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ものがわかるとはどういうことか

Takeshi Yoro

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396617639
ISBN 10 : 4396617631
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan

Content Description

考えても答えは出ません。それでも考え続けます。自分を自由にしてくれる養老流ものの見方、考え方。

目次 : 第1章 ものがわかるということ(代数がわからない/ 他者の心を理解する ほか)/ 第2章 「自分がわかる」のウソ(脳から考える「わかる」ということ/ 頭の中のさまざまな世界 ほか)/ 第3章 世間や他人とどうつき合うか(理解しなくても衝突しない方法/ すべてが意味に直結する情報化社会 ほか)/ 第4章 常識やデータを疑ってみる(脳化社会は違うことを嫌う/ 数字が事実に置き換えられる情報化社会 ほか)/ 第5章 自然の中で育つ、自然と共鳴する(都市化が進み、頭中心の社会になった/ 自然とつき合う知恵とは ほか)

【著者紹介】
養老孟司 : 1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。1962年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。2003年、毎日出版文化特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は450万部を超えるベストセラーに。大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けんとまん1007

    読み進めるうち、何度も何度も「そうそう、そうですよね。同感です。」と。ここ数年、一番、馴染めない言葉が「わかりました」という言葉。そのたびに、そうなのかなあ〜と思ってしまう。殆どが、わかったつもりでいて、大いなる勘違いであることや、できていないことが多い。実体験、身体を使うこと・・・これ以上のことはないというのが持論。ジブリパークの番組を見た時に「徹底的にリアル、実体験に拘る」という言葉があったのと同じ。そして、共感ではなく共鳴というのが、なるほどと唸った。共鳴は頭ではなく、五感(身体)が伴うのだ。

  • tamami

    結局、養老先生は同じことを言われているんだなと、「わかった」。「現実も人間も変わり続けていく中で、情報だけは変わらない」これを本書に置き換えると、自分という人間は変わっていくが、養老先生が記す内容=情報は変わらないということ。「知るとは自分が変わること」『唯脳論』は正直不明だったけれど、以来「脳」への関心を持ち続けてきた。「子どもという「かけがえのない未来」」自然なものの大切さ。等々、先生が様々な著書で言われてきたことが、本書では分かり易い喩えを使いながらすっきりとまとめられている。養老先生、ありがとう。

  • ムーミン

    まさに感覚で、身体で分かろう、いや共鳴しようと受け止めていくと、何か心地よさを感じる本でした。

  • d3

    「年寄りの話は聞くもの」と耳にしなくなった。 情報があふれ価値観が変わり続けるなかで、より新しいものに価値があると考えられるようになった結果だ。 しかし、生きるうえでの知己を求めるならば先達の教えに勝るものはない。 金言に満ち溢れている“先達の教え×最新版”は、現代の老荘思想のようでもある。 本書が気になる人の多くは「ものがわかるようになりたい人」ではないだろうか。 自分の考えていた「ものがわかるということ」が、まったく別の視点から提示されることに驚きを覚えるとともに、生きやすさをを得られるだろう。

  • おせきはん

    仕事をしていると頭でっかちになって「ああすれば、こうなる」と考えがちですが、相手を「わかる」(共鳴する)寛容さ、余白をもって、自分自身も変わりながら未来と向き合う感覚も大切だと反省しました。

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