Rachmaninov, Sergei (1873-1943)
Complete Symphonies, Symphonic Dances, etc : Svetlanov / Russian State Symphony Orchestra (1995)(4CD)
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I.O.U | 北海道 | 不明 | 14/March/2021
ラフマニノフの交響曲全集というとムラヴィンスキー、プレヴィン、マゼール、アシュケナージュあたりが有名かと思うが、音質的なことまで考慮に入れた評価だと個人的にはスヴェトラーノフのこの全集が個人的にはナンバーワンだと思う。 当然のことながらロシアの音楽はやはりロシアのオケでなくては出せない味がある。 BPOの迫力も凄いがどうしてもロシアの音になり切らず、やはりドイツの音 なのだ。 よく金管や太鼓がとか云われるがたとえ金管や太鼓を強化したとしてもロシアのオケでなくては出せないロシアの音がある。 因みにアシュケナージは当然、ロシア人だがプレヴィンもロシア系だ・・・ こちらの全集は録音も素晴らしく、ロシアのオケの音を余すとこなく再現している。 ラフマニノフの交響曲を本物のロシアの音で高音質で聴きたい方にはオススメの1枚!3 people agree with this review
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saitaman | 埼玉県 | 不明 | 17/January/2021
スヴェトラーノフ&ロシア国立交響楽団は、個人的にかつてサントリーホールと東京芸術劇場でそれぞれ足を運んで聴いている。どちらもLiveなのに素晴らしい完成度で、指揮者の統率力と熱量が生み出すオーケストラの一体感が素晴らしく、さらに骨太で力強くぶ厚く、ロシア音楽はこうやるんだという自信と説得力にあふれている演奏だったので、今でもよく覚えている。ただ、このコンビは、録音に関しては、数はたくさん残しているものの、旧ソ連の録音技術が西側に比べて遅れ気味であったために音質の面で同じ時代の西側の演奏家に比べて多少損をしているように思われる。その点で、デジタル録音が完全に安定期に入った1995年に行われたこのセッション録音は非常に鮮明かつしっかりしたものになっており、とても安心して聴ける。スタジオ録音だしあくまでも録音だからLiveと同じということではないものの、これぞスヴェトラーノフ&ロシア国立交響楽団のスタイルと特徴がきっちり残されている。非常に良かった。2 people agree with this review
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遊悠音詩人 | 埼玉県 | 不明 | 01/November/2013
金管の咆哮やティンパニの強打などから「これぞスヴェトラ御大の醍醐味」と称賛する人が多いのは百も承知だが、私に言わせれば、これこそスヴェトラ唯一最大の欠点であるといえる。何故なら、音楽的必然性を感じないから。もっと言えば、金管の咆哮やティンパニの強打によって、全体的な音響バランスをなし崩しにしているからだ。オケ全体が盛り上がるのなら、まだいい。いや、むしろそういう盛り上がりなら大歓迎だ。だが、スヴェトラの場合、オケ自体盛り上がっている上にさらに金管や打楽器群を突出させてしまうから、汚く聴こえるのである。特に各楽章クライマックスでの必要以上の強奏に興ざめ。舞台裏からヌッと前へ出て襟首掴まされているようだ。曲の流れ自体は、ロマンティシズムの極致ともいうべき滔々とした音運びでよいし、その意味では、淡泊なプレヴィンやアシュケナージよりもロシア的でよいだけに残念。よってOK止まり。3 people agree with this review
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KP | 埼玉県 | 不明 | 26/May/2013
御大の全録音の中でも屈指の名盤が復刻されたことは、実に喜ばしい。演奏内容に関しては、いまさら贅言を費やすまでもないだろう。4 people agree with this review
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くじら | 新潟県 | 不明 | 20/May/2013
世紀の名盤である、この全集が再発売されるとは大ニュースです! スヴェトラーノフとロシア国立交響楽団の演奏で、ラフマニノフの作品の神髄が聴けます。 とくに交響曲第2番の金管・打楽器のパワーは、スヴェトラーノフファン必聴。3 people agree with this review
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