Piano Concerto.6, 8: Hinterhuber(P)Grodd / New Zealand So
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いわごろう | 東京都 | 不明 | 23/October/2010
ピアノ協奏曲第7番 ライン川への挨拶 op.151 思わずにんまりしてしまう楽しく気楽な曲だ。出だしはさわやかでスケールが大きく、それでいておおらかだ。複雑な中間部も凝っており聴きものだ。 世界初録音がグロッド率いるニュージーランド交響楽団の質の高い演奏で聴けるのがなによりうれしい。ピアノのヒンターフーバーはこれといって主張はしないが目の覚めるようなテクニックと美音で颯爽と駆け抜ける。 第2楽章。品のあるラルゲット。弦楽合奏が心にしみる。懐かしい第1主題はどこかで聴いたことがある。ピアノパートには後にシューマンのピアノ協奏曲に転用されたフレーズも出てくるぞ。 第3楽章。激しい出だしはサン・サーンスばりだ。すぐにおおらかな第1主題になるが、その後の展開が劇的で推進力があるため聴き手を離さない。明と暗、静と動、強と弱、緩と急の対比が見事な名曲だが、ラストはあっさりと終わってしまうため少し物足りない。師匠ばりに粘っこく念をおしてほしいところだ。ピアノパートはテクニック全開ばかりでなく、叙情的な部分がバランスよく配置されているのがいい。ヒンターフーバーにはもう少しメリハリを付けて演奏して欲しい部分もあるが、ないものねだりだろう。 この曲を第8番とする説もあるようだ。1 people agree with this review
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八尾のクラシック大好き中年 | 大阪府八尾市 | 不明 | 05/March/2006
特にOp.151の演奏がすばらしく、感動しました。所々にベートーベンの交響曲のイメージが顔を出しますが、リースは凡庸な作曲家と思っていたイメージが完全に覆りました。まだまだ私の知らない名曲や名演奏があるものだなとの認識を新たにしました。1 people agree with this review
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