ヤン富田 於：原美術館

Thursday, July 1st 2010

Yann Tomita Concert at Hara Museum of Contemporary Art

　お台場の日本科学未来館にあるシンボル、Geo-Cosmosの下で開催された「ヤン富田 コンサート」から早半年。季夏の砌、テクノロジーと音楽が再び惹かれ合い、有機的なアマルガムを生成する。

螺旋状に繋がる音楽の遺伝子、常に独自の視座と探究心、そして粋な心意気をもって創られた作品群を、勇猛果敢な態度と開かれた姿勢で発表してきた一人のアーティストの生き様に多くのアーティストとリスナーが大きな敬意と信頼を寄せている。

しかし、ヤン富田のことを簡単に「グル」や「先生」と呼んでしまうのは少し違う。その秘密はライヴ・パフォーマンスで垣間見られるはずだ。

雨期が終わり、暑さの盛りを迎える季節。夏の日の光と草木溢れる原美術館にヤン富田を迎えます。

夜の訪れとともにとびきりの「Time in the air」に包まれる二日間になるだろう。




《 Yann Tomita Concert at Hara Museum of Contemporary Art 》

〔日時〕 2010年7月31日（土）　2010年8月1日（日）　2 days
〔会場〕 原美術館 ザ・ホール
〔開場〕 17:30 〔開演〕 18:00
〔前売り予約〕 4,000円（一般）　3,500円（原美術館メンバー及び同伴者1名まで）
   ＊入館料込み・・・当日、公演前に「ウィリアム エグルストン：パリ―京都」展もご覧頂けます。
公演当日晴天の場合、より多くのお客様に見ていただけるよう中庭を開放しますので、定員を超えた場合はキャンセル待ち登録をお願いいたします。
〔ご予約・お問い合わせ〕 原美術館 tel : 03-3445-0669　　e-mail : info@haramuseum.or.jp




〔場所〕 原美術館 東京都品川区北品川4-7-25
〔交通案内〕 JR「品川駅」高輪口より徒歩15分 / タクシー5分 / 都営バス「反96」系統「五反田駅」行、「御殿山」停留所下車、徒歩3分
＊お車でのご来場はご遠慮ください
主催：原美術館　　（mobileサイト）
制作協力：windbell
            Audio Science Laboratory

ヤン富田 プロフィール

最先端の前衛音楽から誰もが口ずさめるポップ・ソングまでを包括する希代の音楽家。 音楽業界を中心に絶大なるフリークス（熱烈な支持者）を国内外に有する。日本初のプロのスティール・ドラム奏者、日本で最初のヒップ・ホップのプロデューサー、また音楽の研究機関、オーディオ・サイエンス・ラボを主宰する。近年（2006−2008年）の作品として、書籍『フォーエバー・ヤン・ミュージック・ミーム 1』（アスペクト刊）、そのサウンド・トラックとして「フォーエバー・ヤン・ミュージック・ミーム 2」、国内外にカルトな人気を誇る　DOOPEES の「ミュージック・ミーム 3」。また2007年には「エビス・ザ・ホップ」CFでコーネリアスとの競演が話題となる。2008年には、CD, DVD, BOOK からなるセット『変奏集』、電子音楽の講義とその演奏からなるドキュメンタリー『サマー・ワークショップ・電子音楽篇』(DVD×2＋BOOK)、また2009年冬期から2010年夏期の展開として、アート作品集「YANN TOMITA A.S.L. SPACE AGENCY」（写真集、エッセイ、ライブ・ドキュメンタリーCD×2からなる書籍、宇宙服のパジャマ、T-シャツ、キャップ、トランク・ケース、以上 TOKYO CULTUART by BEAMS）がある。