Shinagawa Path Digital Shuufuku Ban Premium Edition
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masao | 東京都 | 不明 | 27/June/2011
理屈ぬきで面白い映画である。巨匠・川島雄三日活最後の作品でもある。古典落語の「居残り佐平次」を物語の骨格にすえているが、そのほかにも「三枚起請」「五人廻し」「品川心中」「大工調べ」「お見立て」など、数え上げたらいったいいくつの噺が盛り込まれているのか、落語に詳しい人でなければ実際のところは分からないのではないか。そして俳優陣も豪華である。当時の日活の大スター、タフガイ・石原裕次郎、マイトガイ・小林旭、ナイスガイ・二谷英明を脇役にしたがえて、主役を張るフランキー堺の好演が、いや怪演が光る。いかに名人芸の「居残り佐平次」といえどもさすがに落語家には分が悪いといわざるを得ない。なんといってもフランキー堺は自由自在に舞台となっている品川の飯盛り宿をとび回ることができる。座布団の上に座りっぱなしの落語家はそうはいかない。物語の中でもフランキー堺演じる佐平次は器用にいろいろな芸をこなす。その処世知の旺盛なことには、誰でも素直に舌を巻くだろう。フランキー堺は無駄もないし、エネルギッシュで見ごたえたっぷりの芝居を見せる。彼が演じる佐平次もまた粋でいなせで抜け目がない。役者の演技も楽しめるし、演じられている役柄も同時に楽しめる。これもまたどこか落語と似ている、そんなことをぼんやりと考えつつも最後まで一気に見てしまった。本当に面白かった。お勧めします。2 people agree with this review
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ルビー | さいたま | 不明 | 26/December/2007
日本映画ベスト3に入る名作です。1 people agree with this review
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ゆみこ | 東京 | 不明 | 03/September/2004
フランキー堺って、こんなにカッコ良かったんだあ!って思いました。すごくうまいです、今更ですが。うまい居残り左平次の高座に出会ったときは、いつも頭に浮かんできます。1 people agree with this review
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