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陰陽師平成講釈安倍晴明伝 文春文庫

Yumemakurabaku

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167903848
ISBN 10 : 4167903849
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan

Content Description

唐で没した安倍仲麿の子孫、安倍晴明尾花丸。都を追われた両親のもと、すくすく育った利発な少年は帝の御悩平癒を願い上京する。待ち受けるは全盛の陰陽頭・蘆屋道満との問答対決、呪法合戦。そこに絡むは唐土から渡ってきた妖狐の化身たる美女。見どころ、聴きどころ満載、平成の講釈師・夢枕獏秀斎の語りの技をご堪能あれ。

【著者紹介】
夢枕獏 : 昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、平成元年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、10年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。『大江戸釣客伝』で、23年に第39回泉鏡化文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、翌年に第46回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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シリーズ番外編 幼少期の逸話が面白い。

投稿日:2021/04/10 (土)

シリーズ番外編 幼少期の逸話が面白い。

UG さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    これは、従来から続いている晴明と源博雅の陰陽師のはなしではなく、講談調での話がいくつか入っています。また違った感じで楽しめます。唐で死んだ安倍仲麿のはなしから晴明の幼少期の話など別の観点から楽しめます。いつも通りに蘆屋道満との対決もあったりします。

  • tengen

    一応は陰陽師シリーズ外。 かつて語られた晴明に関する古い講談本を基にして夢枕流にアレンジ。 その上、講談風に仕立て上げられた異色作。 講談ならではの枕話が頻繁に入るのでそれをどう思うかは人それぞれかも知れません。 本編は、安倍晴明の祖先とされる阿倍仲麻呂遣唐使時代の話から始まり、聡明な幼年期、そして当時全盛を誇る陰陽師頭・蘆屋道満との対決を迎えるまで。 その中で「晴明」と名付けられたエピソードが。 少年晴明と宿敵道満との呪法合戦はワクワクしました。

  • 優希

    面白かったです。講談調で読みやすかったです。

  • はなん

    この語り口のペースに慣れるまでがとても苦労してしまった。改めて戯曲やシナリオ本を何度も挫折してきていることを思い出して凹む。でも物語は面白い。安倍仲麿とか吉備真備、安禄山なんて方々まで登場してきて暫し遠く唐から奈良時代まで思う。そしてなんだかんだいってもこれは小説。物語なのである。夢枕獏秀斎氏の語り口に馴染んだ後はもうひたすら楽しい。面白い。声をだして笑えてまた、ぞぉ〜〜っとさせられて、後半は一気に駆け抜けた。結果、続きを切に希望!で終われることが嬉しい(笑)で、あるのかな?続き。

  • トムトム

    ドタバタで思ったより読みやすかった。さすが夢枕獏さん!

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