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Dvorak, Antonin(1841-1904)

SACD Dvorak Cello Concerto, Saint-Saens Cello Concerto No.1 : Mstislav Rostropovich(Vc)Carlo Maria Giulini / London Philharmonic (Single Layer)

Dvorak Cello Concerto, Saint-Saens Cello Concerto No.1 : Mstislav Rostropovich(Vc)Carlo Maria Giulini / London Philharmonic (Single Layer)

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    ある石  |  東京都  |  不明  |  21/April/2017

    SACDシングルレイヤーで聞き直してみました。アナログ期の名盤がSACD化される度に音質の改善を喜んでいましたが、今回は特に素晴らしい出来です。シングルレイヤーの効果なのか、アナログのぬくもりも再生できていると思います。目をつぶると、そこにロストロさんがいるようです。 演奏に関してはつよしくんさんのおっしゃる通りで、カラヤンとのバトルも捨てがたいですが、ロストロを聴くには一番の録音と思います。

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  22/January/2011

    ロストロポーヴィチは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を得意のレパートリーとし、それこそ何度も録音を繰り返したが、小澤との競演を持って満足できるものとして、その後一切の録音をやめることになった。ロストロポーヴィチ本人が満足したのであるから、第三者である聴き手がとやかく言う権利はないのではあるが、衆目の一致するところ、数ある録音の中でも最高の名演は、カラヤン&ベルリン・フィルと組んだ68年盤ということになるのではないか。それは絢爛豪華とも言うべき名演であり、協奏曲というよりも、競争曲と言った方がより相応しいような、指揮者とソリスト、そしてオーケストラががぶり四つになった豪演でもあった。これに対して、本盤は、ロストロポーヴィチのチェロ協奏曲の中でも、最も優美な抒情を全面に打ち出した名演と言えるのではなかろうか。これには、ジュリーニの存在が大きいと思われる。ジュリーニの重厚で粘着質ではあるが、イタリア人指揮者ならではの優美なフレージングが随所に配することなどによって、実に温かみのある音楽を構築しているからだ。こうした温かみのあるバックの下、ロストロポーヴィチは、情感豊かな演奏を繰り広げていると言える。ジュリーニやロストロポーヴィチに引っ張られることにより、ロンドン・フィルも最高のパフォーマンスを示している。併録のサン・サーンスのチェロ協奏曲も同様の傾向の名演だ。HQCD化によって、音場が拡がるとともに、鮮明さを増した点も高く評価したい。

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