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Mahler (1860-1911)

SACD Symphonies Nos, 2, 9, : Ozawa / Saito Kinen Orchestra, Emiko Suga, Stutzmann

Symphonies Nos, 2, 9, : Ozawa / Saito Kinen Orchestra, Emiko Suga, Stutzmann

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  • ★★★★☆ 

    JS  |  福岡県  |  不明  |  12/November/2010

    第9番は録音に問題あり。弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器が互いに独立に同じ音量だけ突出してきて、互いの溶けあいがなく、奥行き感も感じられない。いわば部分と全体のバランスに問題がある。例えばリズムの饗宴ともいうべき第3楽章終結部では音楽の構成が崩れてしまっている。ただし、終楽章の弦楽のみの合奏の部分は重厚、多層的で聴きごたえがある。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  10/October/2010

    素晴らしい名演だ。小澤は、かつての手兵のボストン交響楽団とともにマーラーの交響曲全集を録音しているが問題にならない。小澤のマーラーの最高の演奏は、サイトウ・キネン・オーケストラとの第2及び第9であり、これら両曲については、古今東西の様々な名演の中でも十分に存在価値のある名演と高く評価したい。両曲ともにアプローチはいわゆる純音楽的なもの。バーンスタインやテンシュテットの劇的で主観的なアプローチとはあらゆる意味において対照的であるが、だからと言って物足りなさは皆無。小澤の、楽曲の深みに切り込んでいこうとする鋭角的な指揮ぶりが、演奏に緊張感といい意味でのメリハリを加味することに繋がり、切れば血が出るような熱き魂が込められた入魂の仕上がりとなっている。サイトウ・キネン・オーケストラも、小澤の確かな統率の下、最高のパフォーマンスを示していると言える。録音は、両曲ともに通常盤でも高音質であったが、特に、第9については今回はじめてSACD化され、更に鮮明さを増した点が素晴らしい。他方、第2については、かつてSACDのシングルレイヤーディスクとして発売されており、今回のハイブリッドディスクはわずかであるが音質は落ちる。今回の発売にあたっての不満点は正にこの点であり、なぜ、第9だけの単独発売にしなかったのか、メーカー側の邪な金儲け思想に、この場を借りて大いに疑問を呈しておきたい。

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  • ★★★★★ 

    かくとしらじ  |  愛知県  |  不明  |  25/September/2010

    これだけ感動的なマーラーを聴いたのは久しぶりです。2番については、ボストンとのCDはダイナミックなもののちょっと軽いかなと思っていました。今回の録音では、ダイナミックと重厚さが見事に両立しています。わたしにはバーンスタイン新盤以来の愛聴盤となりそうです。9番の最終楽章の消えゆくような細やかな音も、SACDのおかげでとてもよく聞き取れて、耳を澄ましていると音の向こう側へ吸い込まれてしまいそう。是非、可能な限り大きな音量で聴きたいです。

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