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勇気論

Tatsuru Uchida

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334102890
ISBN 10 : 4334102891
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

いまの日本人に一番足りないものは何だろうか?
本書では、“モヤモヤを抱えた編集者との往復書簡”によって、内田樹が「勇気」の意味を考察します。
ジョブズ、フロイト、孔子、伊丹万作、河竹黙阿弥、大瀧詠一、パルメニデス、富永仲基‥‥思いがけない方向に転がり続けた二人のやりとりは、結論にたどり着くことができるのか。
読み終わる頃には、あなたの心はフッと軽くなってるに違いありません。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もちこ

    至言に溢れた一冊でした。 「勇気とは何か」を、論理的に体系的に説明するのではなく、編集者との往復書簡という形で考察をしながら導き出していく、という内田さんの思考の過程を辿ることができて、とても面白かった。 「勇気」についてだけでなく、その過程で考えたとりとめのないことの中にも、「なるほど」と膝を打つ言葉が出てきて、子育てをする中でも大事にしたいと思えることがたくさんあった。

  • ちゃんた

    筆者が「今の日本に足りないもの」という問いに「勇気じゃないかな」と答えたのが始まりで、その心を解き明かそうと試みた一冊。編集者の人と往復書簡でやり取りしながら深堀していく過程も面白いし、勇気とは少しの孤独に耐えることだという話もとても納得いくものだった。こういった哲学的な話を結論だけ書いて読者に解釈を任せるのではなく、矛盾や説明不足などがあっても悩みながら答えを作っていく過程を見せるのは良い試みだと思う。内田樹さんはなんとなく毛嫌いしていたけど、とても面白い考えの持ち主で、また読んでみたいと思った。

  • Amano Ryota

    久しぶりに内田先生の本を読んだけれど、やっぱり先生は読者の思考力を回転させてくれる。編集者の古谷さんも、往復書簡を始めた頃は、どこに結論が着地するのかわからなかったのだろうなあ。著者の思考に手を引かれ、自分1人では見えない景色を見る本(本は全てそうかもしれませんが)なので、益体も無い感想ですが、勇気という言葉に何か引っ掛かりを感じたならば、一度ご覧になられた方が良いと思います。手を替え品を替え、身体性について語られているようにも私は感じました。カバーを外すと本を読んでる男の子だけになるの、何かいいですね。

  • ネルシュン

    久しぶりに読んだ内田先生の本、これからも時々は先生の本を読んでいきたいです。

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