Strange Mercy
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madman | 東京都 | 不明 | 10/December/2011
'11年発表。この3作目でアニー・クラークはアーティストとしてのさらなる強度と鋭さを手に入れたようだ。これまで彼女はジャズやクラシック、ボッサなどの要素を持つ多様な音楽性とともに、寓話的な感覚やマジカルな世界を表現してきた。そのワンマン・オーケストラ的な超常感はビョークやケイト・ブッシュを思わせたほど。そこにダークネスが匂うのが4ADを惹きつけた要因では、と思う。 しかし今回は本人が「全曲ギター・ソング」と言うだけに、ロック感たっぷり。もともとギタリストとしてやってきた人ではあるが、ここではそのギターとともにノイジーなキーボードや多層コーラスを響かせるなど、自らの持てるものをエネルギーいっぱいにぶつけてきたかのようだ。 とはいえ曲が大仰な領域に行かず、楚々と終わっていくあたりに天上人ではなさそうな気配を感じる。メロディにはポップなフックもあり、本盤がピッチフォークを筆頭に高い支持を得ているのは納得。才媛の能力が存分に発揮された一作!1 people agree with this review
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