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Vladigerov(1899-1978)

CD String Concertos: Badev(Vn)P.vladigerov / Bulgarian Co A.vladigerov / Bulgarian National Rso Etc

String Concertos: Badev(Vn)P.vladigerov / Bulgarian Co A.vladigerov / Bulgarian National Rso Etc

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    レインボー  |  不明  |  不明  |  09/March/2021

    ブルガリアを代表する作曲家といえば、パンチョ・ヴラディゲロフです。 カプリッチョは昨年からバルカントンに録音されたヴラディゲロフの作品集を復刻しており、今回は弦楽器のための協奏曲を集めた内容です。 演奏はCD2枚目の5曲目のみ、作曲者、パンチョ・ヴラディゲロフ指揮、ブルガリア室内管弦楽団、その他はパンチョの息子、アレクサンドル・ヴィラデゲロフ指揮、ブルガリア国立放送交響楽団。 1枚目は、ヴァイオリン協奏曲を集めた内容で、確かヴラディゲロフのヴァイオリン協奏曲は2曲だけだったので、これが全集と言えるだろう。 1番はまだ録音があるが、2番の録音は大変珍しい。 2枚目はオケとソロの小品を集めた物。 ヴラディゲロフはブルガリア国民楽派の作曲家とみなされているが、まさにこの2枚目はその手の作品が揃っている他、フランス印象派に影響を受けた色彩的な作風の演奏会用幻想曲といった曲も収録されている。 代表作、ブルガリア狂詩曲『ヴァルダル』は、本家バルカントン・レーベルのヴィラデゲロフ作品集とは別音源で、このCDはヴァイオリン・ソロとオーケストラという珍しいもの。 アレクサンドルとブルガリア国立放響の演奏は、同じ伴奏物でも、終始サポートしていたピアノ協奏曲集と違い、サポートに徹する時は徹し、出てくる時はしっかり出てくる。 ブルガリア国立放送交響楽団のオケも共感豊かで情熱的な演奏で良い。 パンチョとブルガリア室内管弦楽団はやや客観的というかいかにも作曲家が振った演奏と言える。 そして忘れてはならないのが独奏を担当したソリスト達で、ブルガリアの名手達の優れた技術、表現力によって鑑賞は元より、それぞれの曲の模範的な演奏となっている。 録音は1970年代前半らしいが、音質は良い。

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