Sym.3: Bohm / Bpo
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座頭 | 兵庫県 | 不明 | 25/July/2021
これを聴いてベーム・ファンになりました。昔、日本でよく出回っていたベームの音源といえば、70年代のVPOとのものが中心。きちっと構築されているのに、全然面白くなかった。この演奏は、重厚かつ気迫満点。DGの落ち着いたサウンドとあいまって、永遠の名盤です。0 people agree with this review
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ルシータ | 東京都 | 不明 | 04/December/2017
若い頃のベームは前進する力があり、なかなか聴かせてくれます。古い録音ですが音質は素晴らしいです。2 people agree with this review
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Wilhelm.F | 東京都 | 不明 | 17/January/2016
ベーム博士の評判を貶めたのは元ウィーン・フィル団員や音楽ジャーナリストによるゴシップ本による所が大きいと思われます。 最も力点が置かれているのはナチス第三帝国時代の博士の言動であります。 小生はオーストア人に知人が多いのですが、博士をして「彼はヒトラーの友人だったので、赦されない罪を犯した」などと非難しているのであります。 しかしながら、フルトヴェングラーはヒトラーから黄金の指揮棒を授かり、カラヤンに至ってはナチス党員でした。 博士はナチス党員でもなければヒトラーと親しかった訳でもありません。 何れにせよ、こうした謂れなき博士への批判が今日の低い評価をもたらしていることは間違いないでしょう。 ところで、本盤に収められた「エロイカ」と「コリオラン」序曲の演奏は博士の最も脂の乗り切っている頃の演奏であること、他の方が述べておられる様に フルトヴェングラーが築き上げたプロイセンの堅固な要塞の如き響きが残っていた頃だけあってベルリン・フィルの特質がベートーヴェンが描いた雄渾な絵巻物に完全に合致した最高級の演奏ではないでしょうか? 所属していたレーベルの関係もあってモーツァルトの交響曲全集はベルリン・フィル、ベートーヴェンの全集はウィーン・フィルとの録音となってしまった博士でありますが、小生の理想ではこれが逆の組み合わせであったのなら、どんなにか素晴らしかったことだろう、そう思わせる、大変貴重な本録音であります。2 people agree with this review
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海鮮ちら司 | 千葉県 | 不明 | 20/November/2011
堪らないね!腹の底に響き渡る重厚感溢れるド迫力なサウンド!カラヤン・フィルに移行する前の、壮年期ベーム男気ムンムンの指揮っぷり!ピリオド奏法や現代的スマート流麗な演奏を一撃でぶっ飛ばす人類の音楽遺産。これを聴きながらの一杯、五臓六腑に染み渡りますぜ(≧ε≦)14 people agree with this review
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eroicka | 不明 | 不明 | 11/July/2011
強い覇気と強靭なアンサンブル、独逸風のゴツゴツした重厚な響きと構成感が素晴しい。この頃のベルリンフィルは、カラヤンがシェフになって、サウンドが徐々にカラヤン風な明るく豊麗なものに変化しつつある時期だったのだが、モーツアルトの交響曲全集やセレナード集、ブラームス1番、英雄など、このころのベームの一連の録音は、後年のウィーン再録音と違った筋肉質な音楽を聴かせる。スクエアで辛口な演奏だけに、「息苦しい」という批判が出るのも致し方ないが、この当時のベームの充実ぶりは、様々な演奏を幅広く聴きこんだうえで、筋金入りのリスナーになって再び聴いてみると分かってくるだろう。いまや過去の人になりつつあるが、我々、LP後期に育った世代には忘れじの巨匠であることには違いがない。6 people agree with this review
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M | 愛知県 | 不明 | 08/June/2010
生前はベーム、ベームと騒ぎ立てたくせに死後手のひらを返したように関心が薄れた日本の聴衆は軽蔑に値する。欧州でも評価は高くないらしいが、新古典主義的演奏スタイルが過去のものとみなされているのだろうか。少なくとも小生にとってはブルックナー、マーラー以外のドイツ、オーストリア交響曲のレパートリーを埋めるについて、現在でもフルトヴェングラーと双璧である。音による劇といわれるベートーヴェンの音楽の典型と思われる英雄の第一楽章であるがフルヴェンのように句読点、メリハリをつけてもベームのように直線的にやっても同様に音による劇が充分感じられる点が興味深い。又ベームだとジュピターの第一楽章に通じるフォルム美をそれとなく感じさせるところがフルヴェンにはない美質だと思う。又後のウィーンフィルとの演奏だが、特に何もしなくても音楽は隅々まで俯瞰され心に染み渡っている充足感がありベルリンフィル盤と甲乙つけ難い。17 people agree with this review
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 05/September/2009
ベームのエロイカ、それもBPOなら文句はない。四角四面、堅苦しい、いいじゃないんですか?この曲を流麗に振ってしまっては意味がない。この堅苦しさがエロイカには向いていると思う。その意味で後のVPO盤は面白くない。このBPO盤はトスカニーニ、ワルターSOA、バルビBBC、ケンペンBPO、フルヴェンのいくつかあるうちのどれか1つ、などと並ぶ名演と思うが・・・。まあ聴く人の感じ方の違いと言ってしまえばそれまでですが、ね。9 people agree with this review
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robin | 兵庫県 | 不明 | 28/June/2009
このベルリンフィル、後のウィーンフィルとの英雄SYM、どちらも正反対の点でよくはありません。この演奏は四角四面、肩苦しく、即興性がなく聴いていて疲れます。悪い意味での職人気質がでています。一方、ウィーンとの方は何にもしていないで、まるで指揮者なしで演奏しているかのようです。余りにもコントロールがなさ過ぎます。ウィーンフィルの団員も彼の死後云っている、なにかいつも物足りなさが残るのです。フルトヴェン、クナ、カラヤンのようなカリスマ性に欠けていたのです。ひとえに時代に恵まれていたのです、と。 フルヴェン、クナの3番とは段違い。でもベームにも優れた演奏のCDはあります。だってこんなに多くの録音をしたのだから1、2のCDぐらいベストがあっても不思議ではないですか。2 people agree with this review
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風の呪文 | 横浜市 | 不明 | 15/October/2006
悪くはない。だってベームだもの。純粋に音楽としては文句なし。でも、何かが足りない。ベートーヴェンにとって”エロイカ”は「交響曲第3番変ホ長調」というだけのものだったのだろうか。ここにはその枠に収まり切らないものが聴こえてこない。「だってベームだもの」?1 people agree with this review
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ジョーカー | 福島 | 不明 | 05/March/2006
すばらしい。ベームは、このころ(50〜60年代)のころが一番いい。 晩年のあのVPOとの重ったるく退屈な演奏とは、打って変わって燃える闘魂そのものという感じ、まったくの別人の演奏としか思えない。 53年のBPOとのモノラルの「運命」とならんでベームのベスト盤の一つ。8 people agree with this review
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ワタミ | 江東区 | 不明 | 24/January/2006
ベームは晩年にVPOとベートーベンを録音したが、円熟はしているがBPOとの50年代から60年代にかけての迫力が感じられない。その意味では3、5、7番はBPO盤は必聴である。とくにこの3番はステレオ録音で音がよく、しかも重厚だが、モダンでスマートな演奏。ベームのベートーベンは他にVSOとの第9と合唱幻想曲、BPOとの荘厳ミサ曲、バックハウスとのP協などがあり、いずれも晩年のものを凌ぐ。4 people agree with this review
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