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Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン)2017年 9月号

Sound & Recording

Product Details

ISBN/Catalogue Number
040190917
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

Chara、レコーディング生活26年目に突入。

■巻頭インタビュー
Chara

1991年のデビュー以来、その類い希なボーカル・スタイル/ソング・ライティング能力に加え、多様なクリエイターやエンジニアを招きながら音楽を創作し続けるChara。そんな彼女は、プライベート・スペース=Aurora Studioでデモ/プリプロ制作も行っており、いわば宅録家の一面も持っている。デビュー26年目を迎えた今年は最新作『Sympathy』を発表し、岸田繁、ケンモチヒデフミ、mabanua、牛尾憲輔(agraph)、Kan Sano、韻シストら多彩なミュージシャンを起用するなど、サウンド探求の旅は続行中。本稿では"宅録家・Chara"の一面を浮き彫りにするべく、プログラマーの成田真樹を交えた本人インタビューを敢行。さらに、Chara作品に深いかかわりを持つエンジニア/プロデューサー/ミュージシャンたちに独自取材を行い、この規格外のアーティストに迫ってみたい。

◎Chara&成田真樹インタビュー@AURORA STUDIO
「ひずんでいても今のいいね〞という感覚は大事にしたい。そこから新しい音が生まれてくると思う」
◎高山徹@SWITCHBACK STUDIO STUDIO
「初めてCharaのボーカルをレコーディングしたときは、あまりにも感動して卓がにじんで見えました」
◎南石聡巳@duskline recording studio
「"女神感"とか"ホーリー感"とか......Charaのオーダーは最初意味が分かりませんでした(笑)」
◎渡辺善太郎
「何語か分からないあのボーカル・スタイルを、"味"って世間に認めさせたのがCharaのすごいところ」
◎名越由貴夫
「全体で見ると"毛細血管"のような目立たないフレーズも、Charaはしっかりイメージしながら曲を組み立てている」
◎mabanua
「何かをひらめいたら無理難題でも即実行する......そういう点でも今はなかなか居ないミュージシャンだと思う」
◎田辺恵二@Private Studio
「大ヒットしてからもCharaの人柄はずっと同じ。熱しやすく冷めやすい部分も相変わらずです(笑)」

■特集
オーディオ・ネットワークの現在
〜Danteで学ぶ実例と可能性

さまざまなデジタル音声伝送規格が存在する現在において、昨今オーディオのネットワーク化が注目されている。従来のアナログ回線の代替として入力と出力を単一方向で結ぶだけでなく、ネットワーク上のあらゆる信号をどこからでも取り出せるのがその大きな利点だ。そのほかにも、既存のITインフラが流用しやすいなどといったメリットもある。ここでは、現在最も普及している規格、Danteを軸に、その使用例を紹介しながら、さらなる可能性を探っていきたい。
◎Introduction Danteとネットワークの基礎
◎AUDINATEに聞くDanteの現在 ジョン・レクスタイナー
◎Live Sound〜現在のPAにおけるオープンな規格 パブリックアドレス
◎Live Recording〜より効率的な録音を目指して 磯田和宏(Astrogloia)

■Cross Talk 林憲一×ニラジ・カジャンチ
名機をプラグインで再現する新鋭マイク・システム

SLATE DIGITAL Virtual Microphone SystemとTOWNSEND LABS Sphere L22 が打ち出した、"専用マイク+ソフトウェア"によってビンテージを含む名 機たちを再現するマイク・システム。多くのマイクを所有できないプライベート・スペー スや、録音後にマイクの種類を変えると いったことにも対応できる。この画期的とも言えるマイク・システムは、実際にどのような場面で有効なのだろうか? 今回、その実力に迫るため、林憲一氏とニラジ・カジャンチ氏に、ボーカル録音におけるテストを行ってもらった。ボーカリストは、ニラジ氏が直近で作業を共にしていたアーティストTOKUが担当。そこで見えた新鋭マイク・システムの可能性について、じっくりと語っていただこう。

■連載スタート拡大版
音楽で幸せに生きるために〜音の魔術師が教える音楽の魔法〜 by 伊藤圭一(Kim Studio)

音楽は、耳から効くお薬。耳から"聴く"体に"効く"お薬。音楽は、人を幸せにする。そう書くと、あまりにも抽象的だが、確かなこと。なぜなのか、どうすれば幸せになるのか、聞きたいですよねぇ〜。ここでは、音楽で幸せになりたい人、音楽が好きでたまらない人、音楽さえあれば何も要らないと思っている人、音楽と生きてゆきたい人、音楽の仕事をしたい人、音楽で食っていきたいと思っている人、そんな人たちのヒントになればと願っている。

■Production Report
ショーン・メンデス「トリート・ユー・ベター〜ボクならキミを絶対に大切にする」

イギリス人の後にやってきたのはカナダ人、それもトロント人だった。アメリカのヒット・チャートでの出来事である。2015年の11月7日、USビルボードのシングル・チャートの上位4者をトロント出身アーティストが占めたのだ。その中の1人がショーン・メンデス。「スティッチズ」でこのメガヒットを成し遂げたのだ。さらに2016年にリリースされた彼の2ndアルバムである『イルミネイト』がチャートの1位を獲得した国は65カ国を下らない。その『イルミネイト』の大部分のプロデュースを務めたのがエド・シーランの作品で知られるイギリス人プロデューサー、ジェイク・ゴスリングだ。さらにトロントのミックス・エンジニアのジョージ・セアラが強力にこの作品のサポートを行ったという。ここでは、セアラに『イルミネイト』のリード・ソングである「トリート・ユー・ベター〜ボクならキミを絶対に大切にする」のミックスについての話を中心に聞いていこう。

■コンサート見聞録
PERSONZ@中野サンプラザ

4人組ロック・バンドPERSONZが中野サンプラザでライブを開催!

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Comprehensive Evaluation

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