。多くのミュージシャンが出演しています。田中千絵さんは素敵ですね!!シノ・リンもほんの少し歌を口ずさむ場面がありました!

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     2010/05/26

    曲毎に表情を変えるスコットのボーカルとディレオ兄弟の相変わらず素晴らしい作曲力(ロックでは90年代以降最高のソングライターチームと個人的に思う)が健在のSTP完全復活作。感動!STPに駄作無し!このまま活動続けて欲しい〜!

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     2010/05/05

    最終曲D10「我的路」が、素晴らしい!この曲だけでも買いです。ゆったりとしたスケールの大きいバラードに、ストリングスとホーンが絡み、少しエコーのかかったジェーンの美しいボーカルが「私は私の道を行く。寂しくはない」と感動的に歌う、6分29秒。作曲は、松本俊明さん!この曲、最初と最後がライブ仕立てになっていて、歓声がジェーンを祝福しているようにも聞こえました。

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     2010/05/04

    D2「心電心」は、Orange Range「以心電信」のカバーです。実に元気で爽快なナンバー。MVの踊りも覚えたい(笑)。他にも、D1、D7のエレクトロなポップソング、D6は、ドラマの主題歌、D4のロッカバラード等々聴き所満載のアルバムです。同じアイドルでも、日本のそれとは全くレベルが違うのでは思います。MVも良かったし、6枚のフォトカードも美しいものでした。おすすめです!

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     2010/04/14

    5曲とも実に心地良いサウンドと声です。洗練されています。CDパッケージが素敵で、インテリアにもなるような硬い厚紙の見開きジャケットに、美しいミントさんの写真がたくさん。入荷までしばらくかかりましたが、とても満足しています。

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     2010/04/14

    4作目です。またまた日本盤発売されません・・・。基本アコースティックのサウンドで、少々ヘビーだった前作より本来の軽快なサウンドが復活した。何より、メロディーが相変わらず素晴らしい。シンプルで、まわりくどいところがない。メンバーの顔も知らないけど、1作目から愛聴しています。

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     2010/04/14

    代表作が収録されていない事からか、評価が地味なライブ盤ですが、リマスターにより、ベックのエッジの効いた鋭角フレーズギターはより強調され、バックのヤン・ハマーグループの演奏も厚く浮遊感のある音になりました。「フリーウェイ・ジャム」の何度聞いてもゾクゾクするイントロ、楽しい「シーズ・ア・ウーマン」、息をのむ超絶「スキャッターブレイン」、途中突然の「トレイン・ケプト・ア・ローリン」がカッコイイ「ブルー・ウィンド」。聞き所満載、再評価されて良い77年の一枚。

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