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Ayombe: Heart Of Colombia's Mzsica Vallenata

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
40546
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Collection,Import

Product Description

Since the late 20th century, the music of the Vallenato - people of a small valley region of the Caribbean coast, has best portrayed the true way of being and feeling of the Colombian people. Ayombe! The Heart of Colombia's Musica Vallenato, features two dozen seasoned Vallenato performers spanning three generations, playing polished renditions of the music they know best-paseos, merengue's, and puyas of their homeland. 70 minutes, 15 tracks, 20 page booklet.

Track List   

  • 01. Blanco Y Negro [In Black And White] [Paseo] -
  • 02. Lo Tuyo Tu [You With What's Yours] [Merengue] - Isaac Carrillo and band
  • 03. Pedazo De Acordeon [A Bit Of Accordion] [Puya] - Ivo Diaz and band
  • 04. Cadenas [Chains] - Ivo Diaz and band
  • 05. Botellita [The Little Bottle] [Merengue] - Reynaldo "El Papi" Diaz and band
  • 06. Fidelina [Son] - Reynaldo "El Papi" Diaz and band
  • 07. Canaguatera [The Woman From Canaguate] [Paseo] - Isaac Carrillo and band
  • 08. Mi Poema [My Poem] [Paseo] - Silvio Brito and band
  • 09. Merengue [Instrumental] - Silvio Brito and band
  • 10. Sin Ti (Without You) [Paseo] - Ivo Díaz and band
  • 11. Consentida [The Pampered Girl] [Paseo] - Fabian Corrales and band
  • 12. Matilde Lina [Paseo] - Ivo Diaz and band
  • 13. Celos [Jealousies] [Paseo] - Riquelme Carrillo and band
  • 14. Puya [Instrumental] - Omar Geles, accordion
  • 15. Ausencia Sentimental [Sentimental Absence] [Paseo] - Silvio Brito and band

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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この、コロンビアのアフロコロンビアンな音...

投稿日:2017/06/10 (土)

この、コロンビアのアフロコロンビアンな音楽ジャンルの1つ Vallenato(バジェナート、バイュェナート) のコンピレーションアルバム 「Ayombe! The Heart of Colombia’s Musica Vallenata」 (全15曲計73分)は、 2008年に発売されたアルバムみたいだけれど…自分にとっては… 毎週聴いているNPRのAlt.Latinoの 今年2017年2月上旬の放送で、 「For Black History Month, Celebrate Afro-Latino Music With Smithsonian Folkways」 という…米国では毎年2月は黒人歴史月間で、 この番組でも、2月はソレに因んだ特集が組まれることが多いんだけど、 ラテンアメリカ系の音楽や文化を取り上げるこの番組としては、 アフリカ系米国人(黒人)で、かつ、ラティーノである…つまりは、 アフロラティーノな人達の音楽… キューバやドミニカ共和国やプエルトリコ等のカリブ海地域、 あと南米でもカリブ海に面したコロンビアやベネスエラの沿岸部地域、 の音楽、更にはソレとは別件で、 米国よりも黒人の数が多い南米の国ブラジルの音楽の特集とか、 そんなのがコレまでに色々と放送されていて、その中で、 上述の2017年2月上旬の放送では、 そういう観点+Smithsonian Folkwaysの膨大なアーカイブから、 ってことで、 Smithsonian Folkwaysの名誉キュアレイターの人をゲストに迎えて、 Smithsonian Folkwaysの約5万曲のアーカイヴの中から、 厳選したアフロラティーノ系楽曲を7〜8曲紹介する…という特集放送、 だったんだけど…その中で、 このアルバムの中の曲も1曲紹介されていて…その際に、 アフロコロンビアンなジャンルVallenatoのアコーディオン奏者には… 現地で毎年アコーディオンキングを決める大会があったりで… 物凄い達人演奏者がいるんだ、 というような話に、へぇ、と思ったり…少し確認すると、 Vallenatoには4つのリズムがあって、それ即ち、 son(ソン)、paseo(パセオ)、merengue(メレンゲ)、puya(プイヤ) …とか、そういう部分にも興味を持ったり… あと、以前から、 Alt.Latinoで紹介されたのを聴いていたりして…コロンビアには、 Cumbia(クンビア)、 Vallenato(バジェナート)、 Bambuco(バンブーコ)、 Bullerengue(ブジェレンゲ) Chirimia(チリミア) …等々…その、海側から山側、海でもカリブ海側から太平洋側とか、 色々な各地域で特色のある局地的なものから、 より広範囲に分布するものまで、多様に色んな音楽がある、 ということは知っていて興味を抱いていたものの、 ソレらの文化の外側にいる日本人の自分としては、余りにも、 沢山あり過ぎて、個別のジャンルの定義や違い、 っていう部分での漠然とではない、きちんとした明確な識別、 ってのが今まで出来てなかった、要は、分からない… と思っていたので…とりあえず、 このVallenatoに特化したコンピレーションアルバムを聴けば、 Vallenatoが何かは、ある程度分かって、 少なくともCumbiaとVallenatoとを明確に切り分けて識別出来るように、 なるかな…いや、識別出来るように、なりたいな… と思って、注文してみた、 という感じ…。 で、実際に聴いてみて… 先ず第一に、自分の中で曖昧だった部分の内、 少なくとも、 CumbiaとVallenatoの違いは、明確に分かった、 のが個人的には一番の収穫かな… 根本的に定番的なメロディが違うっていう面もあるけど… 使用楽器的にも、 Vallenatoの使用楽器は基本的に、 アコーディオンとCaja(カハ)っていう手で叩く系の… 円錐形の片面ドラムで、座って膝の間で内腿で挟んで固定して叩く系… …四角い箱型のカホンってあるけど、アレの親戚みたいな打楽器という印象… それと、Guacharaca(グヮチャラカ)という擦る系の打楽器… という3つが伝統的な基本楽器で、 ソコに1960年代以降に、エレキベイスが加わって、 Vallenatoスタイルのリズムをエレキベイスが刻むっていうのが定番化した… っていう、この4楽器と歌手、が基本構成要素の音楽なのに対して、 Cumbiaは、 Vallenatoと同様に、アコーディオン、カハ、グヮチャラカを使うけれど、 他の打楽器やギター等の弦楽器も使用したり、他にも笛系の楽器や、 クラリネット等の管楽器とかも使用したり、 という…その辺も違うんだな…という違いも、少し確認して分かったり… まぁ打楽器系に関しては、 Vallenatoでも、上述の2種類以外の、 コンガも加えてリズム音に厚みを持たせたり、とかって楽曲もあるようで、 このアルバムでの収録曲でも、そういうのが含まれているけど。 他のジャンルとの識別ってことだと、 Cumbiaから派生したジャンルで、 楽器は主に打楽器系中心でアコーディオンは使用せず、歌手は女性のみ、 というBullerengue…Bullerengueに関しては去年、 コロンビア音楽の世界における芸歴53年以上の人間国宝的レジェンド、 トト・ラ・モンポスィナのアルバム「Tambolero」を買って、 繰り返し聴いているので、聴き比べてみて… Vallenatoは、そのBullerengueとも明確に違うってことも理解出来たんで、 今後は更に色々と聴いて、 コロンビアの音楽の中の他のジャンルとの区別もつくように、 徐々になっていければいいかな、 と。 一方で、Vallenatoのジャンル内での違いに関しても… 大きく分ければ、2つ… puya(プイヤ)&merengue(メレンゲ) と son(ソン)&paseo(パセオ) …付属の解説冊子の説明によると、時代的には、 puyaがあって、merengueが派生的に生まれ、 その後、sonが出てきて、そこからpaseoが派生的に生まれた、 という感じで、 4つの区分の内で、今、 大衆ポピュラー音楽的に最も多く録音されているのは、 paseoの楽曲だとか… でも、 アコーディオン奏者の高速演奏とか超絶技巧とかが聴けるのはpuyaの楽曲、 で…その辺の、Vallenato内の4区分って部分の雰囲気の違いも、 色々と味わえ堪能出来るように、配曲されているので、その辺も、 いい感じだったな…と。 あと、この観点でやっぱ絶対的に気になるのが、 ドミニカ共和国のダンス音楽かつメイン音楽ジャンルの1つmerengue と同じ名前がついている、 Vallenatoの種類がある、っていう部分… コロンビア北東部の山岳地域付近の音楽ジャンルVallenatoと、 そこから見てカリブ海の向こう側のドミニカ共和国の音楽ジャンルとで、 同じmerengueという名前がついていて… でも、ドミニカ共和国のmerengueは基本2拍子系で、 こっちのVallenatoのmerengueは3拍子系の音楽という違いがある、 んだとか(…因みに、sonとpaseoは2拍子系…) でも、もしかしたら、共通するアフリカの地域から、 ドミニカ共和国へ連行された奴隷達と、コロンビア側へ連行された奴隷達… みたいな元はアフリカで同じ部族だった人達、 みたいなのが夫々の地域で、音楽的に影響を及ぼして、 merengueと名のつく音楽が別々に出来たのかも…という可能性も否定は出来ない… ただ、文書の形でその辺の歴史的記録が何も残ってないらしく、 現状はもう、検証も出来ず想像の域を出ない話、になってしまうんだとか。 あと、sonってジャンルも、 キューバとかメキシコとかドミニカ共和国にだってあるわけで… でも、こっちのVallenatoのsonは、 やはり、ソレらと直接的な関係は、ないらしい…ただ、 元々、山岳地域的な部分で発展していたVallenatoのpuyaやmerengueに、 その周辺地域の音楽要素も混ざって、 より総合的なラテン歌謡的な音楽に変化した…その結果、 速いテンポの楽曲群であるpuyaやmerengueよりも、 スローなリズム歌謡的になったりとか、色々と幅を広げた感じなのが、 sonであり、そこから派生したpaseoである、 ってことのようで… そういう意味では、直接的な繋がりはなくても、 キューバやメキシコのsonと、 夫々の現地での音楽文化内での音楽的な立ち位置としては、 似た感じなのかな… と思ったり。 (あと、収録曲を聴いていると、 puya以外の3種類では、ギターも演奏に加わってる場合が、わりと、 多々あるんだな、と…メインの演奏楽器としてではなく、 付加的な色添えって感じでのアレだけど…) …そんなことが、このアルバムを聴いて、学習出来て、 かつ純粋に、音楽も楽しめたんで、十分に買った目的は果たせて、 個人的には、満足度大です。

♂猫Junn-Junn さん | 東京都 | 不明

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