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死者は嘘をつかない 文春文庫

Stephen Edwin King

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167922405
ISBN 10 : 4167922401
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
土屋晃 ,  

Content Description

ジェイミー少年は死者が見え、彼らと会話できる。そして死者には嘘がつけないのだ―。不思議な能力のせいでたびたび厄介に巻き込まれつつ何とか日々を送るジェイミーだが、ある事件をきっかけにいよいよ奇怪な出来事が…。恐怖の帝王、得意の青春物語+ホラー。これで面白くないはずがない、円熟の逸品。

【著者紹介】
スティーヴン・キング : 1947年、アメリカ、メイン州生まれ。高校教師を経て、1974年『キャリー』で作家デビュー。2024年、『異能機関』が楽天Kobo電子書籍Award2024の小説(海外編)大賞を受賞

土屋晃 : 1959年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽてち

    今年、作家生活50周年を迎えた帝王の文庫オリジナル作品。とはいえ、税別1,500円と単行本並の値段なので、あまり有り難みはない。主人公のジェイミーは死者を視ることができる。彼らと話すこともでき、死者が「嘘をつけない」ことを知っている。この2つをキーにして組み立てられたゴーストストーリーだ。本人は(一人称なので)ホラーだと言っているが、別段怖くはない。キングらしい、よくできた話ではある。ただ、やはり小粒感は否めないし、よくわからないままで逃げてしまう無責任さも感じる。まあ、それが御大の持ち味でもあるのだが。

  • ぐうぐう

    300ページを越えれば立派な長編小説だが、それがキングのものともなれば様子が異なる。二段組上下巻が長編のスタンダードであるキングゆえに、邦訳文庫で300ページ少々ならば、感覚としては中編に近い。実際、あっという間に読めてしまったのだが、今作にはこの分量が適当であることをキングがよく理解しているということだ(逆に言えば、従来の長編が単に引き伸ばした代物ではなくて、そのストーリーを語るに必要な長さであることが理解できる)。(つづく)

  • えむむ

    恐怖の帝王がエンタメ路線で帰ってきていたと知り早速拝読。ホラーは苦手だけど、キングは別。不幸な偶然が重なってドツボにはまり、怒涛のクライマックスに向かう様は、よくできたノワール映画を見ているよう。最後までハラハラドキドキでした。後書きのティア=ルーシー・リューはイメージと違うな〜。

  • そら

    今年は50周年記念で、続々と新作が刊行されるのが嬉しい。 文庫でボリュームは少ないけど、死者が見えるジェイミーの回顧録は、あの映画に近いけど、面白くない訳が無い!  次は『コロラド・キッド』などの中編集かな? 楽しみにして待つのみ。

  • 西村章

    文庫で340ページ弱、とキングにしてはちょっとした中編並みのボリュームですね。とはいえ、「子供が主役だと圧倒的に面白い」回路が今回も炸裂しまくって面白さはぐりぐりの◎。子供が大人へ成長する通過儀礼を象徴的に描くのがばつぐんに上手いのは毎度のことながら、今回は読み進むにつれてあの傑作大長編のあれとつながってゆくため、そういえば主題もたしかに通底しているよなあ、などと思い至って感慨もさらに一入。いやあ満足いたしました。

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