Symphony No, 8, : Inbal / Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra
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たくぽん | 東京都 | 不明 | 25/March/2010
インバル、都響の幸福な船出を祝うにはこれ以上無いほどのCD。 まず、録音のレヴェルの高さに驚嘆します。どんな場面でも、適度な残響を伴って全ての音が有機的に響きます。 演奏も、第1部は高速テンポでガンガン攻めまくるインバルに都響が献身的に応え、圧倒的なカタルシスを生んでいます。しかし、ただの音響地獄ではなく、あらゆるニュアンスをぎっしりと封じ込めているのがまた凄いところです。ラストの大加速では失神寸前! 第2部では、先ほどとは裏腹に曲の持つ叙情性を前面に出し、弱音の箇所はひれ伏して祈りたくなるほどの美しさ。最後の、福井敬の渾身の独唱(抜群に巧いわけではないのですが、今までのどの盤よりも心に沁みます)により導びかれる神秘の合唱は、決して下品にならず、しかも迫力にも事欠きません。ゆったりとしたテンポで高揚していき、堂々たる終結を迎えます。インバルのテンポ設定はまさに完璧。 最後になりましたが、このCDは壮丁も美麗ですし、内容を考えれば、3000円は決して高くないです。ご購入を強くお勧めします。6 people agree with this review
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秋本潤一郎 | 東京都 | 不明 | 03/June/2009
名だたる名盤は数少なくその名盤も演奏技術では不満が残ってしまうこの曲。(特に第1部末尾での遠隔オーケストラ)個人的には興奮・躍動・包括性がある1975年のバーンスタイン盤がベストだがこれも完璧とは言い難い インバルのこの演奏は非常に細部まで正確に聴かせてくれるという印象を持ち感動もあった。名盤と言って差し支えないのではないだろうか?1 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 11/May/2009
諸氏も言われる通り、録音が大変素晴らしい。細部もよく聞き取れますが、全体の量感が実にしっかり再現されて圧倒的。SACDの威力十分。さて、演奏は、比較的淡々としたもので、やや特徴薄。ベルティーニもそうでしたが、日本人演奏家の持続力を考慮してなのか、快速テンポでとにかく先へ進むという感じを否めません。でも、立派な成果です。インバルの実演は、粘着的な執拗さに、ライヴならではの感興が加わっていつもとても素晴らしい。この録音が残されたことを喜びたく思います。3 people agree with this review
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メタ理科 | 下京区 | 不明 | 21/April/2009
録音について評価が高いようですが録音はシャイーRCO盤がベストでしょう。ナガノ盤、デイヴィス盤が次点。同時期発売のゲルギエフ盤よりはずっと良いですが。演奏も雑ですよね。ライブということを考慮すると悪くは無いのでしょうけれど。0 people agree with this review
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masashing | 大阪 | 不明 | 19/April/2009
しばらく8番の新譜にはあまり活気がなく、ずっとシノーポリとベルティーニ盤が演奏・録音共に最高峰にあった。ブーレーズ、ラトル、ショルティは一歩及ばず、ゲルギエフにはがっかりだったが、ここでインバルが割って入ってきた。これでベスト3が揃い、あとはジンマンとマーツァルとトーマス待ちで、楽しみである。これまで8番はあまり好きな曲ではなく(12枚は買ったが)20年以上かかって、やっと本当の良さがわかってきた。バーンスタインやテンシュテット盤などを改めて聴きなおしたが、声と楽器の調和や透明感がいかに大切かを思い知らされた。0 people agree with this review
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AG | 東京都 | 不明 | 12/April/2009
視聴機で聞いて、即座にレジに走りました。こいつは凄すぎる。絶対に損はない。買うべきです。オケも歌も最高、録音は今までのこの曲の録音と比較にならない!!!!0 people agree with this review
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UUU | ishikawa | 不明 | 22/March/2009
しかし録音に関しては文句なく最強の8番ですね。べらぼうに凄い。他の競合盤では勝負にならないなあ。演奏も見事。まるで初めて聞くような独特なマーラー。ブーレーズの新録よりこちらのほうが凄いのではないか?千人やるなら都響で大正解。3、7、9は是非この録音スタッフで、チェコでお願いしたいものです。2 people agree with this review
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fuka | 横浜 | 不明 | 15/March/2009
私もミューザにいました。本当に素晴らしかった。ミューザには何度も行ってますが、初めてホール全体が鳴った気がしました。どのような音が録れているのか、楽しみです。(あまりに実演が素晴らしかったので、当分第8のCDは聴いていません)。0 people agree with this review
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ハチオタ | Niigata | 不明 | 03/March/2009
放送されたサントリーの演奏より(記憶による美化はあるのだろうけれど)、ミューザのライヴのほうが深部から感動が沸き起こった素晴らしいものでした。マイクが入っていたのでもしや・・・と思っていましたが、それがこのような形で発売されるとは恭賀の至りです。この演奏を聴けば、マーラーが外国のスーパー・オーケストラでなければならないなどという誤った考え方を払拭されるでありましょう。ちなみに、この演奏を聴いて、初めてミューザがいいホールだと思いました。1 people agree with this review
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まあくん! | テラにて | 不明 | 27/February/2009
私もミューザで聴き、サントリーのをTVで見ました。95年収録のマラ5を聴いてから、この指揮者に急に興味を持つようになったのですが、あの日の優れた演奏がもう一度聴けるのはとても嬉しい。…5番のみならず2007年の6番もフォンテックからの発売だったので、出るとしたら当然同社だと思っていたのですが、エクストンなんですね。(チェコフィルの常任になったので、そこでの録音のリリースは予想してましたが、都響とのものまでエクストンとは…。)SACD仕様なのも大歓迎。0 people agree with this review
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あるまじろ | 神奈川 | 不明 | 23/February/2009
ミューザで聴き、サントリーの演奏をTVで見た。出来は断然前者の方が上(生か録音かの違いを差し引いても)であり、聴衆の集中力に関しても、この巨大な交響曲の前にあって少しも緩むことがなかった。最後の一音が鳴った後、観客は一斉にブラヴォーを叫び、オケが捌けた後も指揮者単独でのカーテンコールが3度起こった。Extonからのライヴ一発録音ということで、この観客の熱狂が最大限に収録されていることを期待したい。素晴らしいホール、サントリーでの録音を敢えて切り捨てて販売される程の公演である、出来るだけ多くの人に聴いて欲しい。0 people agree with this review
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バッハ | 東京 | 不明 | 21/February/2009
この日,この場所,この時に,まさに聴いていた!このライヴ,東京文化,ミューザ,サントリーと3日連続,都合3回の公演は全て満員札止めの盛況.中でも,このミューザがCD化されるとは本当に嬉しい限りだ.演奏は是非聴いてほしい.本当に素晴らしい,圧倒的な名演.インバルと都響の新たな船出に幸あれ!0 people agree with this review
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