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ぶどう酒びんのふしぎな旅 講談社の創作絵本

Seiji Fujishiro

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784061324244
ISBN 10 : 4061324241
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

藤城清治が愛してやまないアンデルセンの名作を、初めての絵本として選び、86歳にして、新たに渾身の力をこめて見事に描き上げる。人生の万感が光と影にこめられている作品。

Customer Reviews

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影絵も綺麗で凄いですし、お話も単純に終わ...

投稿日:2010/08/31 (火)

影絵も綺麗で凄いですし、お話も単純に終わらないのがいいですね。でも、クオリティが高いとはいえお値段が高いのが少し残念です。

羽夏 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    ややマイナーなアンデルセン童話。藤城清治の影絵。文字数が多く、読み聞かせはあまり想定されていないかと思われる。子ども向きというよりも、ノスタルジックな童話を愛する大人向きか。影絵が見事に効果的。切り絵の影絵と彩色された絵(ポスターカラーか?)の組み合わせも絶妙。とにかく美しく、光と影が映し出すほのかな幻想性も併せ持つ。町田仁の訳も古さを感じさせない。図書館にあれば、ぜひご一読を。

  • Hideto-S@仮想書店 月舟書房

    日本を代表する影絵作家・藤城清治氏の初の絵本を60年ぶりにオールカラーに再編集した物語。原作はアンデルセン。貧しい老婆が飼っている鳥の水飲み用に壊れたガラスびんが置かれている。びんは問わず語りに自身の数奇な旅について話を始めた。かつて『最高級』のラベルを貼られたぶどう酒が詰められていたこと。老婆が幸せな少女だった頃、婚約を祝う席で栓が開けられたこと。少女を愛した航海士が最期のメッセージを託してびんに詰めたこと。異国を旅し、長い時を経て、再び彼女の元に帰ってきたこと……。旧作は1950年刊行。素晴らしい本。

  • naoっぴ

    最高に美しく芸術的な絵本。ガラス工場で生まれ、ぶどう酒を入れられて世に出されたびんの一生が、藤城清治氏の色彩豊かな影絵で描き出される。もとはモノクロで作られたデビュー作の絵本だったものを、藤城氏86歳の誕生日を目標にこれまでの集大成としてカラーで再び作成したものだそう。1ページ1ページがまるで宝石箱のよう!感動する美しさ!アンデルセンのこの話は知りませんでしたが、人生の華やかさと儚さを描いた味わい深い話で、光と影の影絵がぴたりとはまっています。大切にしたい絵本です。

  • コットン

    ゆう*さんのオススメ本で藤城清治さんの芸術的影絵が楽しめます。お嬢さんの婚約の席であけられたぶどう酒びんのその後の運命とお嬢さんの運命とがクロスオーバーして…。それにしても影絵で作ったお嬢さんのレーシーな衣装の見事なこと!!極上のアートですよね〜。

  • tulip

    コットンさんから教えていただいた本。藤城清治さんの影絵を見たいと思い、図書館から借りました。アンデルセンのお話はいつも切ないですね。毛皮商人の家のお嬢さんと、婚約を祝った時のぶどう酒びんのお話。びんの色合いがとても綺麗です。緑も、ワイン色も。森へ向かう馬車、嵐の中の船、空に浮かぶ気球、どの絵も繊細でため息が出ました。

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