Beethoven (1770-1827)

CD Comp.symphonies: Karajan / Po

Comp.symphonies: Karajan / Po

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  • ★★☆☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  04/January/2024

    PO時代も後のDGのBPOも根本的には変わり無いと思っている。カラヤンだけでなくフルトヴェングラーも同様で、人はそう簡単に変わらないと、僭越ながら思う。やはり、レガート中心の音の響きは演奏を浅っぽくしているし、音の響きに対するセンスが先輩のWFとまるで違う。中学生と大人ぐらい違う。このベートーベンも一聴すれば恰好が良いが、薄いベートーベンになっている。中身の薄いベートーベン演奏はカラヤンだけでなく他に多くある、むしろそんな演奏のほうが圧倒的に多い。ベートーベンの演奏で人を感動させる演奏なんてごくごく少数でほんの一握りの録音演奏だろう。

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  • ★★★☆☆ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  26/April/2015

    いよいよここまで安くなりましたか・・・。昔からカラヤンのレコード(今ならCDですが)は高いというイメージがあってわざと拒絶していた感じでした。このPOとの全集もBPOとの何回かの全集に先立つものらしいですが、BPOとのステレオのLPが出ているのにLP時代もそんなに安くはなかった記憶があります。ひょっとしたら擬似ステで出ていたんでしょうか?当時カラヤンを嫌っていた小生は詳しくは知りませんので、良くご存知の方、みえたらまた教えて下さい。内容は大まかに言えば、まだ、カラヤンが真剣に音作りに関わっていた感じがします。後年のBPOとの全集は後になるほどくどく聞こえます。チャイコではそれが一層顕著ですが・・・。ベトではBPOとの1回目のつまり60年代初期のものがベストで、次いで、この全集かな、という気がします。

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  • ★★★★★ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  29/April/2014

    さあ、これから!という時代のカラヤン。若々しく、mono録音であるが十分伝わる。このような演奏が当時の聴衆に好意的に受け入れられ、奇跡のカラヤンと言われた最終期の演奏であったのだろう。こののち、カラヤンの黄金時代とは違った当時の最新演奏スタイルと理解できる。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  01/December/2011

    演奏家が年齢を重ねると一つの曲に対してその演奏の変化が顕著な場合とそうでない場合があり、一方聴く側での加齢に伴う聴くアンテナというかセンス・・・所謂演奏への「好み」や曲そのものへの「好み」が変化する程度との多くの組み合わせが特にクラシックでは楽しみの一つ・・・そしてこうした中で自分自身を知る事にもなる様であります。私自身一つの曲への演奏好みはどちらかと言えば最初に聴いた演奏の印象を良い方に捉えて引き摺る方なのかもしれませんが・・・。カラヤンほどの指揮者になると一つの曲をビジネスライクに何回も録って都度加齢に伴うそれなりの評価を得て来たと申せましょう。例えば本盤を含むベートーヴェン交響曲全集だとセッションでは(A)1951〜1955年オーケストラPHO、(B)1961〜1962年BPO、(C)1975〜1977年BPO、(D)1982〜1984年BPOそしてライブで昨年話題になった日本での(E)1977年BPOがあり夫々その時代の演奏味わいがある様です。ただ私はブラインド・テストで聴くとその区別仕分けには自信が無いし昨今の技術ではカラヤン風演奏盤も制作が簡単でその辺りになりますと益々微妙な段階に入りつつあるのではないでしょうか。一般には既に東京の方のレビューにもあります様に1950年代分はPHOを振る才気溢れる若きカラヤンの颯爽さ(若いと言ってももう40代半ば)、1960年代のものはまだ前任フルトヴェングラー残滓の残るBPOとの模索闘争、1970年代分はBPOで君臨しカラヤンスタイルの確立、そして最後の1980年代分は晩年の人生諦観の反映・仕上げとなるのは理解出来る処ではあります。さて、これら各交響曲全集で代表選手として第9番「合唱」をサンプリングして見ましょう。ちょつと煩わしいですがタイムデータでは(A)1955年@15’08A10’09B16’06CD24’06、(B)1962年@15’27A10’58B16’25C23’57、(C)1976年@15’20A10’03B16’50C24’22、(D)1983年@15’34A10’26B15’24C24’20、(E)1977年@15’00A9’50B16’18CD25’02(拍手込み?)といった具合です。こうして比べますとカラヤンの演奏でのタイム上のブレは大変小さい様で基本的運びの変化は少ない方なのでしょう。本盤(A)はPHPを振って当時の名プロデューサーW.レッグのマネジメントよろしく、モノラル録音というハンディはあるもののあるバランスを保ちつつ古典派スタイルを貫いた第九演奏でひたすら音楽進め・運びに専念している様です。カラヤンはトスカニーニの演奏にある共感を当時は覚えていたとの事でそれも肯けますね。第1楽章に聴かれる覇気から好印象を持って聴き進めました。ティンパニー協奏曲とも言われる第2楽章ではいたずらにその面を強調せず本質的なポイントを押さえている様な感じです。第3楽章の伸びやかに包み込む至福からいよいよ最終楽章です。本盤独唱歌手陣は豪華な組合せでシュヴァルツップ(S,当時40歳)、ヘフゲン(MS,34歳)、ヘフリガー(T,36歳)、エーデルマン(B,38歳)といった絶頂期の名歌手たちでちなみに47歳のカラヤンが彼らを上手くコントロールして全体像へ結びつけています。六分余の力強い歓喜テーマを含むオーケストラ部分が終わり声楽部分に入りますが冒頭のエーデルマンの語りかけはゆとりというか懐深さを感じさせます。途中合唱が一旦静まりテノールの独唱が入る前の「間」は幾分長くそしてそのヘフリガーのテノールは実に朗々と高まりを帯びつつ歌われます。合唱はウィーン楽友会協会合唱団でカラヤンの第九では多用され一部評判が芳しくないケースもある様ですがプロ中のプロのカラヤンが収録するわけですから私はそんなに気にせず本盤は聴いております。さて、この楽章も後段合唱のフーガ的掛合いの前の段落の合唱でも息長く引っ張られる処が注目されます。最後の〆もきっちり各楽器の構成感を明確にしつつ終わります。調和する独唱陣ではありますが矢張り年の功?ソプラノのシュヴァルツップが存在感ありますね(W.レッグの連れ合いなので何となく?)。又、余談ですがカラヤンとシュヴァルツップが協演した第九は他に1947年(オーケストラはVPO)、1957年(オーケストラはBPO)のライブ盤が海賊盤を含めある様ですが何よりも先述の話しの落とし処として彼女には有名な演奏である1951年フルトヴェングラー/オーケストラBFOや本盤録音の丁度一年前1954年での同じオーケストラPHOでこのフルトヴェングラー指揮のライブ盤が手に入り易い様です。私の聴いた最初のカラヤン第九として最高ランクにしたいのですが本盤他の交響曲を全て聴いているわけではありませんので★一つ保留いたします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  27/June/2011

    本盤におさめられたベートーヴェンの交響曲全集は、カラヤンによる最初の全集である。カラヤンは、本全集の後、ベルリン・フィルとともに3度にわたってベートーヴェンの交響曲全集をスタジオ録音しているが、本全集はそれらベルリン・フィルとの全集とは全くその演奏の性格を異にしていると言える。カラヤン&ベルリン・フィルによる全集は、ベルリン・フィルの一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、ブリリアントなブラスセクションの朗々たる響き、桁外れのテクニックを披露する木管楽器の美しい響き、そして雷鳴のようなティンパニの轟きなどが一体となった圧倒的な演奏に、カラヤンならではの流麗なレガートが施された、正にオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に成功していると言える。それは特に1970年代に録音された全集に顕著であり、1960年代に録音された全集にはフルトヴェングラー時代の残滓でもあるドイツ風の重厚な音色、1980年代に録音された全集には、晩年のカラヤンならでは人生の諦観を感じさせるような味わい深さが付加されていると言える。これらベルリン・フィルとの3つの全集に対して、本全集においては、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に腐心したカラヤンの姿を見ることができない。むしろ、当時上昇気流に乗っていた若き日のカラヤンならではの気迫が漲った生命力溢れる演奏と言うことが可能だ。その後のベルリン・フィルとの重厚な演奏とは異なり、早めのテンポによる爽快な演奏とも言えるが、いまだフルトヴェングラーやワルター、そしてクレンペラーなどが重厚な演奏を繰り広げていた時代にあって、ある意味では新時代の幕開けを予感させるような清新な演奏であったことは想像するに難くない。演奏の重厚さや円熟味などを考慮すれば、後年のベルリン・フィルとの演奏、とりわけ1970年代の全集の演奏の方がより上位にあるとも考えられるが、第6番や第8番などは、デニス・ブレインによるホルンソロの美しさなどもあって、本全集の演奏がカラヤンとしても随一の名演と言えるのではないだろうか(もっとも、ライヴ録音にまで比較の範囲を広げると、第6番や第8番についても、昨年発売された1977年の普門館ライヴの方がより上位の名演であると考えられる。)。いずれにしても本全集は、第8番以外はモノラル録音という音質面でのハンディはあるものの、若き日のカラヤンの颯爽とした才気あふれる芸術を味わうことができるという意味において、名全集として評価するのにいささかも躊躇するものではない。録音は前述のように第8番以外はモノラル録音ではあるが、リマスタリングを繰り返してきたこともあって従来盤でも比較的満足できる音質であると言える。もっとも、カラヤンによる記念すべき名演でもあり、今後はSACD化を図るなど更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★☆ 

    日本の庶民  |  東京都  |  不明  |  28/January/2011

    僕は、70年代の全集が好きであるが、この50年代の全集も70年代とは違った魅力があり好きである。若きカラヤンが曲に体当たりする(?)ような演奏。エネルギッシュな演奏と言うべきか。はつらつとしている。『エグモント』序曲など、どこか野性的な演奏で、最後の長調の部分などぐいぐい進む。心引かれる演奏だ。 音はちょっと古いが、問題にするほどではない。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  28/April/2010

    アンチカラヤンで、なおかつフルヴェン・クナ信者でない人にお薦め。これを聴けば、カラヤン嫌いが直るかも知れない。「カラヤン臭」と揶揄される独特の美的センスのサウンドはここにはまだなく、覇気にあふれ颯爽と作品に向き合う若獅子のような、若い巨匠の姿がここにはある。不謹慎な例えで恐縮だが、仮にカラヤンがカンテルリのように50年代半ばに夭折したとしても、一連のフィルハーモニア時代の録音だけでも名指揮者として十分後世に名を残せたであろう。テンポは概して後年のものより速めで、名手ブレインらを擁したフィルハーモニア管弦楽団の力にも感心させられる。特に3番や7番、8番、9番あたりは印象に残る。モノラルだが、品の良い上質な音である。

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  • ★★★★★ 

    いなまる  |  埼玉県  |  不明  |  13/March/2010

    颯爽として、聴いていて嬉しくなる演奏だと思います。アナログ時代は必須アイテムだったカラヤンの演奏でしたが、CDをメインソースにしてからはほとんど聴いていませんでした。やはり音楽は楽しく聴けなければ、との想いを強くしました。カラヤンは本当に聴かせ上手です。

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  • ★★★★★ 

    風吉  |  埼玉県  |  不明  |  25/January/2009

    70年代のセットに続いて購入してみたが、この全集何か凄くイイゾ。MONOとはいえ音質も良く非常に聴きやすく、演奏も若々しく何より推進力がある。やっぱり評論家の言う事は鵜呑みしてはいけないのだとつくづく思い知らされた。玄人にはカラヤンのベートーヴェンは外面的で駄目という事になっているがカラヤンにはカラヤンの良さがありフルトヴェングラーにはフルヴェンの良さがある。ベートーヴェンの演奏がこうでなくてはならないなどと評論家が決めつけることじゃないんだとよくわかったよ。今、カラヤンは自分のマイ・ブーム

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  • ★★★★☆ 

    バイエルン  |  不明  |  17/February/2008

    演奏は言うまでもなく名演であるが、゛新リマスター゛と言うのがクセモノ。 なんせ「ART」なんで、私は今回のリマスターにはあまり期待してない。 「ART」独特な音の味付けが好きな人には買って損はしないと思うが…。

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  • ★★★★★ 

    フォン・デメヤン  |  西東京市  |  不明  |  13/January/2008

    本当に素晴らしい演奏だと思います。こんな演奏をされたら、フルヴェンも確かに脅威を感じたことでしょう。あの若さと活力に満ちた1960年代のBPOよりも、より真摯に曲に取り組んでおり、カラヤン嫌いの人でも一度は聞くべき全集ですね。後年のオケに対して君臨する帝王ではなく、団員と一緒に音楽する喜びを分かち合って演奏していると感じます。カラヤンもこんな時期があったのですね!日本発売のCD全集は、8番はステレオで、あとは独エレクトローラ社のブライト・クランクでしたが、本全集はどうなのでせう?

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  • ★★★★★ 

    温泉パパ  |  函館市  |  不明  |  08/October/2006

    これがステレオ優秀録音だったら,間違いなくカラヤンの代表的名盤として称えられ続けているでしょう。カラヤンの真摯に音楽に尽くす姿勢に打たれます。圭角がありながらも単に攻撃的にならず,不思議とゆとりを感じさせます。フィルハーモニアも超優秀な技術集団であったことがうかがわれます。

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  • ★★★★★ 

    ワタミ  |  江東区  |  不明  |  29/August/2006

    カラヤンの指揮するベートーベンは皆素晴らしいが、小生はこのPOとの全集が大好きです。まず40年前に初めて買った運命が、新世界とのカップリングのこの録音であった事。そしてこの全集は若いカラヤンと20世紀最高のホルン奏者デニス・ブレインとの夢の共演である事。第9の独唱者などちょっと考えられないくらいの豪華な組合せである事。とにかく理屈抜きに魅力的なレコードです。聴いてみてください。演奏はやや速いテンポの正統的なものです。

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