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Mahler (1860-1911)

CD Sym.8: Zillig / Ndr So Kupper Steingruber Prey F.crass Etc

Sym.8: Zillig / Ndr So Kupper Steingruber Prey F.crass Etc

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  • ★★★★☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  28/July/2012

    まずは曲目と歌手陣を。@マーラー交響曲第8番。クッパー、シュタイングルーバー、フェルスター=ゲオルギイ(以上ソプラノ)。イロースヴァイ、ツォレンコップフ(以上コントラルト)。フェーエンベルガー(テノール)。プライ(バリトン)。クラス(バス)。ヴィンフリート・ツィーリッヒ指揮NDR交響楽団。ケルン放送合唱団、ほか。Aマーラー「さすらう若人の歌」。F=ディースカウ(バリトン)フルトヴェングラー指揮ウィーンフィル(1951.8.19)。Bマーラー「亡き子をしのぶ歌」。F=ディースカウ(バリトン)イッセルシュテット指揮NDR交響楽団(1955.7.6)。Cヴォルフ「ハーフナーによる歌曲」(?)プライ(バリトン)イッセルシュテット指揮NDR交響楽団(1955.9.13)。Dヘンツェ「五つのナポリ歌曲」イッセルシュテット指揮NDR交響楽団(1956.9.19)。では感想を。@は遅めのテンポでメロス志向の強い演奏。近年のマゼールやナガノ、シャイーらの先駆的演奏ですかな。全曲85分ほどもかかります。名演とかそういう範疇に入るとは思いませんが、50年代初期のマーラー演奏の貴重な資料でしょうか。歌手では若きヘルマン・プライの朗々たる法悦の教父が実にすばらしい。これ、彼の当たり役ですね。録音は管弦楽部分がちょっと頼りない。声楽はしっかり録れてますし、オケもチェレスタやマンドリンなどはちゃんと聞こえますが、弦と管が今一つ。ま、何しろ今だって録音が難しい曲ですから、高望みはいたしますまい。他ではAが断然素晴らしい。録音もいいし、これは傑作。ディースカウもライヴのこととて思いのこもった歌です。次いではBも素晴らしいな。CとDは初めて聴いた曲なので何とも言い難いですが、Dはともかく、Cはなかなかに素敵な歌曲です。ま、トータル、貴重なアーカイヴとして聴きましょう。その意味は絶大であります。なお、曲の順番を変えて、@の第二部は一枚に収めねばなりませんな。第二部を分割するセンスはまことに許し難しというところです。

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  • ★★★★★ 

    Dewurich  |  埼玉県  |  不明  |  03/October/2009

    1954年のモノラル録音。ということはバリトン独唱のプライはまだ25歳。指揮のヴィンフリート・ツィリヒは調的十二音技法の作曲家でもある。 テノール独唱は音程が下がり気味で若干弱いものの、この時代にこれほど充実したマーラー8番の録音があったことは驚き。 余白にはフルトヴェングラー/DFDによる「さすらう若人の歌」の1951年ライヴやプライのヴォルフ、ヘンツェなども収められていてお徳です。

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