Bartok: The Miraculous Mandarin / Music For Str..Per.& Celesta
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ラブラドライト | 東京都 | 不明 | 19/April/2013
名指揮者にも関わらず、ドラティほど正当に評価されて無い指揮者は居ないだろう。この演奏も超名演だ。中国の不思議な役人での厚みのあるオーケストレーションは他では聴けない。特にバルトークは指揮者の表現で様々に変化するが、 オケに厚みが無いと、あの嵐の様な表現は出ない。 メニューイン演奏のバイオリン協奏曲も彼の指揮だが、バルトークがアメリカへ亡命した際に彼を助けたのも人格者のメニューインだった。 バルトークとドラティは同じハンガリー人であり、流石に十八番にしていただけのことはある。 彼がデッカに残したものはどれも名演である。1 people agree with this review
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 16/January/2012
「マンダリン」、ま、何とも刺激的な音楽です。ストーリー自体、いかがわしいオリエンタリズムの典型のようなものですが、このドラティの演奏は、比較的端正に再現したものですかね。いたずらにリズムや不協和音を強調せず、その分、落ち着いて聴いていられます。「弦チェレ」は、いいんだけどちょっと弾みのない、少し切れ味には欠けるかなあ、という印象。もちろん、悪くはないのですけれどね。オケは優秀、録音は超優秀。バルトークの音楽、プロの人には大変に魅力的で意義深いのでしょうけれど、当方のような素人の聴き手にとっては、何ともとっつきにくい晦渋な音楽だなあ。0 people agree with this review
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いなまる | 埼玉県 | 不明 | 03/July/2011
「役人」は、ブーレーズの無機質的な表現の方が、不気味さを煽って、この曲の持つ特徴をうまく出せていると思います。「弦チェレ」もライナーの演奏の方がより色彩感が出てよいと思います。したがいまして、私としては、この盤の水準感は今一つでした。0 people agree with this review
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