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Saint-Saens (1835-1921)

CD Saint-Saens Piano Concerto No.5, Gershwin Piano Concerto : Sviatoslav Richter(P)Eschenbach / Stuttgart Radio Symphony Orchestra

Saint-Saens Piano Concerto No.5, Gershwin Piano Concerto : Sviatoslav Richter(P)Eschenbach / Stuttgart Radio Symphony Orchestra

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  • ★★★★★ 

    ako  |  神奈川県  |  不明  |  19/May/2011

    わたしは大まじめにガーシュインを聴きました。そして驚きました。ピアノの冒頭のフレーズの音階のあまりの美しさに。ハナからけなすものでもないです。リヒテルは曲と作曲者に絶大な敬意を払って演奏しています。堂々たる後期ロマン派風の「傑作」です。ヤマハの音はまろやか、オーケストレーションだって堂にいっている。正直、驚きました。ガーシュウィンが仮にヨーロッパに生まれてくれば、天才作曲家と言われたのに…と本当に思います。少なくともわたしのアメリカ音楽に関しての考え方は大いに変りました。単に先入観に支配されているだけではないか、と。アイヴスやケージもいれば、グローフェ、コープランド、バーバー…、皆食わず嫌いではなかったと。あれだけの優秀オケがたくさんあって、多分今日も自国の作曲家に夥しい委嘱作品をかいてもらっているに違いないのです。ジャズというのは、日本でいう演歌や民謡のようなものではないかとワタシはカネがね思っています。無論反論はありましょう。ただし何も先入観に左右されることもない。スゥイングがどうのこうのというのは副次的なこと。ドイツ音楽が唯一のクラシックではないのですから。ましてやブーレーズやシュットックハウゼンだけが、「前衛」の筈もない。虚心?に帰ればいろいろな「発見」があるものですね。

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  • ★★★★★ 

    JCS  |  神奈川県  |  不明  |  21/November/2010

    「権利関係のせいで回収」までされたもの、とは具体的になにがあったのでしょうか。というのは、以前S堂が無料配布していた月刊誌に、リヒテル自身からテープを渡されて、製品化販売の許可を与えられたV社のプロデューサーのいきさつその他の記事が掲載されていて、申し出には天にも昇る心地だったが、販売権利のギャランティの高額を予想して躊躇していたら、リヒテル自身が怒り出し・・ということでした。結果は契約成って、例の「平均律」を含む七巻の「巨匠リヒテルの遺産」として販売されたのでした。このサン=サーンス、ガーシュウィンはそのなかの一巻です。解説書の製作も含め、リヒテルに対する感謝と尊敬を表す努力がなされた製品でした。私はファンですから、専用ピアノほかを提供されたヤマハの人たちに対しても、ですが、やはり嬉しいことでした。ご本人はジャズを弾くこともあったそうです。アフリカ系米人やバーンスタインのようには響かない、と言われても、そんなことは始めから分かっていることで、そんな風に弾けたら、まるでお化け。アメリカ嫌いだったという人がアメリカ音楽を弾く、その方が興味深々です。いつものように繰り返し(わかるまで)聴いていきます。

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  • ★★★☆☆ 

    V.P  |  奈良県  |  不明  |  30/May/2010

    ロシア物とドイツ物には定評のあるリヒテルだが、米・仏の協奏曲、しかも最晩年でシュヴェツィンゲン音楽祭での録音という興味もあり、購入してみたのだが。 結論から言うと、やはり年齢による衰えは隠せない。特に速度はどうしても限界があるのだろう。サン=サーンス5番はまだしも、ガーシュウィンは極端に言えば「もみじマークを付けてアメ車をトロトロ走らせている」感じ。この曲の特徴であるチャールストンやフォックストロットのリズムがほとんど死んでいる。特に第3楽章が顕著だ。若き日にプロコの7番ソナタなど荒々しいパッセージも得意とした面影はいずこ? オケも時に戸惑い気味で、双方とも「ノリ」が感じられない。この曲の定番であるプレヴィンや、若手気鋭のP.ヤブロンスキーの盤と比較すると、「えっ、これがガーシュウィン?」とさえ言いたくなる。 でも、喜寿を超えて定番以外のレパートリーをコンサートで演奏するという気迫は凄い。コンサートで実演されたのなら、終了後の拍手も収録して欲しかったところ。そうすれば演奏内容はともかく、また違った感慨を呼び起こすであろう。

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  • ★☆☆☆☆ 

    珈琲好き  |  鹿児島県  |  不明  |  29/May/2010

    わざわざ聴くほどでもない。なぜ,リヒテルがガーシュウィンに手を出したのだろう・・・・実演であれば多少は楽しめたかもしれないけどCDでは正直辛い。

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  • ★★★★★ 

    さすらうけど歌えない若人  |  和歌山県  |  不明  |  17/May/2010

    サン=サーンスはまだ聴いていないので、ガーシュインの感想です。冒頭あまりに遅いテンポで、スウィングというには遅すぎて崩壊寸前のような印象を受けました。あまりにアメリカした協奏曲にエッシェンバッハがとまどっているのではないかとさえ思うほど。しかし、リヒテルがピアノを弾き始めてからは世界が広がったような印象を受けました。力強くも柔らかいタッチ、そしてガーシュインの呼吸を知り尽くしたフレーズ運び。それにつられるようにオケも指揮者も段々と乗ってきたようで、第1楽章が終わることには冒頭部の不安定が嘘のようでした。 今までこの曲はプレヴィン/LSO盤でしか聴いていませんでしたが、やはりあちらよりも音色が柔らかく、たっぷりとした響きでガーシュインを聴いていると思えないほどゆったりとした時間を過ごせました。 クラシックピアノの大御所リヒテルに自身が追い求めていたヨーロッパオケのサウンドによる演奏。ガーシュイン本人にこの場にいてほしかったと感じさせてくれる1枚でした。

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  • ★★★★★ 

    ロマニスタ  |  東京都  |  不明  |  01/April/2010

    狂喜乱舞!これかつてNHK-FMで放送されました。私はそれを聴いてたのですが受信状態が良くなくてCDで出たらしいので買おうかなと思ってたらどこにもない。以来十数年中古とか図書館とか探しまくりました。やはり回収の憂き目に遭ってたのですね。ピアノもさることながらオケの味がイイんですこれ。早く手にしたい!ちなみにこの公演2曲のコンチェルトの間にオケ版のマメールロワ組曲が演奏されてました。いじょ♪

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