[USED:Cond.S] Ormandy Conducts 20th Century Classics : Philadelphia Orchestra (12CD)
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あまでうす | 神奈川県 | 不明 | 23/May/2016
カラヤンと並んで録音大好きなオーマンディーは、彼の手兵フィラデルフィア管弦楽団を指揮して、数多くの名曲の名演奏を残したが、この12枚はコロンビアではなく後年のRCAに録れたもの。天下無双のフィラデルフィア・サウンドが心ゆくまで鳴り響いて気持ちがいいことこのうえない。 収録されているのは、ドビューシー、ラベルから、ホルスト、エルガー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィッチ、ストラビンスキー、バルトーク、コダーイ、ベルク、ウエーベルン、オルフ、アイヴス、シベリウス、ガーシュイン、コープランド、バーバーなど文字通り20世紀の代表的作曲家の一大コンピレーションである。 んで、12枚全部を聴き終えても、格別どの演奏が優れていたといえないかわりに、どの演奏が詰らなかったかとも言えない、(そこがちょっとカラヤンとは違うところだが)、万人に安心してお薦めできる指揮者であり演奏である。1 people agree with this review
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アイル | 岐阜県 | 不明 | 05/October/2013
オーマンディは、作曲家が残した楽譜に対して何も変えたり加えたりすることなく、自然に演奏しているようにみえます。しかし、よく考えてみると、楽譜のように不完全なものについて、楽譜の通り演奏するなどということが有り得るのでしょうか。オーマンディの演奏は、楽譜から作曲家が意図したものを読取る一方、作曲家が意図しなかったと思われるものを付加しない、というものだと思います。したがって、時には他の演奏家に較べておとなしいと感じることもありますが、それがオーマンディの解釈の真髄でもあるのだと思います。それに、何せ、演奏するのはフィラデルフィア管というスーパーオーケストラです。それだけで十分満足できる演奏が楽しめます。このセットには、オーマンディとフィラデルフィア管の特長が良くわかる曲目が並んでいると思います。7 people agree with this review
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蜻蛉子 | 大阪府 | 不明 | 31/January/2013
録音・演奏ともに高水準です。奇をてらわない良さが感じられます。6 people agree with this review
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半世紀 | 千葉県 | 不明 | 04/January/2013
私は50年近く前からオーマンディの演奏が好きでした。最初に手にしたのは、プロコフィエフの「古典交響曲」のたしかEP盤。次にスターンがソロのメン/チャイのVn.協奏曲のモノラル。これを越える演奏は無いと当時考えていました。そのあとが、「英雄」「新世界」次いで「メサイア」。当時はその実力に比べ日本国内ではあまり高い評価を受けていない気がしました。「コンチェルトの伴奏がうまい」などというはずれてはいないが、一部しかとらえていない評論さえ存在しました。しかしながら、どの曲の演奏をとってみてもその演奏は完璧。当時からオケのうまさは他の追随をゆるさぬものがありましたし、オーマンディの指揮のまったく奇を衒うことのない音楽の流れを大切にした構成力と美しさは今日のわが国での評価につながっています。「メサイア」の田園曲の美しさなど比類ないものです。「フィラデルフィアサウンド」とよく言われ間違いだとは思いませんが、私は「オーマンディサウンド」だと感じています。「新世界」の演奏のロンドン響の音はまさに「オーマンディサウンド」です。1978にはついに彼の振るフィラデルフィア管を来日公演で聴きましたが、特に金管の輝かしさや、色彩感豊かなこのオーケストラの個性が存分に味わえました。彼のLPで廉価盤がCBSから出された時の価格が2枚組で2500円。LPとCDの時代の違いはあるとしても、このセットはすばらしい。10 people agree with this review
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アーノンクール | 岡山県 | 不明 | 20/September/2012
惑星を聴いただけですが、驚きました。手持ちののBMGジャパンの国内盤BVCC37618(24ビット192KHZリマスタリング)は派手で音場が不自然だとは思っていたのですが、実は左右チャンネルが逆になっていたのです。解りやすい例を挙げれば、天王星冒頭のティンパニは、BMG盤では右からきこえています。しかし、このソニーのボックスでは、左からです。まさかCD化に際して間違えたということは考えられないので、もともとRCAのマスターにはこのような不自然さがあったのでしょう。一方、このソニーのボックスは、地味に聴こえますが、定位が自然で(正確というべきか)、レンジも広く安心して聴いていられます。土星後半の重低音も安定しています。国内盤のジャケットはきれいで好ましいのですが。RCAの録音をすべでソニーで再発してください。8 people agree with this review
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Tom | 群馬県 | 不明 | 04/September/2012
懐かしくて即購入しました。約35年前の学生時代にCBSからでていた廉価盤のシリーズで、オーマンディ+フィラデルフィアのLPを何枚か購入したのが、クラシック入門でした。RCAからリリースされていますが、当時のCBS盤も含まれていて、ペトルーシカ、フィンランディア、ラプソディ・イン・ブルーなど当時、なけなしの小遣いで毎月一枚ずつ買った記憶があります。廉価盤LP1枚が1300円だったので、CD12枚組で、LP2枚分かと思うと感慨深いものがあります。録音も古さを感じさせなくて、評価も当然のことながら★★★★★です。只、個人的にはグランドキャニオンもセットに入れて欲しかったです。華麗なサウンドにはピッタリですよね!結果的にはダブちゃうけれど………6 people agree with this review
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 04/September/2012
オーマンディは生前欧米に比べ日本で異常に評価が低かったが、死後は逆転。日本での評価はうなぎ上りなのに欧米では忘れられた。外盤でオーマンディの選集が出たのは初めてではないか。これを機に評価の定着を望む。この選集も本当に楽しい。合唱入りの「威風堂々」があるかと思えば「ルル組曲」が出てきて同等に楽しませる。学生合唱の素人発声による「カルミナ・ブラーナ」が予想外に面白く、「惑星」にいたってはもうノリノリ。ジョン・ウィリアムズの「アランフェス」もいいなあ、と言っていたらきりがない。「大地の歌」が第1、5楽章のみ収録されているが、これも名演であり、ぜひ全曲聞きたい。9 people agree with this review
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ブリス | 大阪府 | 不明 | 02/September/2012
昔からよく聞いている録音が多く、懐かしい演奏も多かった。でも、古臭い演奏だと感じることはないし(もちろん、録音の新旧の意味ではない)、豪華ではあるけれども、どなたかが言われていたバカでかいアメリカ(大雑把でケバケバしい?)の印象は私にはない。むしろ、パワー一辺倒でない、ある種、繊細さや聞かせどころを押えた巧さを感じることが結構多い。録音の傾向はRCAの録音よりもSONY(CBS)の方が好みで、RCA録音は音が(場合によっては無神経に)ベッタリ上塗りされたようなトーンに聞こえて、重く感じることが多い。そのせいか、私には本当に音楽としてカラフルに聞こえるのはCBSの演奏である。このCBSの音がオーマンディ・サウンドというところか。いずれにしても、この演奏にこの値段、音楽を楽しむのに何の不満があろうか?!4 people agree with this review
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manmansaru | 神奈川県 | 不明 | 02/September/2012
LPで購入したアイテムも何点かあり懐かしく聴きましたが、惑星はやはりよかったです。 アイヴスなんかはわざわざ購入するチャンスが無かったのですが、意外と聴きやすく儲けものでした。 個人的にはCBS時代のシベリウス交響曲1番、2番が含まれていないのが残念です。(20世紀ではない?) いずれにしても平均点は高く、これからちょっとモダンなクラシックに親しみたい人、あるいはレパートリーを増やしたい方にはこの価格は★★★★★だと思います。1 people agree with this review
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エステ荘の噴水 | 岩手県 | 不明 | 30/August/2012
今更オーマンディとフィラデルフィア管の演奏を論評する必要もないでしょう。今年の岩手は8月の下旬になっても東京並みに暑い日が続き、こんな時はこの12枚のCDを次々に掛けて暑気払いです。個々の曲にはお気に入りの録音が他にあるのですが、かつて彼らの「名曲・名演奏集」LPを楽しんだ当方としては、十分に満足できます。CBS時代のオーマンディのレコードの売り上げはバーンスタインよりも上だったようで、こんなに華やかな時代があったのに、後任に選んだムーティはアッサリと離任、フィラデルフィア管自体も今や経営破綻とは。オーマンディはあの世でどう思っているかしらん。4 people agree with this review
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masatosdj | 宮城県 | 不明 | 28/August/2012
オーマンディの演奏で、まだまだ未CD化されていない録音があり 何とも待遠しい思いでした。 出来ればDSDでリマスターして、フィラデルフィア・サウンドを SACDで聴きたいです。 もっと、評価されて良いオーマンディだと思います。2 people agree with this review
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七味とうがらし | 新潟県 | 不明 | 28/August/2012
いわゆるオーマンディ・サウンド、フィラデルフィア・サウンドを堪能した。しかしオーマンディやフィラデルフィアの名前ではなくRCAの名を冠するべきだろう。RCAサウンドと。どの曲でも弦を主体としたほの暗く、分厚い録音で、分離も決してよくはない。どちらかというとマスの響きで聴かせる。その結果、なにやらチープな音だがゴージャスな装いを纏った響き。なにかアメリカの馬鹿でかく、甘ったるいスイーツを思い起こさせる。よくも悪くも60年代から70年代前半のアメリカを象徴する音だ。CBS期の録音はRCAのそれに比べてよほどにさっぱりとしている。 オーマンディの解釈は全く無理がなく見通しの良いものだ。4 people agree with this review
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ngc4321 | 東京都 | 不明 | 09/July/2012
20世紀の音楽はもはや古典だ。今からこのCDを楽しみにしている。1 people agree with this review
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蓮華人 | 千葉県 | 不明 | 22/June/2012
20世紀といっても現代音楽ではない。無調はあるがドデカもセリーもない。尖った部分もあるが、オーマンディはシャープさを失うことなく、それなりに温和しくさせている。おそらくフィラデルフィアの「華麗」と称されるサウンドを楽しむのには最高のラインナップかもしれない。存分に音楽を楽しむことにしよう。8 people agree with this review
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