Beethoven (1770-1827)

SACD Beethoven: Symphony No.9

Beethoven: Symphony No.9

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  • ★★★☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  29/January/2024

    リズム、呼吸が浅く、小型の第九で私の望んでいる演奏ではない。もっとこころ震わす演奏が欲しい。第九は20種位もっているが外盤で聴くイッセルシュテット・ウィーンフィルのほうがまだ好きだ。N饗を振っているのをよく見るが、上手くまとめるタイプのどこかサヴァリッシュと似たところがあるのでは、と思ったりする。

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  • ★★★★☆ 

    のだめノビルメンテ  |  新潟県  |  不明  |  17/October/2012

    約半世紀愛聴してきたベーム・VPOが化石になった。あっぱれです!星5にしないのは、ミュンシュ・ボストン響があるからか?時代錯誤の年寄りの独り言です。

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  • ★★★★★ 

    派亜歩  |  愛知県  |  不明  |  24/March/2012

    ヤルヴィのベートーヴェン。9曲全てが、今までにない新鮮な音に溢れる。作曲者と録音に携わった全ての者の仕事が一つになり、見事な輝きを放つ。クラッシックの醍醐味と喜びがぎっしり詰まった、ヘビー・ローテーション必至のシリーズ!

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  • ★★★★★ 

    なにわん  |  大阪府  |  不明  |  16/July/2011

    最近録音された第九の中でも、 極めて高い完成度を誇る1枚ではないでしょうか。 最近主流のベーレンライター、ピリオドというと、 自分のような「ベートーヴェンは重厚長大なものこそ本物」と思う人間は、 ついつい脊髄反射的に嫌悪感を示してしまうものなのですが、 この第九は、それでも最後まで聴かせるだけのパワーを持っています。 こういう古楽系の演奏はどうしても、 「ベートーヴェンの真の音楽を届ける」 ことに比重が置かれすぎてしまうきらいがあるのですが、 この演奏ではそこでとどまることなく、 原典を踏まえつつ、自分なりの熱い演奏を披露しており、 今後の第九演奏の可能性を大きく広げることに成功したように思います。 古楽系の隆盛に伴って、少なくとも70年代から80年代まで主流だった、 「重厚長大なベートーヴェン」が鳴りをひそめていくなか、 ロマン主義的演奏を得意とするティーレマンに、 かつての栄光再び、という期待が注がれていて、 自分もそのような期待をする一人なのですが、 ただ、このヤルヴィの演奏を聴くと、 「単に昔懐かしい演奏をしているだけ」ではいけないな、と思いました。 と、少し話がそれてしまいましたが、ともかくこの演奏、 自分のような「懐古趣味」の人間をもうならせるいい演奏だと思います。 録音も優れていますし、聴いて損はないと思いますよ。

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  • ★★★★★ 

    としちゃん  |  宮城県  |  不明  |  15/May/2011

    今まで耳にした第9の中で、実演も含めて最高峰。この俊敏さ、軽やかさ、躍動感が、今までに私が慣れ親しんだ重苦しい演奏の記憶を洗い流してゆくようだ。第4楽章での4重唱の見事さ!これぞ人の声によるアンサンブルの粋。特にバスの男性のうまさには心を奪われた。行進曲のテンポも、緊張感を損なわない理想的なテンポと腑に落ちた。作曲家の意図が見事に表現された素晴らしいSACDだ。過去の歴史的演奏代表としてFurtwaenglerが一枚あれば、後はヤルヴィ盤があればよい。私はそう思って多盤を処分した。

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  • ★★★★☆ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  18/September/2010

    古楽的な演奏は最近多いが、その中でもとりわけ斬新なものの一つだ。クールな軽さの中に独特の熱が感じられる。衒うように見える裏に、真摯な精神が垣間見える。特に独唱の4人は、指揮の意図を捉え、透明で美しい。

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  • ★★★★☆ 

    norichan  |  東京都  |  不明  |  26/June/2010

    一言、チャーミングな第九です。

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  • ★★★★★ 

    S.A.倉田  |  大阪府  |  不明  |  18/January/2010

    良し悪しに関わらずベートーヴェンの交響曲は重厚に演奏され過ぎている、と私は常々思っていた。そういう不満点を解消してくれたのがヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルの演奏で、ベートーヴェンの音楽をより楽しむことが出来るようになり、とても嬉しく感じたものだった。しかし9番はどうだろう。あれだけ魅力に感じられた小編成のキレのある演奏も、ここでは残念ながら“物足りなさ”と隣り合わせだ。とは言え、彼らの今回の全集に対するコンセプトを真っ向から否定するわけにはいかない。もっとも、そんな気持ちになるのも完成度の高さゆえだろう。刺激的でありながらスタンダードなこの一枚にて、第九はひとつの完成を向かえたと言っても過言ではない。

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  • ★★★★★ 

    Abbadian  |  東京都  |  不明  |  14/December/2009

     最近のヤルヴィの音楽が,「更に一皮剥けた」ことを実感させられる,見事な「第9」。この演奏や「惑星」で特に感じられるのが,作為を感じさせない音楽の呼吸感の素晴らしさ,絶妙なアーティキュレーション,そして生命力に溢れながら,精妙の極みのリズム感―など,ヤルヴィの音楽の本質的美点が一層磨かれ,彫りが深くなったということである。ベートーヴェン・ツィクルスも,第7辺りでは,小編成のDKPを強力なエンジンでやや強引にドライヴしている感があったが,この「第9」にはそんなところは微塵もない。勿論ピリオド・アプローチによる演奏であるが,DKPの器を無理なく活かしつつ,筋肉質でしなやかな,モダン・ピリオドの枠を超えて最高度に練り上げられた秀演を創り上げている。ソロもコーラスも実力派が揃い,ヤルヴィの意思を全面的に受け止めた,これまた見事な演奏を聞かせている。指揮,オケ,ソロ,コーラスと4拍子揃った,近年出色の名演だと思う。

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  • ★★★★★ 

    dai  |  東京都  |  不明  |  30/October/2009

    やっと、あるべき姿の第9が出た!という喜びでいっぱいです。59歳になったこの年になってようやく。 今までの演奏には、第1楽章の途中で、ギコギコとぎこちなく、遅すぎると感じるところがあり、この楽章が終わったところで重い疲労を感じ、生演奏では第3楽章の途中でうとうとし、また日常生活の中ではCDを聴く気になれない、というのが今までの第9でした。 このヤルヴィの演奏はどこをとっても、リズムや表現が生き生きと快活で(本当にすばらしい!)、新鮮な喜びを感じました。このCDなら、日常生活の中で、楽章ごとに聴いたとしても楽しめると思います。 ヤルヴィの演奏は受けつけがたい、という人も中にはいらっしゃるようですが、私のような「リズム派」ならきっと楽しめるのではないでしょうか。「楽しめる」などという控えめな表現では表せないほど、私は感激しているのですが。この第9から、なぜかカール・リヒター指揮のミュンヘンバッハ合唱団をちょっと連想しました。音楽のキレがいいからでしょうか。しかし新しいです。音楽の魅力の再発見者、快活、多彩ながら質実剛健、私には、そんなヤルヴィです。

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  22/October/2009

    パーヴォ・ヤルヴィのベートーヴェンは、4番と7番を合わせた1枚が最高でしたが、この第九、やはり、この曲は巨匠スタイルで聴きたかったです。それでも、室内オケを駆使して壮大な響きも見られて、新世代によるベートーヴェンを見ました。

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  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  14/October/2009

    P.ヤルヴィによるベートーヴェン交響曲シリーズで2008年録音されたものです。これまで収録された各交響曲演奏と同様古楽器によるノンビブラート奏法で「合唱」という曲の割には当然一回りオーケストラ、合唱団も規模を縮小しております。演奏タイム的には全体で64分弱と私の年代で聴き慣れた各「合唱」レコードタイムより一割近く短い(尤もミュンシュ/BSOのあの有名盤は約62分の快速ぶりでした・・・)ものとなっており特に第1,3楽章はどちらも13分台のテンポ速さの一方第2楽章も13分台とこの楽章は時間をかけて透き通り感を出して冗長さは感じませんでした。少し戻って第1楽章出だし些か頼りなげなのが気にはなったもののやがて本格的な音量で最後の詰めティンパニーはこの楽章を引き締めました。第3楽章から最終楽章へのバトンタッチは「即」という感じで少し面食らいました。開始されるバリトン独唱も決して重々しく大層ではなくゆっくりやさしいタッチ、合唱はやはり少し速く小規模だけにドラマ性からもその「薄さ」に戸惑うかもしれません。全体聴き終わり各楽章のバランスはとれていても他のレビューの方も触れられたこの「軽さ」をどう聴く者の心の切替えに結びつくかで勝負なのでしょう。当面「素晴らしい」ランクとさせて下さい。しかしヤルヴィは本当に充実した仕事ぶりで感心します。

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  • ★★★★★ 

    Kei  |  神奈川県  |  不明  |  10/October/2009

    この曲には2つの面で違和感を憶えてきた。楽章間の統一感が弱く、特に前3楽章と最終楽章には大きなギャップがあることと、これまでの演奏様式が過度にロマン派的でこのような不統一間を際立たせてしまってたことだ。ヤルヴィの演奏は、筋肉質かつ楽譜が透けて見えるほどの透明感があり、この曲が7番や8番の延長線上にある紛れもない古典派の交響曲であると同時に彼岸をを覗き見た終着点であることを明確に解らせてくれる。また、全体にインテンポ気味のなかで、従来の演奏より2楽章はテンポを落とし、逆に3楽章は大幅に早めるなど、マクロな演奏構造設計をゼロベースでやり直したかのごとく、楽章間の不統一性も大きく解消されている。3楽章を聴けば、従来の演奏とは全く別の曲と感じる程、清水のような魅力を湛えていることが誰にでも解るだろう。何時も押し出しの良さ一辺倒のバリトンの歌い出しも、ゲルネの実に思索的な歌唱で、聴いて気恥ずかしさを感じることもなくなった。これで9曲聴き終わり、この全集が本当にベートーベン交響曲演奏の新世紀を開くものであることを確信した。

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  • ★★★★☆ 

    カラジャン  |  山口県  |  不明  |  15/September/2009

    評価が難しいDISKだ。軽快で鮮明で新鮮な演奏とるか、「合唱」がこんなに軽々しく演奏されて良いのか?ととるのか。少なくともフルトヴェングラーとは対極にある演奏だ。ただ、終楽章の「合唱」の部分は、気迫のこもった演奏と合唱で、評価できる。 これまでの彼が録音、指揮するベ−トーヴェンの交響曲は素晴らしいもので、全体としては高い評価をしている。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  05/September/2009

    パーヴォ・ヤルヴィによるベートーヴェンの交響曲全集の最後を飾る名演だと思う。これまでの8曲の中には、古楽器奏法とかベーレンライター版の楽譜に固執するあまり、いささかやり過ぎの曲もあったが、この第9は、バランスのとれた名演に仕上がっている。第1楽章の冒頭のヴァイオリンはいかにも弱いが、主部に入ると次第にいつものパーヴォ節が全開。ラストのティンパの雷鳴のような轟きは圧倒的な迫力であり、テンポは快速ながら決して荒っぽさは感じられない。第2楽章は、本名演の白眉であり、パーヴォの解釈と曲想が見事に符合。テンポといい強弱といい理想的な超名演。第3楽章もテンポは相変わらず早いが、そのような中で、抒情的な優美な旋律を心をこめて歌い抜く。終楽章は第3楽章の終結部から間髪入れず開始されるが、これはパーヴォならではの独創的な素晴らしい解釈。テンポはこれまでの楽章に比べると、幾分落ち着き、中庸と言ってもいいテンポ設定であるが、決して冗長には陥っていない。独唱もいずれも巧く、合唱陣も規模は小さいと思われるが、十分な迫力を有しており、これらが渾然一体となった演奏は、我々の深い感動を誘う。SACDマルチチャンネルによる高音質録音はいつもながらずばらしく、パーヴォの独創的な解釈を鮮明に味わうことが可能である。

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