Holst, Gustav (1874-1934)

SHM-CD The Planets: Karajan / Bpo

The Planets: Karajan / Bpo

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  • ★★★★★ 

    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  12/July/2021

    全体的な音質は良くなっているが、問題なのはOIBPリマスターで、初期のCDと比べると天王星のオルガンが大分小さくなっていて魅力が大きく減じている。演奏自体は最高。

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  • ★★★★★ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  24/February/2021

    学生の頃に友人から貸して貰ってレコードを聴いて以来、他のディスクを聴く気になれないほど感動した事を昨日の様に思い出す。 火星の冒頭で弦楽器がきざむ緊張感あふれる5拍子を聴くだけで一気にこの曲の大スペキュタクラーに引き込まれた。金星の美しさ、水星の軽やかさ、木星及び土星は迫力満点。天王星のコミカルな音楽を経て、最後の海王星でこれ以上無いと思うほど神秘的な静けさが訪れる。 デジタル録音と超一流アーティストの最高のコラボである。

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  • ★★★★★ 

    爺さん  |  千葉県  |  不明  |  20/November/2012

    カラヤンが本領発揮できる楽曲ではある。初演指揮者のボールト/ロンドンの演奏も結構好きだが、このコンビの「音」の方が私はいいなぁ。楽曲自体、魅力的な旋律にあふれ、且つドラマチックであるだけに、相当なポンツクが指揮をしない限り「駄目だこりゃ」な演奏にはならないと思うが、それだけに抜きん出た演奏を聴かせるのは難しいのだと思う。そういった意味でカラヤンは一枚上手の演奏を聴かせてくれる。流石である。

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  • ★★★★★ 

    どぜう  |  東京都  |  不明  |  09/April/2012

    カラヤンの「惑星」。ウィーン・フィルとの「旧盤」が、その色彩的な音色と相俟って「光」に焦点が合わせられているのに対し、本作は惑星が持つ光に対照する漆黒の空間である「闇」「漆黒」の世界を描こうとしているように感じられる。確かに「火星」「木星」など馬力のいる曲目では、ブラスのピッチの相違、あるいは音をはずしてしまったりと、どこか「やっつけ仕事」感も否めないのだが、それが何だ、と思うぐらいの壮大なスケールで、つかみ得ない「闇」という空間を表出しようとしたと思うのだ。そして、こうした目線が、後半の3曲、殊に「土星」においては、逆に怯えを感じさせるほどの虚無感を生み、また、「海王星」では宇宙の神秘どころか、何か別の世界の入口を覗くような(黄泉の国なら「冥王星」なのだろうが、どうだろう…)錯覚さえ抱く。このあたりは旧盤と一線を画しているといっていいだろう。長々と申し述べたが、カラヤンが好きな方、あるいはこの曲に格別の愛着を持つ方は新旧両方揃えても無駄ではないだろう。

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  • ★★★☆☆ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  30/December/2011

    オーバーデコレーションな惑星である。 表題曲に強いと言われるカラヤンだが、 これを70年代に録音していたらもっと 精緻な響きだったと思われる。 たしかにBPOの技量はすごい、 しかし感動は薄いものとなってしまっている。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  25/September/2011

    本盤におさめられたホルストの組曲「惑星」は、カラヤンによる二度目のスタジオ録音である。最初の録音は1961年であり、ウィーン・フィルとの演奏であった。したがって、本盤の演奏はそれから20年後の新録音ということになる。1981年と言えば、カラヤン&ベルリン・フィルという、クラシック音楽史上でも最高の黄金コンビが最後の輝きを見せた時期に相当する。翌年にはザビーネ・マイヤー事件が勃発し、この黄金コンビには修復不可能な亀裂が生じることに鑑みれば、本演奏は、この黄金コンビの究極の到達点を反映していると言えるのではないか。実際に、カラヤンの伝記などを紐解くと、ベルリン・フィルの団員は、本盤のスタジオ録音前は、組曲「惑星」を相当に見下していたということである。ところが、練習時におけるカラヤンの真摯な姿勢を見て、団員は同曲に対する見方をあらため、それからは真剣に練習に取り組んだということであり、その意味でも、本演奏は、カラヤン、そしてベルリン・フィルが真剣勝負で挑んだ、この黄金コンビの究極の到達点に相応しい名演奏に仕上がっていると言っても過言ではあるまい。この黄金コンビは、とりわけ1960年代〜1970年代にかけて、ベルリン・フィルの鉄壁のアンサンブルや超絶的な技量をベースに、カラヤンが流麗なレガートを施し、重厚にして華麗ないわゆるカラヤン・サウンドを醸成していたと言える。そしてこのいわゆるカラヤン・サウンドを駆使した演奏は、正にオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に成功していたと言えるだろう。本盤の演奏でも、そうした圧倒的な音のドラマは健在であり、おそらくは同曲の演奏史上でも最も重厚にして華麗な名演と言ってもいいのではないだろうか。しかしながら、同曲に特有のイギリス音楽ならではの詩情の豊かさと言った点においては、いささかカラヤン・サウンドによって犠牲を強いられた感も無きにしも非ずであり、そうしたイギリス的な詩情の豊かさや、同曲を一大人気曲に伸し上げることに貢献したという意味においては、私としてはウィーン・フィルとの旧盤の方をより上位の名演に掲げたいと考える。もっとも、本演奏についても、前述のように、カラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビが構築し得た究極の音のドラマとして、十分に存在価値のある素晴らしい名演であると高く評価したい。音質については、これまでリマスタリングが行われたこともあって、従来CD盤でも十分に良好な音質であったが、今般のSHM−CD化によって、若干ではあるが音質が鮮明になるとともに、音場が幅広くなったように思われる。いずれにしても、カラヤンによる素晴らしい名演をSHM−CDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    オットー  |  鳥取県  |  不明  |  05/July/2011

    火星や木星は切れ味や完成度の点においては,旧盤(VPO)のほうが格段に上だが,こちらの方も,晩年のカラヤン色が前面に出ているので或る意味面白い。なにやらとっても重たくって野暮ったい火星なのだが,以前まではこういった演奏は許せなかったが,最近になって聴きなおしてみて,意外にイケルと思った。カラヤンならではの演奏である。一方で,本盤の魅力は水星,金星,海王星における精緻な表現にある。聴かせ上手なカラヤンだけに,こういった曲で妙技が光る。

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  • ★★★★☆ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  05/May/2011

    名録音ですが、好みを言えば、バランスが良いデュトワ盤か、定盤のボールト盤が良いです。カラヤン・ウィーン盤は、当曲の知名度をあげた名演としておさえておきたいものですが、ベルリン盤はレコード芸術って感じてす。ホールではこんなにはっきり個の楽器は聞こえないよなって感じで、プラバンで、この曲をやるんだけどという人には参考になるかもしれません。

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  • ★★★☆☆ 

    大吼え協奏曲  |  愛知県  |  不明  |  09/March/2010

    華麗な響きを求める人や、オーディオファンにはきっと好まれると思う。自分は、まずは「イギリス音楽」として聴きたいのであまり好きにはなれなかった。「火星」はちっとも不気味ではなかったし、「木星」のホルンも録音の仕方のせいか、雄渾な響きではなかった。

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  • ★★★★☆ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  15/August/2009

    録音が優秀なのでかろうじて★4だが、演奏そのものはあまり感動的ではない。少なくともウィーンフィルを振った旧盤には遥か及ばない。 音のぶ厚さが特徴で、豊穣な音響を浴びることは出来るが、ファンタジーの入り込む余地がない。押し付けがましい惑星である。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  16/May/2009

    何と言ってもVPOのDECCA収録盤はボールトの数多い録音と共にこの曲の普及に大いに影響を及ぼしたと思っております。あの収録から20年後DGにそれもBPOとの再録の意味合いを各惑星楽章の演奏の違いに求める事は容易かもしれません。スタートの火星での大きなウネリ、やや荒っぽいとも感じさせる工夫・・・リズムを刻む弦奏法を前面に出す等・・・、木星の中間部で些かカラヤン節が目立ちあまり引き摺らないのも特徴、土星や海王星は旧盤よりタイム的には長く・・さりとてそう柔らか味は曝してはおらず結論としては一筋ならでは行かない演奏です。

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  • ★★★★★ 

    サイラス・ハーディング42  |  鹿児島  |  不明  |  14/December/2007

    私が持っているのは、限定発売のKARAYAN.GOLD。 多くの名演奏が発売されているなかで、カラヤンの演奏が際立っている。音質の美しさと迫力が名盤たらしめている。 それぞれの作曲家の作品によっては、求める迫力の違いで、カラヤンを軽蔑することもある。 アシュケナージやズビン・メータ、コリン・ディブス等多くの演奏を聴いてみると、違いを聞き比べてみるのが一番楽しいひと時である。  

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  • ★★★★★ 

    ∫(furtwangler)dx=感動  |  石川県  |  不明  |  19/October/2007

    よくこの盤より61年のVPOのものがすばらしいといわれるがどうだろうか。確かに61年はエネルギッシュで火星や木星といったところはこれに及ぶものはないだろう。しかし惑星は火星や木星だけではない。この盤についていえば火星は晩年のカラヤンらしく動きを抑えていて物足りなさも感じるが,金星や水星の繊細さや海王星の神秘的な演奏は晩年のカラヤン=BPOでなければこんな演奏は不可能であろう。

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  • ★★★★★ 

    たか  |  東京  |  不明  |  01/September/2006

    スタジオ録音だが一発録りのような緊張感。火星や天王星はかなり戦闘的な印象を与える。同時期のショスタコの10番もそうだが、このピリピリした感じは東西冷戦の緊張が高まった80年頃の時代背景があってのものだろう。木星は中間部以外はかなり速めのテンポをとっておりこの曲の新しい側面を明らかにしている。発売当初は少しザラザラした印象もあった録音だがリマスターされて良くなった。

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  • ★★★★★ 

    まこと  |  大阪府  |  不明  |  03/May/2006

    VPOとの録音も素晴らしかったが、こちらも素晴らしい。颯爽としたVPO盤に対して、よりじっくりと聴かせる落ち着いた演奏とでもいうか、よく練られた解釈だと思う。それでいて、カラヤンならではのカッコよさも随所に感じられ、単に老成した演奏でもないのが素晴らしい。VPO盤とともにあらゆる惑星の中の双璧である。

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