原哲夫先生の代表作北斗の拳の純粋な画集です。 大型の見開きページはキャンバスに描かれた様な迫力。 付録の複製の生原稿もなかなか良い出来です。

今でもたまに読み返すと胸にくるものがあります。　原哲夫氏が初期のケンシロウの作画がブルース・リーの影響を強く受けているのが面白いです。

ずっと探していた商品でしたが、どこの書店でも取り寄せ不可でした。 たまたま、HMVさんに入荷していたのか、偶然在庫があるタイミングで購入でき、助かりました。 やはり、コミックスより大判の完全版のほうが見応えがあります。

飛燕の死、天風の仇討ち、そして物語の舞台は寧波の泰聖院へ…。そこには北斗の拳で有名なあの女人像が？！

西斗月拳の使い手ヤサカが上海に舞い降りる！拳志郎対峙前、飛燕が命をかけて立ち向かう。西斗月拳の強さ恐るべし！

とうとう北斗神拳創始の謎が解明される！ルーツである西斗月拳の登場により、宗家の天才シュケンがどうやって北斗神拳を創始したのかがすべて分かります。北斗の拳に確実に繋がりました。

極十字聖拳は北斗劉家拳の分派という事実！果たして南斗聖拳との関連性は？ここでとうとうギーズの死を迎えます。

いよいよ劉宗武との対決！毎度のように決着は着きませんが往年の北斗を思わせる描写多数あり！後半から登場する杜天風により畳み掛けるような展開となってきます。

北斗三家拳最後の拳、北斗劉家拳の達人登場！しかもラオウそっくり！さらに北斗劉家拳は北斗琉拳だった！本作で子供時代のジュウケイも登場！だんだん北斗の拳と繋がり始めてます。

これにて孫家拳の使い手、霊王との決着となります。原イズムたっぷりの謎と伏線あり。