Cue Fanfare! (Greenwich Trailer Vol.1)(Papersleeve)

新しい時代の音楽ファンに送る、新鮮なときめきが様々なカタチで詰め込まれた充実のコンピレーション・アルバム！新レーベル『Greenwich Records（グリニッヂ・レコード）』からの第１弾は、リスナーが主人公の《魂のサウンドトラック》…！

主に都内のライブシーンに注目する音楽ファンやバンド関係者などから、単なるライブ・レポートにとどまらないテキストとして支持されてきたブログ『クレーター通信』のライター・津田真がプロデューサーとなって、新レーベルがスタート！第１弾リリースとなる今回のレーベル・コンピに参加したのは《まだ名付けられていないシーンの顔役たち》といえる、高い音楽性を誇る面々です。歌姫楽団を解散し、これがソロデビューとなる「樋口舞」、世界レベルの実力を持ち、その天才的なアコーデオンが各方面から注目されている「小春」（チャラン・ポ・ランタン）、NHK『オンエアバトル』常連で、TVアニメ『デジモンアドベンチャー』エンディング曲も手がけた「MiyuMiyu」、ロッテ×ソニーによる『歌のあるガム』コンテストでは全国大会の決勝ステージでブラザー・トムに激賞された「たらりらん」、各地の短編映画祭で13個もの賞に輝いた『くらげくん』（片岡翔監督）の主題歌を歌った「中田真由美」、渚ようこなどのバックを務め、知る人ぞ知るギタリスト・高橋ピエールが参加する新バンド「dulce aereo(空気飴)」、下北沢などで活動する本格派ギターバンド「halnote」、コンポーザー／ソロ・アーティストとしても活動する芳川よしのが20歳の女性シンガーと組んだハウス／エレクトロの新星「telescope」、ピアノ弾き語り系シンガーソングライターの次代のモデルになりうる才能「矢野あいみ」…などなど、一見バラバラな17組による楽曲群は、もちろん１曲ずつ聴いても名曲揃いですが、通して最後まで聴くと、架空の映画のサウンドトラックのように、ドラマティックなイメージが立ち上がってくる構成となっています。リスナーの音楽ライフに寄り添って、忘れがたい印象を残す一枚になるのは間違いありません。

ジャンルを越えて、新しい時代を切りひらくポテンシャルに満ちた才能が、一堂に会したコンピレーションとなりました。音楽ファンの目線と現場感覚を持って制作されたこのアルバムは、本物の感動を求めてライブハウスに通うコアな層から、常に良いカルチャーに出会いたいと願っている全国の潜在的な層まで、広く受け入れられるクオリティーに仕上がったと思います。
津田 真（グリニッヂ・レコード代表／プロデューサー）