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結ばる焼け跡 1 ニチブン・コミックス

Shiori Amase

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784537138634
ISBN 10 : 4537138637
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • トラシショウ。

    昭和20年。まだ、終戦直後の貧困に老若男女問わず疲弊し、誰もが絶望と諦観を抱えて生きていた時代。帝国軍人を父に持ち、残された家族を家ごと失い孤独に生きる少年・兼吉。土地に居座ったヤクザへの自暴自棄な嫌がらせを繰り返し、やがて窮地に陥った彼を、兵役上がりの謎めいた男・金井田が救った時、行き止まりの閉塞感の中から何かが動き始める。「ALL OUT」「ここは今から倫理です」作者の新作は戦後日本を舞台に戦争に人生を翻弄された者達の生き様を描く、極めて泥臭い戦争物。有無を言わさぬリーダビリティ(以下コメ欄に余談)。

  • かおりんご

    漫画。戦後の上野が舞台。戦争孤児として生きる兼吉と、中野学校出の金井田を中心に話が進む。読んでいてとても心が痛くなるけれど、こういうことはあったんだろうなと思う。生きていくために必死だった時代。本当なら子供らしく親に守られてぬくぬく生活する時期に、兼吉は誰にも守ってもらえず生きている。この2人がどうなっていくのか、注目です。

  • 緋莢

    お気に入りに登録している方の感想に興味を惹かれて手に取りました。『ここは今から倫理です。』の著者の作品。舞台は昭和20年の上野。全てが焼け、自分が生きるので精いっぱいな人が、ほとんどの時代。ヤクザに喧嘩を売っては逃げ回る少年・兼吉と金井田真嗣は出会います。「俺が守りたかったのは こんな国じゃない これからの国を作っていく 宝の子供を痛めつける人々じゃない」 「我々はみな弱者 弱者同士 支え合って生きなきゃいけない」(続く

  • ジロリン

    読メで、趣味の合う方が(二人も!)高評価だったので購入。うーん、ワタシの年代では子供の頃、煩雑に目にした<よくある闇市モノ>としか読めなかったのだが…こういう世界に触れた事もない世代には新鮮に映るから?作者本人も「なぜか分からないけど<戦争>を描きたかった」と後書きで述べているし。<戦争>がもっと身近にあった(自分が生まれたのは、この国が壊滅してからわずか15年後!)ワタシの世代とは色々と感覚が違うのかなぁ。ただ、今このモチーフを選ぶ、ということは評価すべきでしょう。最終的な評価は完結待ちかな。

  • かやは

    転げ回るほど好き。こういう物語は本当私の感性をじゅくじゅくこねくり回す感じ。おっちゃんかっけー。焦土と化した戦後の東京。焼け野原から富士山は見えたのかなーと想像した。壮絶な光景だろうな。価値観が一夜にして転換する。昨日の善が今日の悪。その中で必死に生きる子どもたち。子は宝。縁ってのは未来を紡ぐ糸のようなものなんだな。

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