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ISBN 10 : 4000611941
Content Description
『ジブリの哲学』から五年半、待望の続編となるエッセイ集。自らを「編集者型プロデューサー」と呼ぶ著者は、どんな本を読み、いかに文章を磨いてきたのか? ジブリを支えた教養と言葉の力をこの一冊に収めます。池澤夏樹さん・中村文則さんら、現代を代表する作家達との対談も収録。宮崎駿監督「長編最新作」に触れた「あとがき」も必見です!
【目次】
方丈記とスタジオジブリと――はしがきにかえて
第一章 熱い風の来た道――ジブリ作品を振り返って
『ナウシカ』は、まだ終わっていない/西洋かぶれ――『となりのトトロ』と『火垂るの墓』/人間の生き方はふたつしかない――『おもひでぽろぽろ』と『魔女の宅急便』/ポルコは、なぜ、豚になってしまったのか?―― 『紅の豚』/真のプロデューサー――『海がきこえる』/豚から狸へ『平成狸合戦ぽんぽこ』/近藤喜文さんの背中――『耳をすませば』/時代の転換点『もののけ姫』/千と千尋の倍返し /宮崎駿と付き合う法――
……………
第二章 人生の本棚――ささやかな読書歴
ぼくを育ててくれた本の森/寺山修司『戦後詩――ユリシーズの不在』/二十歳の読書ノート――野坂昭如・織田作之助・深沢七郎/岩波文庫の三冊/風立ちぬ、いざ生きめやも。/ゆく河の流れは/広辞苑の御利益
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第三章 楽しき作家たちとの語らい
対談 〈自分〉という問題を処理する、新しい小説を。[朝井リョウさん]
座談 『教団X』の衝撃[中村文則さん、川上量生さん、米倉智美さん]
対談 暗い小説が読まれる時代が再び来る――『夜を乗り越える』をめぐって[又吉直樹さん]
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第四章 「今」「ここ」を重ねて――日々の随想
還暦祝い/夢の十字路(スマロ)/金田くんの絵/筆ペンで書いた字/鳥獣戯画の湯飲み茶わん/雪駄/ヘイリー・ミルズさんからの返事/追悼・山ア文雄さん/ああ見えて/ぼくのラジオ体験/宮崎駿の「自白」/『エヴァンゲリオン』監督が主役声優に/枯れるとは何か?/ユーミンとの縁
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第五章 推薦の辞
〈書籍編〉たかが宣伝、されど宣伝。――古澤利夫『明日に向って撃て!』/汚れなき悪戯――『米林宏昌画集汚れなき悪戯』/三十年越しの胸のつかえ――高畑勲×宮崎駿×小田部羊一『幻の「長くつ下のピッピ」』/メイちゃんの誕生――舘野仁美・平林享子『エンピツ戦記』
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あとがき 一期の夢よ、ただ狂へ
【著者紹介】
鈴木敏夫 : 株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年名古屋市生まれ。72年慶應義塾大学文学部卒業、徳間書店に入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、78年アニメーション雑誌『アニメージュ』の創刊に参加。副編集長、編集長を12年あまり務めるかたわら、一連の高畑勲・宮崎駿作品の製作に関わる。85年にはスタジオジブリの設立に参加、89年から同スタジオの専従に。以後、91年から2016年まで、全作品の企画・プロデュースに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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みなみ
読了日:2023/01/14
ばんだねいっぺい
読了日:2017/09/18
しーふぉ
読了日:2020/08/23
かごめ
読了日:2017/09/20
江藤 はるは
読了日:2020/05/04
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