Vo,がやっぱり弱い印象があります。 楽曲にもメリハリが弱い感じです。 不協和音やディミニッシュも使いすぎると不快です。 正統派パワーメタルが希少になってきているので、もっと頑張ってほしいのですが、この内容ではいい評価は難しいです。

アルバム一枚で彼らの強烈なライブを納めるのは不可能だったのでしょう。 まだまだ物足りないまま、MCの「コンバンワー！！」で終わってしまって、転けてしまいます。 何とかフルバージョンで再発していただけないでしょうか？ もちろん最後のMCはカットしてくださいね。

メタルを聞きだして約30年…メタル界のBEST　VOCALISTはと聞かれたら、ロニー、ロブ、ブルースではなく、このカール・アルバートを推したい。 ファスト・ミドル・スローの曲を自在に歌いこなし、聞いていて非常に気持ちが良い！ 故人となってしまったのが、ホント残念。若い人にぜひ聞いて欲しい。これが、Heavy　Metalです。 次のアルバム（Vicious　Rumors）の「ヘルレイザー」は、必聴！（廃盤？）

高校の時にこの一枚と出会っていなかったらヘヴィメタルを聴いていなかったかもしれない。強烈な衝撃でした。この2ndはまだメジャーと契約する前のアルバムですが、音をクリアに作ろうとしているのがわかる。Voも含めて演奏技術は言うまでもない。楽曲も「これこれ。こういうのをヘヴィメタルって言うんだよ!!」と正にＨＭの王道。似通っている曲も多いですが、質は最高なので問題ないです。初聴から20年以上経つがいまだに飽きない一枚です。

Mike Varneyが仕掛けたShrapnel商法、その成功例の一つが本作だと思います。Vinnie Mooreはきっとイヤだったんでしょうが、このアルバムを凡百のB級メタルから頭ひとつ抜けさせたのは間違いなく彼のギターワークであると思います。勿論、この後もバンドを引っ張ったGeoff Thorpeの手腕はおおいに認めるものですが、本作の持つ独特の空気感は後の同バンドのアルバム群とはやはり一味違うものだと思います。

サウンド的にはDigital DictatorやVicious Rumorsの頃に近く、vo.もRob Halfordなみに高音が出るし、下手なボーナストラックもなく40分ほどにまとめてあるので、テンションを維持したまま最後まで聞くことが出来ます。ただ、純然たる疾走曲は�@くらいなので、主観的にはDigital Dictatorのような疾走曲中心のアルバムには負けているかなと。

真の姿（サウンド）で帰ってきた！　確かに故人への寂しさは残るものの、今作の歌はHMシンガーそのもので、脳天を刺激してくれる。　グランジ色を感じた近作はスルーしていたが、同じ気持ちで居た人が居るのなら帰っておいで。　ブラッド・ギルスは１・４・９曲目でゲスト参加しており、「ブラッド・ギルスな」アーミングで煽ってくれていて、更に良し!!!

初めての海外旅行でアメリカ西海岸に行った時に、当時の来日公演渡航前の彼らに会ってしまいました。出来ない英語で無理して話しかけた。マーク・マギーだけは無愛想だったけど他はみなフレンドリーでした。聴かせる正統派ＨＭのいいバンドでした。今はもうこういうバンドはいない。。。

押しと引きの絶妙なﾊﾞﾗﾝｽ､まさに理想的なHMｱﾙﾊﾞﾑ｡ 正統派のHMが好きならばこれを聴かないわけにはいかない｡稀代のｼﾝｶﾞｰであったｶｰﾙ･ｱﾙﾊﾞｰﾄの歌声も聴き逃せない…

楽曲単位でコメントを求められると、一瞬沈黙してしまうが、アルバムを通して聴くとなかなか良い印象が残る。最高傑作ではないが、このバンドの魅力は充分に満喫できる。ちなみに、�Gのライブヴァージョンはかなりかっこいい。