Books

谷崎潤一郎・川端康成 中公文庫

Yukio Mishima

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122068858
ISBN 10 : 4122068851
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2020
Japan

Content Description

谷崎潤一郎を「大谷崎」、川端康成を「微細なるものの巨匠」と讃えた三島由紀夫。世界的にも名高い二人の文豪を三島はどう読んだのか。作家論・作品論はもちろん、随筆、人物評にいたるまで両者をめぐる文章を初集成。谷崎文学、川端文学への最良の入門であると同時に日本文学の真髄を示す。文庫オリジナル。         〈解説〉梶尾文武

【著者紹介】
三島由紀夫 : 1925(大正14)年東京に生まれる。本名、平岡公威。学習院高等科を経て東京大学法学部を卒業。在学中の44(昭和19)年に処女創作集『花ざかりの森』を刊行。戦後47年大蔵省に入り翌年退官。49年に刊行した『仮面の告白』で名声を確立し、以後、文筆活動に専念する。『潮騒』にて新潮社文学賞、『白蟻の巣』にて岸田演劇賞、『金閣寺』にて読売文学賞、『絹と明察』にて毎日芸術賞、『サド侯爵夫人』にて芸術祭賞などを受賞した。68年、「楯の会」を結成し、70(昭和45)年、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 優希

    評論家としても有名な三島。彼がどのように谷崎と川端を見ているのか興味深かったです。世界的にも名高い2人を作品から人物論に至るまで論じ、両者の最良の入門書だと思いました。

  • Gotoran

    三島由紀夫が、谷崎潤一郎と川端康成について、述べた文庫や全集の解説、批評誌での論文。文学論から人物評、対談、祝辞など。三島が、谷崎を「大谷崎」、川端を「微細なるものの巨匠」と讃え、どのように読んだのかを窺い知ることができた。本書をもとに、谷崎の『金色の死』を、川端の『反橋・しぐれ・たまゆら』を読んでみた。折をみて、谷崎の他作品、川端の他作品を再び読んでみたくなった。

  • 優希

    再読です。三島の谷崎と川端康成の見方が分かります。作家論、作品論、随筆、人物評に至るまで論じた1冊。2人の作家の入り口になるのではないでしょうか。

  • 双海(ふたみ)

    一曲聴いたら寝るつもりがずるずると読み続けてしまった。川端は旅先で読みたい作家だな。毎年恒例の秋の箱根旅行は今年は無論中止。いつも川端作品を持っていったのだが。谷崎はこれはこれで面白く、どんどん深みにはまっていく作家。読むなら谷崎月間にしてまとめて読みたい。

  • ちゃっぴー

    この3人の名前が並んでるだけで心が躍る。谷崎・川端を三島はどう読んでいたか、書評や人物評、対談などが編集されている。「にじみ出す美、墨がよく和紙になじんで美しくにじむような美、それを川端文学の美と呼んだらよいかもしれません」例えの表現が美しい。谷崎・川端作品だけではなく三島作品も読みたくなってくるような本。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items