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夏から夏へ 集英社文庫

Takako Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087465778
ISBN 10 : 4087465772
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2010
Japan

Content Description

速く走るだけでは世界を相手に戦えない。リレーでは、速く確実なバトンつなぎも重要だ。2007年世界陸上大阪大会でアジア新記録を樹立。08年北京五輪のメダルにすべてを賭ける日本代表チームに密着した、著者初のノンフィクション。酷暑のスタジアム、選手達の故郷、沖縄合宿へと取材は続く。大阪と北京、2つの夏の感動がよみがえる!2大会のアンカー走者・朝原宣治との文庫オリジナル対談つき。

目次 : 第1部 世界陸上大阪大会(北サイド・スタンド/ スタート前―1走/ スタート前―2走/ スタート前―3走/ スタート前―4走/ 予選/ インターバル/ 南サイド・スタンド/ 決勝)/ 第2部 スプリンター(再始動/ マイウェイ/ 長い冬/ 裸の心/ 楽しいから/ リズム/ 沖縄の一日/ 片付いた部屋/ Good time)

【著者紹介】
佐藤多佳子 : 1962年東京生まれ。89年「サマータイム」で月刊MOE童話大賞を受賞し、デビュー。『イグアナくんのおじゃまな毎日』で98年に産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、99年に路傍の石文学賞を受賞。2007年『しゃべれどもしゃべれども』が映画化。高校生の短距離走者を描いた『一瞬の風になれ』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • SJW

    400メートルリレー(4継)において、2007年世界陸上大阪大会でアジア新記録を樹立し、2008年北京五輪のメダルに向けて励む日本代表チームのノンフィクション。冒頭の世界陸上大阪大会でのレースの様子は臨場感溢れる内容で、「一瞬の風になれ」を彷彿とされる描写だった。レースに関わる記述以降は各選手のインタビューの内容を元に書かれた略歴で、佐藤さんの4継愛がヒタヒタと伝わってくる作品だった。リオ五輪での4継 銀メダルを取った時のレースも佐藤さんのノンフィクションで読んでみたい。

  • 大阪魂

    「一瞬の風になれ」の佐藤さん、2008北京五輪で銅メダルとらはった塚原・末續・高平・朝原そしてリザーブの小島さんたちに密着取材して書かはったノンフィクション!五輪前に出版されたんで、同じメンバーでのぞんだ2007世界陸上大阪大会で5位ながらアジア新ださはったレースから2008北京五輪にむけての練習したはるとこまで!トップアスリートってほんま未知の世界への挑戦やからコーチとも一緒に、自分に必要なことを知って、それを伸ばすために何ができるか試していいものを続けてくって挑戦を常にやってはるんやね!勉強なったわー

  • ぐっち

    「一瞬の風になれ」に続けて。2007年大阪世界陸上でのリレーメンバーを追うノンフィクション。にわか陸上ファンの私は2007年は見てないのが残念。朝原さんだけが高校から陸上を始めしかも幅跳びからの転向(うちの息子のメインも幅跳び)とあって興味津々で読み始めたら、いきなり6m60跳んでてやっぱり違いますね…。世界陸上の当日になか卯で牛丼食べてたり、プレステやってたりが身近に感じられた。あと、高校の頃の恩師の話も生徒への愛情にあふれててよかったです。

  • 瀧ながれ

    大阪世界陸上の4×100メートルリレーを、偶然テレビでみていた。なにが起きているのかわからないくらい速い競技だけど、カメラ位置のおかげで第三走者のフォームがきれいに見えた。スプリンターというのは、野生動物のように美しく走るものだなあと魅了された(第三走者が、格別に美しい走りで知られる高平慎士という選手だと、あとで知った)。あの夏の記録と記憶は、そのまま北京五輪の銅メダルへと続く。日本人選手が短距離リレーで外国選手と戦える強さは、地道な研究と努力の成果だ。積み重ねた個々の力と信頼のチームワークが頼もしい。

  • piro

    2007年世界陸上大阪大会でアジア新記録を出した400mリレーメンバーを追ったドキュメント。佐藤多佳子さん著なので何となく『一瞬の風になれ』と繋がっている感。選手個々の努力は当然ですが、朝原選手の様な偉大なベテランが心の支えとなり、末續選手や若い塚原選手・高平選手の力を引き出し、結果を出したのだと感じました。そして末續選手の理想を追求するのではなくただひたすら全力で突き進むという考えには驚き。短距離走という最もプリミティブな競技だからこそなのかもしれません。翌夏の北京のレースを思い出しジーンときました。

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