TOP > Music CD・DVD > Classical > Beethoven (1770-1827) > Piano Concertos Nos, 3, 5, : Ikuyo Nakamichi(p)P.Jarvi / Deutsche Kammerphilharmonie

Beethoven (1770-1827)

SACD Piano Concertos Nos, 3, 5, : Ikuyo Nakamichi(p)P.Jarvi / Deutsche Kammerphilharmonie

Piano Concertos Nos, 3, 5, : Ikuyo Nakamichi(p)P.Jarvi / Deutsche Kammerphilharmonie

Customer Reviews

Do you want to write a review?

Write you own review

Showing 1 - 13 of 13 items

  • ★★★☆☆ 

    ジョージFNAQ  |  京都府  |  不明  |  24/September/2020

    この「皇帝」は不発だ。第3番が大変いい演奏だっただけに残念である。皇帝において、指揮者ヤルヴィが新しいことをやろうとしている意欲が伝わってくるのはわかるが、オーケストラに硬さが目立って、のびやかに演奏されていないのが難点だ。かろうじて第2楽章で古楽的な雰囲気を醸し出しているのが目を引いたにすぎない。ほかの演奏(例えばアシュケナージ)と比べてみても、格段にテンションが優れているとは思えなかった。仲道のピアノにしても、細かなテンポの揺れがあり、感性の趣くままに演奏しているが、それだけといった感じがしないではない。仲道のベートーベンは世評が高いが、精神的な高みとか深みとかは、巨匠ピアニストには遠く及んでいない感じがする。以上が、筆者がこの演奏を高く評価しない理由である。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    TOCHIPAPA  |  広島県  |  不明  |  13/August/2015

    ピリオドの演奏は買わないことにしてるんですが、仲道郁代なので・・  ピアノは本当に最高!!大好きなゼルキンも、身体に染みついてるコンラート・ハンゼンやアラウも、結構好きなブレンデルの全集も、ケンプもバックハウスも霞み、ミケランジェリの怪演もワイセンベルクの爆演も吹っ飛びます。美人ポイント差し引いても素晴らしい演奏だと思います。  でも、オーケストラは・・・・好みの問題でしょうけど、ピアノに浸って気分よくなってるところに水を差される印象で、レコード会社がこの組み合わせで「皇帝」をアレンジした意図が解らない(気に入ってる方には申し訳ありません。1/2/4番のセットも買いましたのでご勘弁を!)。 音質は極上ですが、編集がよくないと思います。楽章間や曲間の間が短すぎて、「え?もう次?」って感じです。 仲道郁代なら、コンセルトヘボウとかDSK、ライプチヒで聴きたいところ。録音は多少犠牲にしてライブでもいいし、ウィーン交響楽団やBPOでも、ニューヨークでもシカゴでも。ヤルヴィとN響で取り直しなんてどうでしょうか・・でもそうしたら平凡なCDになってしまうのかな? 案外、このオケとの組み合わせだからこそ、ピアノの素晴らしさが引き立つのかなという気がしないでもないです。  買わなきゃ良かったとまでは思わなかったので★4個にしました。  ピアノが良すぎるので、しばらくハマってしまいそうな気はしていますが、クラシックの有名な曲を何枚か揃えてみようかと思いたった人が初めて買う一枚としてはお勧めしにくいものを感じます。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  16/May/2013

    丁寧に1音1音を濁りなく弾き進めていくソロと、ピリオド奏法を取り入れて率直かつ繊細さももって音楽を作っていく管弦楽。さほどミスマッチとは思えない。だが、04年録音のこの3番と5番に関しては、ミキシングがピアノを前に出し過ぎなのである。だから、ホールで聴いていたらベストマッチだったかもしれない部分でも、ピアノが勝手に一人で弾いていて、管弦楽はかってに遠くで弾いているかのように聴こえてしまう。全集が完成し、適切なバランスでミキシングされた1、2、4番の発売を機に、こちらの盤もリミックスしてほしいものである。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  06/February/2012

    ベートーヴェンのピアノ協奏曲の内、比較的攻めて行く第3番、第5番が果たして女性ピアニストにイメージとして適しているのかは正直な処確信を持ってはおりません。本盤は2004年仲道郁代さん(録音当時41歳、以下敬称略、仲道と言うと若い頃のアイドル的容姿をすぐ思い浮かべます)が同世代で今や飛ぶ取り落とす勢いの指揮者P.ヤルヴィ(同42歳)とオーケストラDKPBのサポートによりそうした二つの曲を録音したものでDVDも出ている様です。周知の通り仲道はほぼ同時期ベートーヴェン・ピアノ・ソナタ全集に取り組んでおり最終巻の「第 30番・第31番・第32番」が2007年度レコード・アカデミー賞を受賞するなど、日本を代表するベートーヴェン解釈者としての名もあげつつあり、片やヤルヴィもこのオーケストラで先鋭的で斬新なベートーヴェン交響曲全集を収録する等同じ様な活動時期でのものです。。そういう状況を前提に聴き始めますと本演奏は女性である事の利点というか豪快なアプローチでなくきめ細かな感じにバック・オーケストラも独走せず両曲共タイム的には無理もない点で好感を持ちました。第5番「皇帝」(タイム@19’39A7’52B10’27)第1楽章スタートはやや語る様な序奏から入るオーケストラ全奏はメリハリが利きアクセントをあちこち付けて行き前述のベートーヴェン交響曲指揮風がフトかすめましたがそれ程極端ではありません。さて、いよいよピアノの登場、弾き過ぎず、このバック・オーケストラと調和して一緒に音楽を作って行きます。多分軽めの響きのオーケストラと彼女の落ち着いた展開がマッチしたのでしょう。全体として呼応してよく鳴る仕上げになりました。コラール風な第2楽章では過度に情緒的にならず弦の響きが少しオリジナル楽器的で繊細なピアノとこれも合って美しい管楽器が花を添えます。最終楽章は力強くピアノが入りアクセントを付けながらのオーケストラと生き生きした表情で展開して行きます。この楽章、曲自体少し冗漫さがあるのですが〆でのアクセントでヤルヴィらしい処を見せました。第3番(タイム@16’34A9’05B9’04)第1楽章もおとなしめに入り次第に爽快感を出してピアノが入る前の緩急のつけ方が面白いですね。ピアノカデンツァはゆっくり目でニュアンスの豊かさが彼女の弾くピアノ・ソナタの様であります。中間楽章は「皇帝」中間楽章同様過度な感傷には走りません。最終楽章はピアノの技術の素晴らしさとバックの面白い動き・・・ちょっとしたフレーズの強調とかこの辺りはヤルヴィの語弊を恐れず言いますと「ハッタリ」的な指揮が聴き処で結構楽しめました。決して男勝りはせず女性特有の神経の行き届いた音質も含め素晴らしい演奏盤ですね。このコンビの残る第4番他(2006年録音)もより彼女に向いている様で是非聴きたいものであります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    4 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★☆☆ 

    ぽよーん  |  東京都  |  不明  |  11/December/2011

    お年を召されても、かわいらしいですね、仲道さん。そもそもピアノの演奏に期待したわけではありませんが、パーヴォ・ヤルヴィのベートーヴェン交響曲のSACDに好感をもち購入しました。が、ピリオド奏法と仲道さんのレガートな演奏とが、まあ、合わないこと! ある意味、パロディーのようで、珍品としての価値はありそうです。1、2、4番も同時購入してしまったのですが、後悔するのが怖くてこちらのほうはまだ聞いていません。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    Vigore  |  兵庫県  |  不明  |  31/January/2011

    ベートーヴェンのピアノ協奏曲は何十種類と聴いているが、これほど感動したことはない。すっかり仲道郁代のファンになってしまった。P.ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルとの相性もいいのだろう。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    ぶちいぬ  |  宮城県  |  不明  |  10/July/2010

    「皇帝」は何人ものピアニストの演奏で聴いてきてきましたが、この仲道郁代の演奏は、世界の名だたるピアニストたちの名盤と比較して一歩も引けを取らない素晴らしい演奏と思います。 SACD、しかもDSD方式での最新録音というのもポイントが高いです。現在入手できる最高の「皇帝」と言っても良いのではないでしょうか。 日本人ピアニストで世界的な評価が高い人というと内田光子、次いで小川典子ではないかと思いますが、仲道郁代も彼女たちと伍す実力者であることが良く分りました。 食わず嫌いをせず、ぜひこのディスクを「なるべく良い再生装置、SACDプレーヤーで」聴いて頂きたいです。

    3 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  22/May/2009

    このCDで素晴らしいのは録音が極上なこと。特に、ピアノがこれほどの美音で収録された例は、他にはあまりないのではないだろうか。パーヴォと仲道の相性もなかなかのもので、両者が一体となって、リズミカルで現代的な新しいベートベン像を確立している。ピアノ協奏曲の他の楽曲、特に、第1や第2への期待感がますます高まる。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★☆☆ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  17/February/2008

    現代のオーケストラで人数を少なくして、古楽風のキビキビした演奏をやるのは良いけれど、この録音のように現代ピアノと組み合わせてコンチェルトをやると、ピアノが豊かに大きく鳴りすぎて、オケとのバランスが崩れているように感じました。ピアノをもう少し弱めに弾けるのなら弾いてほしい。又はもう少し小さな音のピアノを使うとかしてほしい。

    0 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    haru  |  奈良県  |  不明  |  02/February/2008

    躍動感あふれる演奏。颯爽としたテンポで、ティンパニを強く響きかせるなど古楽風の演奏様式を採り入れ、ピアノも同じく快速演奏。SACDの録音も生 っぽく、聴いていて気持ちいい。重厚感を期待するなら過去の巨匠の演奏をどうぞ。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    ペン太  |  東京都  |  不明  |  14/December/2006

    ピアノのきれいな音!初めてベートーヴェンに巡り会ったかのような感動を郁代さんの演奏から感じている今日この頃です。演奏会で聴いた3番のコンチェルトの気迫はただ者ではありませんでしたぞ。カンマー・フィルも若くて清澄な響きで郁代さんのピアノを盛り立てています。ソナタの録音同様、完成の暁には我々の時代の新たなベートーヴェンのスタンダードとなることでしょう。4月のベートーヴェンプロの演奏会が今から楽しみです。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★★★★ 

    ヨシヨシ  |  東京  |  不明  |  27/September/2006

    聴けば聴くほど味わい深い。きっと、これが、ベートーヴェンがイメージしていた響きなんだろう、納得してしまいました。

    2 people agree with this review

    Agree with this review

  • ★★☆☆☆ 

    ぶりぶり左右衛門  |  京都  |  不明  |  10/September/2006

    仲道の演奏はすばらしい…。 が、バックのオケがが貧弱。 仲道が熱演すれば、するほどその差が目立ってきて寂しくなってくる。 是非、普通のオケと録音し直して欲しい…。 残りの3曲も録音しに行ったとか…残念。

    1 people agree with this review

    Agree with this review

Showing 1 - 13 of 13 items