Afro-beat-ado

カシン, ドナチーニョ, ダヴィ･モラエスらを巻き込む孤高のブラック･ジェントル、チブレス(TIBLESS)登場！
ジャミロクワイ+アフロビート的な、洒落たセンスも極上のブラジリアン･アーバン･メロウグルーヴ。

淀みなく響くリズムとニヒルなヴォイス、ジャム＆エレクトロニカ効果の絶妙なシンクロと、サウダーヂのスパイス･･･。これはイイ！！こんな極上アーバン･メロウグルーヴを待っていた！！この音を生み出すのは、コンポーザー/ギタリスト/ヴォーカリスト、チブレス。MPBの洗礼を根底に配し、ワールド･ワイドなレア･グルーヴ、アフロ、ジャズを消化し､サンパウロの洗練をシンクロさせたサウンドから聞こえてくるのは､紛れも無い歌心としなやかに躍らせる感性の波。タイトルが表すアフロ･ビートの質感とジャミロクワイにも通じるサウンド･オーガニゼーションは、アルバム全体を貫く。

まずオープニングが心憎い。チブレスのヴォイス・ワークが導くメロウ･ビート･ナンバー。すべての生音とサンプリングを重ね合わせるのは､ジョアン･ドナート息子の天才クリエイター、ドナチーニョだ。一変M2はギター／エレピのセンシティヴなカッティングとトリッキーなビートを､コーラスのバッキングが中和するジャム･トラックで、ここで早くも無類の快感を誘う。今をときめく才人カシンがベースを担うM6は､陽気なカリビアン･チューンの中にロック･メソッドを潜めるハイライト。ダヴィ･モラエスのギターをフィーチュアしたブルージー･トラックM9、唯一英詞で歌われるジャジーでヒッピーなラストも印象的。

新世代MPBシーンのキーマンのサポート､ハスキでR&Bマナーなチブレスのヴォーカリゼーション、そこはかとなくサウダーヂなファンク・ブラジレイロを､多くのリスナーに味わっていただきたい。マクス･ヂ・カストロ、シモニーニャ、ジャイル・オリヴェイラ、ルシアーナ･メロ、パウラ・リマ周辺のファンにもマストな逸品。
（メーカー資料より）