TOP > Music CD・DVD > Classical > Sousa (1854-1932) > Works for Wind Band Vol.15 : Brion / Marine Band of the Royal Netherlands Navy

Sousa (1854-1932)

CD Works for Wind Band Vol.15 : Brion / Marine Band of the Royal Netherlands Navy

Works for Wind Band Vol.15 : Brion / Marine Band of the Royal Netherlands Navy

Customer Reviews

  • ★★★★★ 
  • ★★★★☆ 
    (0 posts)
  • ★★★☆☆ 
    (0 posts)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 posts)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 posts)

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 1 of 1 items

  • ★★★★★ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  03/September/2017

    ナクソスが発売しているスーザの吹奏楽全集。 今現在HMVのサイトでは15巻と16巻がその他のバージョン扱いになっているが、別内容である。 このシリーズは行進曲以外のスーザの作品が沢山聴けるのが売りだが今回もなかなか濃い内容である。 15巻は初のスーザによる編曲物(ショパンのノクターン)が登場するほか、オペレッタ『デジレ』のセレクションや行進曲も他に競合盤がないような珍曲が揃っているのが素晴らしい。 個人的に最初期の行進曲で好きな『ドナウ渡河』が入っているのは嬉しい。 一方、16巻は海兵隊隊長時代と海軍軍楽隊に居た前後の作品を収録している。 第一次大戦中、ドイツが敵国となったため、それまでのワーグナーとメンデルスゾーンの作品に変わりスーザが書いた、『結婚行進曲』や行進歌などの時局を反映した作品も多く、その他にもスーザ編曲の国歌『星条旗』や、クラリネットとコルネットをフィーチャーしたソロ曲『チロルの歌』、喜歌劇『アイルランドの竜騎兵』の吹奏楽版等、こちらも珍しいのが揃っている。 演奏は前回のイギリス王立空軍中央軍楽隊に変わり、オランダの名門、オランダ王立海軍軍楽隊による物となっている。 指揮は勿論キース・ブライオン。 このオランダ王立海軍軍楽隊はフィリップスに録音した一連の録音で世界的に有名となったが、一時期低迷し、近年再び往年の輝きを取り戻しているように思う。 この録音でもこの軍楽隊の特色とも言える、ガッチリとした低音楽器の分厚いサウンドが聴ける上に、技術力も高い。 ただ、ブライオンの指揮は他のアルバムでもそうだが、メリハリに欠け、精彩に欠く所があり好みが分かれる所。 その点を除けば、スーザ・スタイルの資料的価値の高い演奏であるのであるが… 録音もいつもと同じメンバーで音質は良好である。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 1 of 1 items