Schumann, Robert (1810-1856)

Hi Quality CD Sym, 1, 2, : Sawallisch / Skd

Sym, 1, 2, : Sawallisch / Skd

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  • ★★★☆☆ 

    藤四郎  |  神奈川県  |  不明  |  04/March/2013

    LP時代からの愛聴盤で、その後も「Super 2800 Selection」で(最初に?)CD化されたものを愛聴していました。何年か前に「EMI CLASSICS 決定盤1300」で出たので音の改善を期待して買いましたが、やけにハイレベルで、最初に大音量が飛び出してビックリ、音を絞っても前に比べて聊か荒れた音でちょっと下品。また昔の赤いケースのCD(捨てなくてよかった)を聴き続けていました。 新たに「Hi Quality CD」が出ているので、更なるリマスターなのか、どうせ板だけ変えたものだろうかと、あまり期待せずに試しに買いましたが、案の定。結局昔のCDを聴き続けることになりました。 折角の名盤です。テープの劣化なのかリマスターが悪いのか分かりませんが、LP時代の音を復元してもらえないものでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  20/November/2012

    壁崩壊以前のドレスデンシュターツカペレの豊麗な響きを聴くための1枚。オケの輝くサウンドを武器に、端正な表現で速めのテンポでよどみなく上品に演奏している。熱さや壮大さは薄いが、飽きの来ない演奏である。カラヤンのマイスタージンガー同様、と当時のEMIらしく、響きの全体の雰囲気を重視した録音だが、個々の楽器の音色がもっと楽しめたら、と惜しまれる。サヴァリッシュはN響でもシューマンの交響曲をよく取り上げており、10年ほど前には4曲すべて演奏している。オケは物足りないが、表現の深みが出ており、そちらも何らかの形で発売されることを望みたい。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  30/May/2012

    かつて名演だと思えたCDに巡り合わなかったせいか、サヴァリッシュという指揮者にはまったく興味を持っていませんでした。先日シューマンの第4番を聴いて「あれ、こんないい曲だったかな?」と思いなおし、全曲を聴いてみるに至ったのですが、4番に次いではこの「2番」がいいと思えます。 演奏は極めて正統的で、ただひたすらに正統的に演奏したらこうなった みたいな、一見面白みのないアプローチですが、なぜか耳を奪われます。曲そのものよりも、演奏に耳を傾けている…みたいな気分と言ったらいいのでしょうか。2番同様のアプローチによる第1番「春」に関しては、じつは★5つという感想は無理かもしれません。第1番は曲そのものがちょっと異端的?に思えるので、もっと突飛な解釈のほうが私にはシックリ来るのです。

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  • ★★★★★ 

    通りすがり  |  大阪府  |  不明  |  09/June/2011

    サヴァリッシュを勝手にドイツというくくりだけで勝手に「二流のベーム」と分類したり、「うどの大木」などと評しているひどい方がいらっしゃるみたいですし、それに2名の方が共感なさっているというのは看過できないですね。 私にはどこをどうくくると、サヴァリッシュが「職人肌の正統派ベーム」の系譜に来て「二流のベーム」になるのかわかりませんが・・・。 サヴァリッシュを「誰も聞きたくない二流のベーム」と評価したかたが、本演奏を推薦なさるのであれば、何故そのような評価に至ったのか、経緯をレビューに書いていただけると、非常に「共感」できるのですが。 「最大公約数」とか「ドレスデンのいぶし銀の音色」「HQCD化による高音質化(=本当かどうか怪しい)」が推薦理由ではちょっと弱いですよね。聞かなくても書けることですから。大嫌いな指揮者の演奏を挙げるなにか決定的な理由があったと思うのです。 多くのところにレビュー書いてらっしゃるようですので。ぜひお願いいたします。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  14/November/2010

    サヴァリッシュは、NHK交響楽団の名誉指揮者として、我が国では非常に名が知られた指揮者ではあり、本場ヨーロッパにおいても早熟の指揮者として注目を浴びた時期もあったが、人気という面ではイマイチ。演奏は、良く言えば、特にドイツ音楽において、正統的なアプローチをする職人指揮者ということであるが、はっきり言って四角四面で面白みのないものが多い。要は、聴き手を唸らせるような個性がどこにも見当たらないのである。同様の職人肌の正統派の巨匠としては、ベームなどが掲げられるが、ベームには、特に壮年期について当てはまるが、厳しい造型美と凝縮化された生命力の輝きがあった。ところが、サヴァリッシュにはそれすらも感じられず、正にウドの大木のような愚鈍な印象があり、二流のベームなど誰も聴きたいとは思えないのではないだろうか。そんな没個性的な指揮者であるサヴァリッシュによる数少ない名演が、このシューマンの交響曲全集だ。もちろん、第1番にはクレンペラー&フィルハーモニア、第2番にはシノーポリ&ウィーン・フィルという個性的な超名演があり、それぞれの交響曲の最高の名演で構成されているわけではないが、4曲揃って水準の高い名演で構成されているという意味では、素晴らしい全集と評価すべきである。ドレスデン国立管弦楽団のいぶし銀の音色も、本演奏の魅力の一つと言えるところであり、正に最大公約数的に優れた名演と言えるだろう。HQCD化によって、音質がさらに鮮明になった点も、本盤の価値を高めることに大きく貢献している。

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