TOP > Music CD・DVD > Classical > Albinoni Adagio, Pachelbel Canon, Boccherini, Respighi : Karajan / Berlin Philharmonic (Single Layer)

SACD Albinoni Adagio, Pachelbel Canon, Boccherini, Respighi : Karajan / Berlin Philharmonic (Single Layer)

Albinoni Adagio, Pachelbel Canon, Boccherini, Respighi : Karajan / Berlin Philharmonic (Single Layer)

Customer Reviews

  • ★★★★★ 
  • ★★★★☆ 
    (0 posts)
  • ★★★☆☆ 
    (0 posts)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 posts)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 posts)

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 4 of 4 items

  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  04/April/2012

    これらの曲演奏は組合せをいろいろ替えてリリースされていますので旧盤に準じてレビュー書き込みする次第です。本盤演奏はLP時代から親しんだもので勿論CDでも聴き続けてカラヤン/BPOの豊潤な音色のバロック音楽を何も難しいこと無しに贅沢な時間を過ごしております。1969年フランス・サンモリッツでの録音というからカラヤン61歳頃の全盛期、カラヤンはこのDGG以外にも後年幾曲かは録り直ししている様ですがこの盤録音当時がある意味ではピークだったのではと思われます。カラヤン・サウンドでの実に語り上手にくり広げられる世界は、流麗なレガートによる分厚いハーモニー、申し合わせた様な最後の結びの引き伸ばし・・・手の内が分っていてもつい惹きこまれ聴き継がれて行くであろう名演であります。本盤は更に仕様向上されその音質はアダージョにおけるオルガン(オルガン担当のHMVレビューにあるヴォルフガング・マイヤーという名前は私などは管楽器奏者で知っていたのですが・・・??)など底力と鮮明さが大いに期待されますね。一応各曲の演奏タイムをメモいたしますが何れも少しゆったり目な展開になっております。アルビノーニ/ジャゾット編「弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調」(10’01)、パッヘルベル/ザイフェルト編「カノンとジーグ ニ長調」(4’06+2’00)、ボッケリーニ「小五重奏曲マドリードの夜警隊の行進」(0’43+1’50+2’51+2’18)、レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」(3’35+8’20+3’19+4’48)といった具合です。この演奏そのものとはもう私は三十年以上のつきあいとなり始めの頃の評価から・・・本盤の音質も考慮の上・・・ワンランク上がり今や最高ランクにさせていただきました。ちょっと前まではバロック指揮者がシンフォニー指揮者に転身する例が多かった中、詳しいカラヤン録音暦はさておきシンフォニー指揮者がバロック物に進出しそれなりの成果を挙げているのには流石(好き嫌いは別にして)彼の守備範囲の広さというか能力を思い知らされた演奏盤でもありますね。皆さんのレビュー通りです。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    m326  |  新潟県  |  不明  |  10/December/2011

    ピリオド楽器/ピリオド奏法かどうかは、問題ではなく、名演奏は時代を超えて名演奏だということを教えてくれる1枚。SACDシングルレイヤーの音質も極上。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  28/November/2011

    カラヤンの“サンモリッツ・レコーディング”は全てお気に入りです。ベルリンのイエス・キリスト教会でのレーコーディングも勿論魅力的なものばかりですが,サンモリッツは格別。このアルバムや,ヴィヴァルディの『四季』,モーツァルトの管楽器のための協奏曲集(珍しくEMI)など,昔からの宝物です。何せ,この頃の弦楽セクション,管楽セクションの美しさといったら…言葉では形容できないほどの美しさ…!まるで,そう,避暑地サンモリッツの済んだ空気のよう,雄大な山々のよう…。そういった環境の中,極限まで美しく磨き上げられた弦楽の上で,ライスター,コッホ,ピースク,ゴールウェイ,ブラウ,ヘルメスたちの音が舞うわけですから,美しくならないはずがない…! 今回発売の別のアルバムのレビューにも書きました。このアルバム(そして“サンモリッツ・レコーディング”)に対する感想にはこの言葉しか見当たらない…「うっとり」。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  26/November/2011

    本盤には、アルビノーニのアダージョやパッヘルベルのカノンとジーグ、ボッケリーニの小五重奏曲と言ったバロック音楽と、かかるバロック音楽にインスピレーションを得て作曲された近現代の名作であるレスピーギのリュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲がおさめられている。カラヤンは、いかなる管弦楽曲の小品であっても、いささかの手抜きをすることなく、交響曲やオペラなどの大作に接するのと同様の真摯な姿勢で演奏に臨んだが、本盤のこれらの楽曲の演奏においても、そうしたカラヤンの真摯な姿勢を十分に伺い知ることが可能な圧倒的な名演に仕上がっていると高く評価したい。本盤の各楽曲の演奏は1969年であるが、これは正にカラヤン、そしてベルリン・フィルの全盛期。かかる全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルの演奏は、分厚い弦楽合奏、ブリリアントなブラスセクションの響き、桁外れのテクニックをベースに美音を振り撒く木管楽器群、そして雷鳴のように轟きわたるティンパニなどが、鉄壁のアンサンブルの下に融合し、およそ信じ難いような超絶的な名演奏の数々を繰り広げていたと言える。カラヤンは、このようなベルリン・フィルをしっかりと統率するとともに、流麗なレガートを施すことによっていわゆるカラヤン・サウンドを醸成し、オーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマを構築していた。本盤におさめられた各楽曲の演奏においてもそれは健在であり、どこをとってもいわゆるカラヤン・サウンドに満たされた極上の美演に仕上がっていると言っても過言ではあるまい。そして、これらの各楽曲におけるカラヤンの聴かせどころのツボを心得た語り口の巧さは筆舌に尽くし難いものがあり、正に本盤におさめられた各楽曲の演奏は、あらゆる意味で非の打ちどころがない圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。それにしても、カラヤンのような大指揮者が、このような管弦楽曲の小品を録音することについては、いわゆるアンチ・カラヤン派のファンからはセールスマンであるとか、クラシック音楽の品位を落とすとの批判も十分に予測されるところである。それには、とある影響力の大きい某音楽評論家や、某音楽評論家の腰巾着のような各界各層の有識者の罵詈雑言が大きく影響していると思われるが、私としては、交響曲やオペラのような大作であれ、ポピュラリティを獲得している管弦楽曲の小品であれ、その価値には大差はないと考えており、むしろ、カラヤンのような大指揮者が、身を持ってそれを多くのクラシック音楽ファンに示すとともに、いかなる楽曲に対しても手抜きをせずに真剣勝負で演奏に臨んだ真摯な姿勢に、心から敬意を表するものである。本盤については(それぞれの楽曲が別の楽曲との組み合わせで発売されている。)、リマスタリングやSHM−CD化等が施されるなど、高音質化の不断の取組が行われてきたが、今般、ついにシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化が行われることによって、従来CD盤をはるかに凌駕するおよそ信じ難いような圧倒的な高音質に生まれ変わったところだ。本シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の艶やかな鮮明さや臨場感にはただただ驚愕するばかりであり、あらためて当該シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、カラヤン&ベルリン・フィルの全盛期の至高の超名演を、現在望み得る最高の高音質を誇るシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で味わうことができるのを大いに喜びたい。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 4 of 4 items