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雪虫 刑事・鳴沢了 中公文庫

Shunichi Douba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122068216
ISBN 10 : 4122068215
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan

Content Description

俺は刑事に生まれたんだ―祖父・父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で刺殺された老女が、かつて宗教団体の教祖で、五十年前の殺人事件に関わっていたことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父はなぜか了を事件から遠ざけるのだった。正義は、真実を覆い隠すのか?

【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    この本は約20年前に堂場さんの本としては初めて手にしたものです。これ以降堂場さんの警察小説はすべて読んでいます(スポーツものは未読)。この本で祖父、父、主人公の3代にわたる刑事としての矜持と父へのわだかまりなどがうまく描かれていると感じました。この事件も50年前の殺人事件がもとになっていてそれを追いかける主人公の姿に同感しました。ただやはり細かいところは忘れていて再読してよかったと思います。

  • のり

    別のシリーズで「鳴沢了」の存在は知っていたが、ようやく人となりを肌で感じた。3代にわたる警察一家。生まれながらの刑事を自負する。祖父も父も新潟県警を象徴する実績を持つ。そんな折、一人の老女が殺害される。背景には50年前の事件が絡んでくる。捜査資料も残ってなく難航するが…真実に近づくにつれ鳴沢は混乱する。埋もれていた亡霊が目覚め、再び沈黙する。

  • タツ フカガワ

    鳴沢了は29歳。祖父は“仏の鳴沢”と呼ばれ、父は“鬼の捜一”の異名を持つ刑事一家の3代目。その彼が捜査にあたるのは湯沢で起きた老女殺人事件。やがて老女が50年前に宗教団体の教祖だったことが判明、当時教団内で起きた殺人事件に鳴沢は注目する。舞台が新潟県警というのも新鮮な警察小説で、ハードボイルドな趣(事件が解決するのは午後11時59分。深夜マイナス1かとニヤリとする場面もありました)。苦い結末でしたが、その後の鳴沢も気になり、このシリーズちょっと追ってみようかと。

  • keiトモニ

    魚沼署長鳴沢了の父宗治が了に“お前は真っ直ぐ過ぎる”というが、真っ直ぐ生きたらいけないのか。正直は悪なのか。おめえ警察官か!それでも魚沼署長か。真相を探り出したらいけないのか。了の祖父、新潟中央署長で定年鳴沢浩次のジイサンも同類。いくら幼馴染で親友の妻でも、了の言う本間あさは守るべき相手だったのか。友達との約束だからと、罪なき人に罪をなすりつけるなど以ての外、警察官失格。天啓会本間あさは宗教家でも思想家でもない。次作被弾以降も鳴沢了と父の冷えた関係性は続くと解説にあるがこんな親子警察官がいるのかと呆れる。

  • shinchan

    堂場瞬一さん、『チーム』に続き2作品目でした。540ページ長編作。デビュー2作品目との事。評価高いだけあり深いお話で特にラストは心打たれましたー! 了さんのハッピーエンドをつい期待していましたが、残念ながら、、、 、、、、。喜美恵さんの存在感ナイス👍👍

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